神経学トレーニング

個人セッション予約

会員専用サイト神経学トレーニング

BLOGブログ

2022.12.07

  • カラダマニアちゃんねる
  • 不調を治す
  • 身体能力を高める

ガチガチの背中を解放する『マッサージ&トレーニング』

今回はガチガチの背中を開放するマッサージとトレーニングを

組み合わせたテクニックをご紹介します。

世の中にはマッサージをする人、トレーニングをする人と分かれているような気がしますが、

どちらも脳への刺激という視点で考えていくと同じことで、

組み合わせて行うことができます。

どういうことなのか説明しますと、

トレーニングは、筋肉を動かしたら筋肉が動いている刺激が脳にいきます。

マッサージも同様に触られたら刺激が脳にいきます。

自分の身体がどんな刺激を求めているか、

それによって何が必要かということが変わっていきます。

トレーニングはもちろんトレーニングなんですが、

マッサージや整体も実は自分の感覚をトレーニングしていると考えることができます。

そこで効果的になるのが感覚をトレーニングしながら実際に動きをトレーニングする、

そうすることで自分の感覚野、運動野両方を使い、自分の身体を整えていくことができます。

これからその方法をご紹介します。

今回は背中のマッサージとトレーニングになるので、

自分で行う場合はかなり難しくなりますが、画像のテニスボールなどを用意してください。

柔らかめのボールを使いながら行なっていきたいと思います。

この記事の内容

トレーニング

皆さんには、ボールを背骨のそれぞれのポジションに当てながら、自分の体を動かしていただきます。

その中で自分がここの部分を動かしているということを明確にイメージしながら行ってください。

そうすることで自分の感覚をよりトレーニングしていくことができます。

最初にご紹介したいのは背骨についてです。

これからほぐしていきたい、改善していきたい背骨の部分がどこか。

だいたい首の付け根から後ろに手を当てたあたりが胸椎で、この部分は肋骨があることもあり

多くの人が動かなくなりがちです。

そこでこの部分を開放していきたいと思います。

まず最初に、それぞれのセグメント、胸椎と言いましたが、

その中で5か所くらいに分けてこのボールを動かします。

また5か所の中でも、左側と右側を分けて行ないます。

仰向けで行うこともできますが、痛すぎる方もいるかと思いますので、

まずは壁を使って行うことをおすすめします。

最初に、ボールを自分の首のちょうど下あたりを背中で壁に押し付けます。

ボールを置く場所は背骨の真上ではなく少し左側、左と右に分けてやっていきますので、

まずは左側から行きたいと思います。

左側に置いてボールを支点にしながら左右に動いていきます。

少し押し付けながら、ボールが支点になっていないとボールがあちこちに動いてしまいます。

今行うことは背骨の胸椎を動かすことですが、

ただ動かすだけではなく、背骨の椎体のひとつひとつを動かしていくことを脳に教えているわけです。

そのために感覚を使っていきます。

そこにボールを当てて「ここを特定的に動かしたいんですよ」ということをやることで、

普段動かない場所が段々動くようになっていきます。

左右ができたら今度は前後に行いたいと思います。

前後をやる場合には、今ボールが当たっている場所を押すようにして背中を丸めていきます。

ボールが当たっている部分が頂点になるように背中を丸めていきます。

グッと後ろに押してあげます。

何回かできたら少し下に移動して同じように少し寄りかかりながら左右に動いていきます。

動かしていく中で、ここが気持ちいいなという場所があると思います。

その場所を重点的に行うといいと思います。

前後にもやっていきます。

丸めて反らして、反ることはあまりできないと思いますので、

丸めてグッとボールを後ろに押し付けるようなイメージで丸めていきます。

少しずつボールを下に下げていくと、動く場所が変わっていきます。

一番下まで同じように左右から行います。

そうするとかなり動く範囲が下になり、横により動くようになってきます。

丸めて背中で押すのもやります。

このように背中4-5箇所くらい行い、左側が終わったら、右側へいきたいと思います。

右側も上から首の真下あたりにボールを置いて左右に動かし、背中を丸めて押します。

ちょっと下にずらしてもう一度左右から、ボールが視点になるように左右に動かします。

そして押します。

さらに下にずらしてまた左右に動かします。

動かす場所を変えながら、背骨をピンポイントに動かしたい場所へ動かしていきます。

丸めて押すのも行います。

そして一番下あたり、ちょうど腰の一番上あたりにボールを置いて

ここもしっかり動かしていきます。丸めいきます。

ここまで行ったところで、自分の体を確認していただくと、

だいぶすっきりした感じがするのではないでしょうか?

今やってきたこの感覚ですが、もちろんマッサージとしてとらえることもできますが、

このように自分の動きを組み合わせて行なうとさらに効果が定着しやすくなります。

そのような意味合いでとらえてぜひこのトレーニング行っていただければと思います。

よかったらシェアしてね!

List

この記事をかいた人

宮崎 ほくと

宮崎 ほくと

〜馬とはカラダで会話する〜究極の【人馬一体】を目指す現役JRA騎手。日本で様々なトレーニング・整体・ボディーワークを経験。自ら渡米し最新の脳神経学に基づくトレーニング理論を学ぶ。

神経学トレーニング

神経学トレーニング

神経学トレーニング

関連記事

神経学トレーニング

神経学トレーニングで体を根本から変える

神経学トレーニングによって、原因不明のあらゆる不調を改善できます。
整体やトレーニング、そんな領域を超越した、あなたの脳と体を100倍のスピードで進化させる方法を提供していきます。

個人セッションの予約はこちらから

オンラインスクール会員専用サイト神経学トレーニング