ストレートネック改善方法【Neck mobility exercise】

皆さんこんにちは、宮崎ほくとです。

「ストレートネックと言われた」「首が前に出て、肩こりや頭痛がつらい」——そんな悩みはありませんか?

結論からお伝えすると、ストレートネックは「同じ姿勢のせい」だけではありません。首のポジションは、目・三半規管・首の感覚神経という3つの感覚器官の情報をもとに、脳が常に最適な位置を保とうとして決めています。

つまり、この3つのどこかに問題があると首の位置が崩れるということ。この記事では、そのうち首の感覚神経(プロプリオセプション)を改善して、首の動きとポジションを整える方法をご紹介します。

ストレートネックで首の不調に悩む人のイメージ

ストレートネックの本当の原因

一般的には「ずっと同じ姿勢でいるから」と言われます。しかし、もう一歩踏み込むと、首は目(視覚情報)・三半規管(平衡感覚)・首の神経(固有感覚)の3つの情報を使って、常にベストなポジションを保っています。

ですから、首の位置が悪いときは「このどこかに問題が起きている」と考えます。今回は、そのうちの首の感覚神経にアプローチしていきましょう。

首のポジションを決める目・三半規管・首の神経の関係図

ステップ①:首の可動域をチェック

まずは現状の確認です。皆さんも一緒にやってみてください。

  • 首を左右に倒す(側屈)
  • 首を左右にひねる(回旋)

できるだけゆっくり行い、途中で痛みが出ないよう注意しましょう。この可動域がビフォーの基準になります。

首を左右に倒して現在の可動域を確認するチェック
首を左右にひねって可動域を確認するチェック

ステップ②:上部頸椎(1・2番)を動かす

首の上側、頸椎1番・2番は、反対側の側屈を加えると動きが良くなります。

耳の下にある硬い骨、その下あたりを触りながら、軽く左右に倒します。左に倒したところで止め、そのまま右にひねる——これだけで首の動きが変わります。反対側も同様に、右に倒して左にひねりましょう。びっくりするほど動くので、必ずゆっくり行ってください。

耳の下の骨の下あたりを触って上部頸椎を意識する
頸椎1・2番:左に倒して右にひねる反対側側屈の動き
反対側も同じように行う上部頸椎のエクササイズ

ステップ③:下部頸椎(3〜7番)を動かす

首の下側、頸椎3〜7番は、上部とは逆に同じ方向に動きを加えると良くなります。

右に倒したところでストップし、そのまま右にひねる。そこからもう少し右に倒すと、さっきより深く倒せるはずです。まっすぐ戻り、反対側も同様に、左に倒して左にひねり、もう一度左に倒します。

頸椎3〜7番:右に倒して右にひねる同方向の動き
下部頸椎の反対側も同じように行うエクササイズ

ステップ④:もう一度可動域をチェック

これらの動きを何回か練習したら、最初に確認した倒す動き・ひねる動きをもう一度チェックしてみましょう。たったこれだけで動きが全然違うのを実感できるはずです。

エクササイズ後に首の動きが改善した状態

動画で動きを確認する

倒す・ひねるの組み合わせは、こちらの動画で実際の様子を確認してみてください。

まとめ

ストレートネックは、首の感覚神経を整えることで動きが変わります。今日のポイントを振り返りましょう。

  • 首のポジションは目・三半規管・首の神経で決まる
  • 上部頸椎(1・2番)は「反対側の側屈」で動かす
  • 下部頸椎(3〜7番)は「同じ方向」で動かす
  • すべてゆっくり、痛みのない範囲で行う
  • 最後にビフォーアフターの可動域を比べる

首の動きは、正しい方向に情報を足してあげるだけでどんどん良くなっていきます。ぜひ習慣にしてみてください。

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