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2017.05.08

  • 身体能力を高める

知らなきゃ損!!トレーニング効果を最大化する三つの方法。

知らなきゃ損!!トレーニング効果を最大化する三つの方法。

(この記事は2017年7月20日に更新されました)

自分の身体を変えたい!と思ってトレーニングやエクササイズを始める人は沢山いるけど、身体ってなかなか自分の思い通りに変わってくれないですよね?

そこで今日は、その理由と対処法を1つ説明したいと思います。

知らなきゃ損!!トレーニング効果を最大化する三つの方法。

身体が変化する事とは?

 
理想の体型を得る事、筋力がつく事、身体が柔らかくなる事、スポーツが上達する事、新しい知識を覚える事、全てに共通するプロセスってなんだと思いますか?

それは、何かしらの刺激に対して《脳が適応し、変化していく事》なんです。

筋トレや、ストレッチをしていると、「直接筋肉を鍛えている、伸ばしている」様な感覚になりますが、そういった身体の変化は脳の変化に続いて起こるものです。

考えてみれば当たり前の話ですが……

しかし、その基本を考えてトレーニングやエクササイズをするのと、そうでないのとでは雲泥の差があります。

脳の適応は様々

でも実は、適応には、ポジティブな適応と、ネガティブな適応があります。

トレーニングやスポーツでは、上達していく過程でチャレンジが必要になりますよね??

しかし、人間の脳は、「生き延びること」を最優先するようにプログラミングされています。そのためチャレンジを《脅威》として認識すると、ネガティブな適応の仕方をします。

筋肉をつけたり能力をあげる代わりに、
「不必要な緊張を増す」
「痛みを発する。」
「疲れ易くさせる。」
「モティベーションや筋力自体を低下させる」

など、そのアクションをやめさせるような変化を起こします。

「不必要な危険はおかさない。」

エネルギー効率を考えると、一番良い作戦だと思いませんか??

長期的に見ると健康に良いことであっても、あなたの原始的な脳の部分今その瞬間を生き延びることだけしか考えないのです。

そんな時、身体は思ったように変化してくれません。
また、お気付きのように「アクション」を止めさせようとする為に脳が起こす変化は、僕たちが身体の不調と呼んでいるものなのです。

事実、
AmericanAcademyOfSportsMedicine の研究では、毎年エクササイズをしている人の約42%が身体を壊していると言われています。

身体のネガティブな適応を避ける方法

ここまで、適応の仕方は様々と言うことを見てきました。

では、どのようにすれば好ましくない適応を避ける事ができるのでしょうか??

1. 脳のエネルギーを考える。

トレーニングで鍛えているのは脳です。身体は脳に起こった変化を反映するものです。
脳が変化するのには、十分な量のエネルギーが必要です。
そのエネルギーとは….. 酸素グルコースです。

エクササイズの前にきちんと食事をしたかどうか確認して下さい。
疲れてお腹の空いた状態では、十分な効果を得ることはできません。
ダイエット中のあなた…. 心当たりがありませんか?

同時に、呼吸もすごく大切です。

ヨガなどで見かける、呼吸のエクササイズ。
また、胸椎、胸郭のモビリティエクササイズなどがすごく効果的です。

2. 脅威をマネージメントする

 身体が良くない適応をしようとしている兆候として、防衛反射があります。防衛反射とは、目前の危険から身を守るための反射です。

たとえば、目の前から石が飛んできたとき。あなたはどんな反応をしますか?
 
眼を瞑る。
 
顎をひく。
 
歯を食いしばる
 
肩が上がる。
 
猫背になる。
 
呼吸が浅くなる。
 
視野が狭くなる。
 
全身の緊張度合いを増す。

実はこのような反射、日常のあらゆる場面で起こっています。その引き金になるのは、身体が感じる潜在的な危険=脅威なのです。

ジムで重いバーベルを持ち上げている人や、初めて行うエクササイズを練習している人をイメージして下さい。

歯を食いしばって、姿勢が崩れた状態で頑張っている人を見かけませんか?

防衛反射が起こると言うことは、脳がエクササイズやトレーニングを危険なもの。つまり、脅威として認識しているという事なのです。

そんな時の対処法は

負荷を減らす。

スピードを遅くする。

動きをより簡単なものにする。

3. 退屈なトレーニングやエクササイズをしない!

「あー、今日もトレーニングしなくちゃ… 」

脳は、常に新鮮な刺激を求めています。
意外かもしれませんが、退屈な物は脳にとって脅威なのです。

同じトレーニングの中でも変化をつけたり、新鮮な刺激をくれる楽しいエクササイズを探しましょう!

最後に

いかがでしたか?

ほんの少し、身体の仕組みを知って意識するだけで、同じエクササイズから得られる効果は大きく変わります。

せっかく自分の身体に興味をもって努力をするなら、確実な方法で成果を出して下さいね!

コメント、感想、シェアお待ちしております。

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この記事をかいた人

宮崎 ほくと

宮崎 ほくと

〜馬とはカラダで会話する〜究極の【人馬一体】を目指す現役JRA騎手。日本で様々なトレーニング・整体・ボディーワークを経験。自ら渡米し最新の脳神経学に基づくトレーニング理論を学ぶ。

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