2023.08.18
- 不調を治す
- 脳と身体の仕組み
- 身体能力を高める
ぶれない体幹の作り方
![](https://neuro-training.jp/_official/wp-content/uploads/2023/07/Health-22.jpg)
今日は体の軸についてお話したいと思います。
体幹を安定させるというと、多くの人が、腹筋や背筋を意識的に固めようと思っていることが多いです。
しかし、実は脳が反射的に作り出しています。
今日は、反射的に軸を作る部分の小脳虫部に刺激を加え、体幹を安定させる、ということを試したいと思います。
小脳のチェック
まず、どちらの小脳に刺激を加えるか、決めるためのテストをします。
片手でできるだけ早くお煎餅を焼くような動作をします。
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同じように反対も試します。右手の方が少し下手ですね。
なので今日は右側の小脳に刺激を加えてみて、その変化を確かめます。
バランスチェック
まず右足で行います。
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次は左足で行います。脊柱起立筋群というのが小脳虫部と繋がっています。
そこに刺激を入れて、どのように体が反応するのかを確かめます。
エクササイズ
まず軽く足を開き、膝を軽く曲げます。
脊柱起立筋群は、頭蓋骨の後ろから仙骨のちょうど裏あたりまで繋がっているので、
この辺り全体を緊張させていく感覚で行います。
右側を緊張させたいので、体全体を右に倒していきます。
このときに本当は頭を一緒に動かしてほしいのですが、少し難しいので最初は首の骨から下で行っていきます。
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その状態で、右に体をひねっていきます。このときに骨盤が動かないように気をつけます。
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その状態で、背骨全体を反らせていきます。
骨盤を前傾させると、右側の脊柱起立筋群全体に収縮感、筋肉が緊張してる感覚が得られると思います。
まずはそこを見つけてください。
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見つけられましたか。
ハルナさん(以下「ハ」)「はい」
元の体勢に戻し、今度は今の縮めた筋肉を全部伸ばしていきます。
まず左に倒し、体全体を左にひねります。骨盤は動かない状態で背骨を全部丸めていきます。
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すると脊柱起立筋群が全部一番長い状態になります。
このときにストレッチにもなっていますので、痛すぎない程度に行ってください。
元の体勢に戻し、同じようにもう一度収縮させていきます。
大体3セットほどやってみて、体幹が安定したかチェックしていきたいと思います。
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最初より少し安定しました。
これだけだと、ただの背筋トレーニングのようなので、もう一つ皆さんにご紹介します。
小脳虫部は、目の上下の動きをコントロールしていますので、今度はその刺激を入れてみます。
左目を隠し、僕のこの指の先を見て、目で追ってください。
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若干少し疲れが見えたので、この辺でストップします。
右足でもう一度立ち、安定したところでもう一度目を瞑ってください。
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このように、いきなりは強くなりませんが、脳の働きを考えてトレーニングも行うことが大事です。
よくある考え方で、トレーニングした後に体にダメージを与えてそこから回復させるということも
言われていますが、それ以上にトレーニングの効果は、脳に入った刺激が脳にどういう変化を起こすか
というところがすごく大事です。
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