アスリートが教える股関節のワーク(レベル1)

アスリートが教える股関節のワーク(レベル1)

皆さんこんにちは、宮崎ほくとです。今回は股関節の簡単なワーク(レベル1)をご紹介します。

結論から言うと、つらい筋トレをしなくても、股関節の「動かし方」をトレーニングするだけで、その場で体のコンディションが良くなります。ポイントはゆっくり、股関節そのものを動かすこと。それだけです。

アスリートが教える股関節のワークを紹介する宮崎ほくと

全員が「アスリート」——普段の動きを効率化する

トレーニングと聞くと「つらい・面倒・時間がかかる」と感じるかもしれません。でも僕のトレーニングはその場で効果を実感できるもの。ボディビルダーのような筋トレは不要です。

誰もが自分の体を使って生活しています。その意味で全員がアスリート普段の動きをより効率の良いものに変える——今回はその中でも最も重要な股関節をテーマにします。

股関節は「思っている場所」とは違う

「股関節はどこ?」と聞くと、多くの人が違う場所を指します。実際は鼠径部のちょうど真ん中あたりに、ソケット状(寛骨臼)にはまっている関節です。骨盤から外へ、少し斜め内側に向かう「くの字」をイメージしてください。

多くの人が股関節だと思って指す位置(実際とは違う場所)
鼠径部の中央にソケット状にはまる股関節(寛骨臼)の位置イメージ

なぜ股関節が重要なのか?

股関節は歩く時に大きな負担がかかる場所であり、腰に近いため、股関節の動きが不十分だと腰が代償して腰痛の原因になります。

さらにあまり言われないのが関節運動反射関節の可動性を良くするだけで筋肉が十分に働くようになるという、筋力と可動性の密接な関係です。つまり股関節の可動性をトレーニングするだけで、つらい筋トレは不要なのです(体幹の小腰筋・大腰筋は大腿骨の小転子に付着しています)。

股関節ワーク【実演】

まず股関節を動かして行きづらい方向を見つけたらそこでストップ(私は内側が行きづらいので内側で行います)。

時間がない方向けのやり方

最大のポイントは絶対にゆっくり動くこと。速く動くと普段の動き方になり、股関節ではなく本来動かすべきでない場所を動かしてしまうからです。

足を前に出して内側に捻り、1周10秒かけて円を描きます(1,2,3…10)。円の大きさは動かせる範囲でOK。後ろに引くとき骨盤が前に出がちなので、骨盤はまっすぐ保ち、大転子を触りながら股関節から後ろに引く意識で。

足を前に出して内側に捻り1周10秒かけて円を描く
骨盤をまっすぐ保ち股関節から後ろに引く動き

左右1周ずつ行うだけでも、立ち姿や歩き方が大きく変わる方が多いはずです。

可動域チェックで効果を確認しよう

トレーニングの前後で可動域チェックをすると、変化が客観的に分かります。腕や体幹の捻り、前屈など何でもOK。やった後に可動域が広がれば、自分に合ったエクササイズです。

トレーニング前後で可動域チェックをして変化を確認する

左右をチェックし、良いと感じた方を重点的に。必ずしも両方やる必要はありません。股関節だけでなく体は全部繋がっています(筋膜の繋がり)股関節から脳の働きを良くすると、他の部分にも影響が出る——可動域の変化とはそういうことです。

まとめ

  • 股関節は鼠径部の中央にある(思っている場所と違う)
  • 可動性を高めるだけで筋肉も働く(関節運動反射)
  • 1周10秒、とにかくゆっくり円を描く
  • 骨盤はまっすぐ、股関節から動かす
  • 前後の可動域チェックで良い方を重点的に

自分の体をチェックしながら、とても重要な股関節のワークをぜひ行ってみてください。

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動画でも実演しています。あわせてご覧ください。

ありがとうございました。

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