2023.07.31
- 脳と身体の仕組み
- 身体能力を高める
肩の問題を脳科学で解決!
皆さんこんにちは、宮崎北斗です。
今日は肩の動きや痛みの問題を解決する方法をご紹介します。
四十肩や五十肩、野球肩もそうですが、肩に問題を抱えている人はすごく多いと思います。
僕が何回も言っていることがあります。
それは、どこかに痛みがある時、必ずしもその部分に問題があるとは限らないということです。
今日皆さんに紹介したいのは脳幹毛様体です。
この部分はいったい何をするところかというと、正常に働いてくれている時に同側、
つまり右の脳幹毛様体なら右半身の痛みを遠心性で抑制してくれる、こういう働きがあります。
実際にはそれだけではなく、血圧をコントロールしたり、屈筋と伸筋群のバランスを整えたり、
筋肉の緊張度合いをコントロールしたりといろいろな役割があります。
正常に働いていないといろいろな問題が起こってくるわけなのです。
今日はこの部分を活性化する方法を皆さんにご紹介します。
そうすることで、皆さんの肩の痛み、動きが良くならないかを試していきます。
脳幹網様体とすごく深い関係にある筋肉は長指伸筋です。
それでは、これから手の指の長指伸筋のトレーニングをしていきます。
そうすることで、肩の問題にアプローチしていきます。
この筋肉は、腕を出してもらい、だいたい肘のあたりに出っ張りがあると思いますが、
この辺から指の人差し指、中指、薬指、小指、この辺に向かってついている筋肉です。
ではハルナさんとやっていきましょう。
可動域チェック
最初に肩の可動域をチェックしていきます。まず右と左、横からも上げてみてください。
反対側の腕も同じように行います。
ハルナさん「左の方が硬い」
そうですね、ちょっと左の方が硬い感じに見えますね。
それでは今日は左でやっていこうと思います。
エクササイズ
ではエクササイズを始めていきましょう。
このエクササイズの目的は、長指伸筋を最大限に動かしていくことが目的なので、
最初に最大限ストレッチしたポジションに持っていき、最大限緊張させていきます。
まず指の第1関節から曲げていって握り込んでいきます。この状態で手首を曲げます。
そうすると最初に触った肘の出っ張りから、指までの手の裏側にすごいストレッチを感じると思います。
その感覚を感じられたら、リラックスして手を広げてもらい、これから緊張させていきます。
まず指を最大限に親指から開きます。その状態で指を反らせていきます。
この反らせた状態を保ちながら、手首を反らせていきます。
人によって肘を曲げた方が良い方と伸ばした方が良い方います。
まず伸ばしてみて、この肘の出っ張りから指先までできるだけ近づけてくるようにして力を入れていきます。
今どうですか?
ハ「つる」
つりそうな感覚であればうまくできている証拠です。あくまでもつらないようにしてください。
一つ注意点ですが、やってる最中で人差し指、中指、親指、この辺りの手の平に、
もしかしたらピリピリする感覚があるかもしれません。
もしあったとしたらそれは神経です。神経にテンションがかかりすぎてしまうと、
もしかしたら良くないことがあるかもしれないので、その場合は肘を曲げて行ってみてください。
次にもう一度、最大限ストレッチしたポジションにもう一度持っていきます。
伸びる感覚を感じられたら、同じように順番にいきます。
指を広げて指をそらして手首を反らせて肘を伸ばします。
肘から思いっきり近づけてくる、大事なのはこの時に筋肉が緊張してる感覚を感じることです。
最初はかなりきついと思うので、大体2セットぐらいを行い、もう一度自分の可動域を試してみます。
元のポジションに戻って、左肩の可動域をチェックしてみてください。
とても動きやすいですね。
ハルナさんの場合は、このエクササイズをかなりやっているので、そこまで変化がないように見えるかもしれません。
やってみるとすごく多くの方で効果を実感していただけるエクササイズになっています。
皆さんもぜひ試してみてください。
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