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2023.09.06

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アスリートが教える股関節のワーク(レベル1)

皆さんこんにちは、宮崎北斗です。

今回は簡単なトレーニング方法をご紹介します。

トレーニングというと、あまり良いイメージをお持ちでない方もいると思います。

つらい、面倒くさいと、時間がかかる、というように思われる方は多いと思いますが、

僕のトレーニングは、その場で効果を実感して、体のコンディションが良くなります。

僕たちのようなアスリートだけではなく、

誰しもが自分の体を使って生活し、生計を立てています。

そういう観点で言うと全員がアスリート、

全員が自分の体をある程度気を使ってケアしていくべきですが、

ボディービルダーやアスリートが行う筋トレやトレーニングをする必要はありません。

普段の動きをより効率の良いものに変える、

そのためのトレーニングだと考えてください。

その中でも、最も重要と思われる股関節の動きを、

より効率の良いものに改善していく方法です。

股関節はよく言葉で聞くと思いますが、どこにあるか、

皆さんが考える場所とけっこう違うと思います。

股関節はどこにありますか?と聞くと

ほとんどの方がここを指すと思います。

そうではなく、ここから中に入って鼠径部のちょうど真ん中あたりに、

股関節がソケットのような形ではまっています。

形だと、くの字形に曲がっているような感じです。

このソケットを寛骨臼といい、骨盤にはまっています。

骨盤から外に行き、少し斜め内側に向かって骨があるのをイメージしてください。

股関節がなぜ大事か、歩く時にとても負担がかかる場所だからです。

また、腰に近い部分でもあるので、股関節の動きが十分でないと腰にも負担がかかりやすく、

腰がその動きを代用するようになると、腰痛などの不具合が起こります。

もう一つ他のところであまり言われないこととして、強調したいのは関節運動反射というものです。

基本的に筋肉というのは関節を動かすものです。

実はこの筋肉の強さが、関節の可動性と非常に密接な関係があります。

あまり知られていませんが、実はこの関節の可動性を良くするだけでも、

筋肉が十分に働くようになります。

つまり股関節の可動性という、股関節の動かし方をトレーニングするだけでも、

辛い筋トレをする必要はありません。

体幹の筋肉の小腰筋・大腰筋は股関節で大腿骨の内側の小転子というところについていますので、

股関節の動きを良くすると、この大腰筋・小腰筋と体幹、筋肉の働きが

良くなるということが言えます。

股関節を全部の方向に動かすことがとても重要です。

まず、両方の足を目の前に出して、壁などにつかまりながら、

軽く足を前に出して内側と外側に股関節から捻ります。

股関節この外側の触れる骨の大転子から、内側に入った鼠径部の真ん中あたりです。

ここから外と内に捻ってみて、行きづらい方が見つかったらそこでストップします。

僕の場合は内側の方が若干行きづらいです。

そのため内側でストップして、内側でこの全てのエクササイズを行います。

まず、時間がない方向けの方法を行ないます。

ポイントは、絶対にゆっくり動くこと、これだけを意識してください。

早く動いてしまうと、普段動いてる動き方と同じように動いてしまいます。

股関節ではなく、本来動かすべきでない場所を動かすことになりかねないので、

絶対に股関節を動かすことです。

足を前に出して内側に捻って、できるだけ1周10秒をかけて円を描いていく。

この円の大きさは、自分が動かせる範囲で構いません。

まずは前に出して、内に捻って1,2,3,4,5,6,7,8,9,10。

できるのであれば、もう少し時間をかけてゆっくり行なっても構いません。

後ろに行く時にどうしても、骨盤が前に出がちなので、骨盤はできるだけまっすぐの状態を保って、

股関節を少し自分で触りながら、股関節から後ろに引いてくる、

これを意識して回していくようにしてください。大転子を触ってても良いです。

左右1周ずつぐらい行うと、これだけでも立っている様子や歩き方など、

かなり変わる方がとても多いはずです。

これが、皆さんの体をより効率良く使う、皆さんの体を

より良いものに変えていくトレーニングということです。

同じように反対の足でも行うと、どちらかがとても良いと感じる人もいると思います。

基本的には自分が良いと思った方、必ずしも左右両方をやる必要はありません。

トレーニングの前と後に可動域チェックをすると、変化が客観的に分かります。

腕や体幹を捻ることや、前屈など、何でも構いません。

行った後に可動域が広がった効果が得られたら、おそらく自分にとって良いエクササイズです。

それを右と左両方チェックします。右側を行なって可動域チェック、左も同じようにチェックします。

どちらか良い方を重点的に行うということを覚えてください。

股関節だけではなく体は全部繋がっています。

筋膜の繋がりとも言われますが、筋膜だけではなく結局全部繋がっています。

股関節から脳の働きを良くすることにより、他の部分に影響が出ます。

可動域の変化とははそういうことです。

自分の体をチェックしながら、とても重要な股関節のエクササイズを行なってください。

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この記事をかいた人

宮崎 ほくと

宮崎 ほくと

〜馬とはカラダで会話する〜究極の【人馬一体】を目指す現役JRA騎手。日本で様々なトレーニング・整体・ボディーワークを経験。自ら渡米し最新の脳神経学に基づくトレーニング理論を学ぶ。

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