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2023.10.18

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【整体でも治らない】首コリを治す方法

こんにちは、

体に詳しすぎるアスリートことカラダマニアジョッキーこと宮崎北斗です。

皆さんの体を機能的に支えていくアイディアをご紹介しています。

今日は、皆さんの首の痛みや動きの問題を、目を使って取っていきます。

首の問題と言ってもさまざまな原因があり、

舌、目、横隔膜、腕、前庭器官というバランスを感じる器官など、

数えだしたらキリがありませんが、

問題を特定する必要は、実はそれほど重要ではありません。

例えば首の痛みは、さまざまな問題の積算で起こっています。

バケツのようなものを想像してみてください。

そのバケツに、みなさんが抱えている色々な問題が溜まっていきます。

そして、ある一定のレベルに達したとき、それが痛みや動きの悪さの問題として現れます。

ですから、このバケツの中からその問題の一つを取り除いてあげるだけで

問題が解決されることは少なくありません。

今回お話しするのは、目と首の筋肉のつながりです。

その関連性は、視蓋脊髄路や内側前庭神経核、小脳虫部など色々な部分でつながっています。

それぞれを説明すると長くなってしまいますが、基本的には、

目を動かすことで首の痛みが取れたり、首の筋肉のバランスが良くなる、ということです。

首の動きのチェック

それでは、ハルナさんの首の動きをチェックしていきます。

まず、最初に首を左右に傾けてください。

まっすぐに戻って、右と左を向いてみてください。

硬さや動きの悪さは、どこか感じますか?

ハルナさん(以下「ハ」)「若干、右が痛い」

右側が痛い、腫れているということですね。

右側の首の筋肉とのつながりを考えて最初に思い浮かぶのは、

反対方向への目の動き、これを円滑性追視といいます。

この動きが僕は少し気になりますので、

ハルナさんにはまず、それをチェックしていただきます。

トレーニング

この黒い点を見ながら、横にゆっくり動かしてください。

右側が痛いのに左側で、目をつむってまっすぐ真ん中に戻ります。

目を開けて、ゆっくり目の追える範囲で、目をつむって真ん中に戻ります。

気持ち悪さはありませんか?大丈夫でしょうか。

目を開けて、これでもう一度動きをチェックします。

左には、少し行きやすくなったと思いますがどうでしょうか。

ハ「ちょっと軽くなった」

最初に、痛む方向と逆方向に目を動かしてみてください。

3回ほど行った後、同じように首の動きをチェックし、まず動きの変化を確かめます。

皆さんに行っていただきたいのは、さまざまな方向に目を動かすこと、

その中で、首の動きが「どこで一番良くなるか」をチェックすることです。

次に、同じように右に動かします。

目を瞑って、戻る、これを3回繰り返します。

同じように首を左右に倒してみます。

捻ってみて、両方同じくらいになりましたね。

先ほどの、左へ行った時の方が良い感じです。

今度は上に行ってみます。

目を瞑って戻ります。3回繰り返します。

これでチェックします。

ハ「なんかちょっと硬くなる感じ。」

逆に硬くなりますね。確かに、少し硬そうに見えます。

同じように今度は下です。

3回繰り返した後に、もう一度チェックします。

あまり良くないようです。

もう一度、最後に左へ行きます。

顎を押さえて、同じように3回行います。

チェックします。

ハ「ハリ感がない」

こっちの方がハリ感がないですね。

このように、前後左右の4方向のみ行いましたが、

斜め左上・左下・右上・左下、これらも全部行うと、

前後包括的にチェックすることができます。

目を動かす方向によって、脳の活動具合が左右で変わります。

とても複雑ですが、このように色々チェックすることで、

自分の問題を取り除いてくれる目の方向や目の動かし方が見つかるはずです。

もし、行っているときに気持ち悪さを感じる方は、

座った状態で目をつむり、同じように試してみて下さい。

目をつむったまま動かすことはあまり無いと思いますが、

そうすることで、視覚情報のストレスを減らしながら目のトレーニングができます。

そうしてチェックすると良くなったりすることが多いので、ぜひやっていただきたいです。

今日は、目を使った首の不調の取り方の簡単な方法をご紹介しました。

どうもありがとうございました。

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この記事をかいた人

宮崎 ほくと

宮崎 ほくと

〜馬とはカラダで会話する〜究極の【人馬一体】を目指す現役JRA騎手。日本で様々なトレーニング・整体・ボディーワークを経験。自ら渡米し最新の脳神経学に基づくトレーニング理論を学ぶ。

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