【即マスター】不調改善・パフォーマンスアップに効果的なテーピングの具体的なやり方

テーピングを買ってはみたものの、貼り方がわからず引き出しに眠っている。ネットで調べても「この筋肉に沿って」「何度の角度で」と難しそうで手が出ない——そんな方に朗報です。

こんにちは、宮崎ほくとです。神経科学に基づいたトレーニングの資格を持つトレーナーとして、体を根本から変える方法をお伝えしています。

結論からお伝えすると、テーピングの効果の80%以上は「気になる場所にただ貼るだけ」で得られます。あのペラペラの布に筋肉を支える力はありません。効いているのは皮膚に感覚が増えて、脳がその場所を正確に認識できるようになることだからです。だから筋肉の走行も角度も、そこまで気にしなくて大丈夫です。

テーピングは「筋肉をサポートするもの」ではない

今回は、皆さんにテーピングの貼り方をご紹介していきます。

テーピングを使ってみたい、効果があるのはわかっているけれど貼り方がわからない。そんな風に思っている方は多いと思うんですけれども、これ、意外と簡単です。

僕は全米シェアNo.1のテーピングの会社、ロックテープのインストラクター資格を持っていますから、その僕が皆さんに超効果的なテーピングの方法を紹介していきたいと思います。

まず最初に、なぜテーピングを貼っていくのかということですが、これは痛みを取りたいとき、症状を和らげたいとき、もしくはトレーニングとして使っていくということになります。

一般的にはこういったテーピングは、筋肉をサポートするもの、関節を物理的に固定するもの、そういう風にとらえられていることが多いんですが、特にキネシオロジーテープに関していうと間違った考え方ということになります。

なぜかというと、このテープを見てもらえばわかる通り、ぺらぺらの布のテープ1枚ですね。

ぺらぺらの布でできたキネシオロジーテープ。1枚のテープを手に持っているところ

こんなもので僕たちの身体の筋肉の働きをサポートできるわけありません。まずはそこを認識しておいてください。

効いているのは「皮膚に感覚が増えること」

ですが、テーピングはものすごく効果的なツールであることは知られています。では効果のもとはいったい何なのか、ということになってきますが——

それはほとんどの方が理解しているのとは全く違い、実は貼った場所に感覚が増えることによって、脳がその場所を正確に認識できる。そしてその部分を信頼して、より正確に動かせるようになる事だと言えます。

ではそういったことを知るのがなぜ重要かというと、テーピングの効果の80%以上は、ただ貼るだけでも得られるということがわかるからです。

貼り方によっては、皮膚を若干浮かせてその下の間質液やリンパの流れを良くするということが出来たりもするんですが、そこまで考えなくても、ただテーピングを買ってきて、これから動かしたい場所や、痛みがある場所、不安がある場所に貼ってあげるだけで感覚のトレーニングになります。

他の記事でも言っているように、身体を正確に動かしたり、パワーを発揮させるためには、その部分を正確に感じられるようにすることが大事です。テーピングはそれをするために、ものすごくよいツールだということがわかります。

テーピングのやり方

⚠️ テープは皮膚に直接貼ります。かゆみ・赤み・ヒリつきが出たらすぐにはがしてください。傷や湿疹のある場所、日焼けあとには貼らないこと。貼りっぱなしにせず、こまめにはがして皮膚を休ませます(かぶれの原因になります)。皮膚が弱い方は目立たない場所で試してから。テーピングは治療ではありませんので、痛みが続く・強くなる場合は医療機関を受診してください。

まず今の動きをチェック

今日は多くの人が問題を抱えている腰のテーピングをしてみたいんですけれども、皆さんに試していただきたいのは、自分の動きをチェックするということです。

テーピングを貼る前に前屈をして腰の動きをチェックしているところ

足をぴったりくっつけて前屈してみたり、腰をしばらく動かしてみて、その感覚を見てみてください。

テープの角を丸く切る

そしてテーピング。僕はロックテープのインストラクターなのでロックテープをもっていますが、皆さんは普通に薬局で売っているようなテーピングで大丈夫です。

まず最初にテーピングの角を取ります。

テープの四隅をハサミで丸く切り落としているところ

こうして角を丸くするんですが、なぜこうするかというとはがれにくくするためです。なので、めんどくさかったらそのまま貼ってしまっても構いません。

気になる場所にペタッと貼るだけ

自分で貼るときには真ん中を切って、粘着部分は触らないようにして腰を出して、こんな形でただ貼るだけです。

台紙の真ん中を切り、粘着面に触れないようにして腰にテープを貼っているところ
腰にテープを貼り終えた状態

もう1つポイントとしては、少し皮膚を伸ばした状態、ストレッチした状態で貼ると、立ち上がったときに皮膚が若干浮くような形になって、リンパの流れをサポートしてくれることにもなります。

そして貼るときに、引っ張ったり伸ばして貼る必要はありません。自分の気になる場所にペタッと貼ればいいだけです。

何度も言っているんですが、筋肉のサポートをすることはできませんね。あくまで僕たちがテーピングの影響を与えられるのは皮膚です。

ですから、「この筋肉に沿って貼らないといけないのではないか」「縦・横・斜め、どれがいいか」など、そこまで考えなくても大丈夫です。皮膚に貼って、その感覚を感じられていれば80%の効果は得られているということになります。

貼ったあとに、もう一度動きを確かめる

その証拠に、実際、自分の可動域が変わるかみてみましょう。

テープを貼ったあとに前屈をして、可動域の変化を確認しているところ

こんな感じで動きがよくなりますね。動きやすいし、不安がない感じを得られます。

こんな感じでテーピングは実はすごく簡単に使えて、多くの人に使ってもらいたいツールです。

トレーニングの前に、動かす場所に適当にペタッと貼って感覚を増やしてもらってもいいですし、日常生活で不安のある場所、痛みが出やすい箇所にペタッと貼っておく。ただそれだけで皆さんの症状が改善されたり、動きが変わるということが起こってきますので、ぜひ取り入れてみてください。

今日も見てくださって、どうもありがとうございました。

まとめ

  • キネシオロジーテープはぺらぺらの布1枚。筋肉を支える力はない
  • 効いているのは皮膚の感覚が増えて、脳がその場所を正確に認識できるようになること
  • だから効果の80%以上は「ただ貼るだけ」で得られる。筋肉の走行も角度も気にしなくていい
  • 角を丸く切るとはがれにくい(面倒ならそのままでOK)
  • 引っ張って貼る必要はない。皮膚を少し伸ばした状態で貼るとリンパの流れの補助にもなる
  • 貼る前と後で前屈をチェックすると、その場で違いがわかる
  • 使いどころはトレーニング前の感覚づくりと日常生活で不安な場所
  • ⚠️ かゆみ・赤みが出たらすぐはがす。貼りっぱなしにしない。痛みが続くなら受診を

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