肩が硬い、背中が張っている。だから揉んでほぐす——そう思っていませんか。プロのマッサージ師さんや整体師さんでも、多くの人が当たり前のようにこの考え方を信じています。
こんにちは、宮崎ほくとです。神経科学に基づいたトレーニングの資格を持つトレーナーとして、体を根本から変える方法をお伝えしています。
結論からお伝えすると、筋肉は「物理的にほぐれるもの」ではありません。揉んでいるときに実際に起きているのは神経への刺激です。この当たり前のコンセプトを知っているだけで、もっと効率的で効果的なセルフケアが見えてきます。ポイントは「筋肉をほぐそうとしないこと」と「感覚に意識を向けること」の2つだけです。
マッサージの常識は間違っている
みなさんは、硬い筋肉は揉んでほぐす物。そんな風に思っていませんか?
実際、プロのマッサージ師さんや整体師さん、多くの人が当たり前のようにこの考え方を信じています。
そこで……「どこをどんな風にほぐせば筋肉はより解れるのか!」なんて議論が行われているわけですが、私から言わせると、物凄くナンセンスな話です。
筋肉は物理的にはほぐれない
と言うのも、筋肉は「物理的にほぐれるもの」ではないからなんですね。
実際、筋肉を揉んでいる時に起こっているのは、神経への刺激です。
そういった当たり前のコンセプトを知っているだけで、もっと効率的で効果的な方法が見えてきます。
効果的なセルフケアマッサージ — 2つのポイント
具体的なやり方は、記事の最後にある動画をご覧ください。押さえていただきたいポイントは2つだけです。
- 筋肉を解そうとしないこと
- 感覚に意識を向けること
「ほぐしてやろう」と力を込めるほど、目的から遠ざかります。触っている手ではなく、触られている側の感覚に注意を向ける。これが効かせるコツです。
⚠️ 皮膚が赤くなる、痛みが出るほど強くこすらないでください。傷・湿疹・かぶれのある場所、日焼けあとは避けます。皮膚が弱い方や、血をサラサラにする薬を飲んでいる方は特にやさしく。これは治療ではありませんので、痛みやしびれが続く場合は医療機関を受診してください。
いつやるか — 朝がおすすめ
1日の中で何回でも行っていただけますが、特に朝がオススメです。
複雑な体操をするよりも、これだけで体のコンディションを整えてくれます。
ブラッシングの本当の意味
話は変わりますが、競馬場の厩務員さん達は、馬達をブラッシングする事が日課です。
全身くまなく擦ってあげることは、ただキレイにするだけじゃなくて、馬のパフォーマンスにも直接影響があるということですね。
もし、この記事と動画を見てくれている厩務員さんがいたら、特に顔を多めにブラッシングしてあげる事をオススメします。
みなさんもぜひ試してみて下さい。
まとめ
- 筋肉は物理的にはほぐれない。「どう揉めばほぐれるか」という議論自体がナンセンス
- 揉んでいるときに実際に起きているのは神経への刺激
- だからセルフケアのポイントは2つ。①筋肉をほぐそうとしない ②感覚に意識を向ける
- 1日に何回でもOK。特に朝が効果的。複雑な体操より、これだけで整う
- 厩務員さんが馬をブラッシングするのも、見た目のためだけでなくパフォーマンスに直結している
- ⚠️ 赤くなるほど強くこすらない。傷や湿疹のある場所は避ける
