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2023.09.04

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【超小顔】「顔のゆがみ」を整える。皮膚のトレーニング&マッサージ

こんにちは、宮崎ほくとです。

今回は顔の歪みを整えるトレーニング、マッサージを紹介します。

顔の歪みの原因、皮膚とは

顔の歪みの原因には、呼吸、顎の動き、頭蓋骨の縫合関節の動き、

三叉神経の働き、顔面神経の働きなどたくさんありますが、

今回は皮膚の動きを改善していきます。

皮膚は、自分の体内と周りの世界を隔てている一番最初の防御壁、

一番大事な感覚器官です。

この動きを改善すると、顔全体の余計な緊張が減り、

顔のバランスが整います。

顔の歪みは、脳神経、脳幹、自律神経に大きな影響を与えます。

しっかり改善してださい。

それでは早速エクササイズを始めます。

皮膚を動かす

まず鏡で今の自分の顔の感じ、左右バランスなどを確認してください。

そして効果がわかりやすいように、まずは片側だけで行います。

自分の気になる側でエクササイズを行なっていってください。

最初に指を使って自分の皮膚を動かしますが、覚えていただきたいのは、

上下左右斜めの8方向に動かしていくということと、

動かす箇所は5か所、頬骨の上、鼻の頭の上、瞼の上、こめかみ、耳の前、

ここを動かします。

まず2本指を頬骨に当てて、上下に皮膚を動かします。

次は左右に動かします。

次は斜めです。

最後は反対の斜め方向です。

どこかの方向で皮膚が動きづらいところが見つかったかもしれません。

もし見つけられたのであれば、その方向を重点的に動かします。

僕の場合は右上から左下の斜め方向をしっかり行います。

最初はゆっくり、だんだんスピードを速くします。

スピードを速くすると、刺激される神経が少し変わってきますので、

これはまた違うマッサージです。

目の動きを加える

もう一つ行なっていただきたいのは、目の動きを加えることです。

最初に上を見ながら、下、右、左と、こうしていくと、

どこかを見たときに皮膚の動きの変化を実感できるかもしれません。

それがわかったら動きやすくなる方向に目を向けて、もう一度マッサージをします。

顎を開ける

次に、顎を開けた状態でもマッサージします。

このように、顔の皮膚の動きは顎の動きからも影響を受けていますので、

顎を違うポジションに置いたときでも、きちんと皮膚が動けるようにします。

今度は鼻の頭の皮膚も同じ要領で、まずは上下に動かします。

次に左右、斜め、反対の斜めも行います。

ここでも動きづらい方を見つけたら、そちらを重点的にマッサージします。

その中でも目のポジションを上下左右に向けて、

動きやすくなる方向がないか確認します。

次に同じ要領で顎を開けていきます。

口を開きます。

閉じて、開いて、閉じる。

出来たら今度は行ないたい側の眉毛の上に手を当てて、

同じように上下、右左、斜めに動かします。

一般的には「こちらの方向に動かしてください」と言われることが多いですが、

動かすべき方向は、人によって異なりますので、

自分で探していただきたいです。

皮膚の動きが悪い方向は、神経の働きが悪い方向でもあるので、

そちらを重点的に動かしてあげるのが大事です。

ここでも目の動きを使っていきます。上、下、右、左。

目の動きにも顔の緊張は連動していますので、

目を1つのポジションに固定して動かすことによって、

顔の緊張、皮膚の緊張はほぐれていきます。

同じように顎も使っていきます。

口を開いて、閉じて、開いて、閉じて。

だんだん右の顔が変わってくるのがわかります。

次に、こめかみです。

ここにはちょうど脳みそが乗っている、蝶形骨という骨の縫合関節がある場所です。

すごく大事なポイントなので、しっかりと行います。

同じように二本指で、こめかみのくぼみから少し後ろあたりを動かします。

ここでまずは上下、その次に左右ですが、この場合は前後です。

斜めも動かします。

この辺の動きが悪いと思われる方が多いと思いますが、

動きの悪い方向を見つけられたら、またその方向を重点的に動かします。

目の動き、顎の動きもつけて行ないます。

そして最後は耳の前側、顎の関節があるところです。

ここに指を置いて顎を動かすと、顎の関節が動くのがわかるかと思います。

そこに指を当てて同じように上下、左右、斜めに動かします。

つっぱりを感じる方向を重点的に行ないます。

スピードも変えていきます。

早く動かしてみたり、動かしづらい方向に少しストレッチのような感じで指を固定して、

顎を開閉するのもOKです。

ポイントは皮膚を必要な方向に動かして、さまざまな刺激を加えることです。

そうしていると、脳が自分の顔の皮膚がこういう方向に動けることを認識し始めますので、

自分の顔の余計な緊張が抜けて、本来あるべき形に戻っていきやすくなります。

普段、しゃべったり、食べたり、目を使ったり、

そういった動きの中で皮膚がきちんと良い方向に動くことで

顔のポジションが整っていくのです。

ようじを使ったエクササイズ

最後にもう一つ、ようじを使ったエクササイズを行ないます。

これは、顔を鍼治療するのです。

一般的に顔のマッサージは皮膚や筋肉をマッサージしますが、

顔の神経への刺激を考えたときにはそれだけでは不十分で、

他の様々な感覚の刺激を足すことが必要です。

そこで、ようじを使って鍼治療していきます。

ようじの先端を持って、自分の顔をつつきます。

つつく場所は特定的ではなく、全体的につついてほしいですが、

その中で感覚が薄い、うまく感じられない部分を探します。

痛みを強く感じる部分は、それほどつつかなくて大丈夫です。

あまり感じていない場所を重点的につつきます。

感覚が薄いエリアは、その部分の働きが十分ではないということなので、

脳が顔のポジションをきちんと認識していません。

そのためその場所をトレーニングすることで、

自分の本来あるべきバランスに戻っていきやすくなります。

1分くらい行いました。

以上で顔の歪みを整える皮膚のエクササイズ、トレーニングは終わりです。

自分の顔を比べていただくと、左右差がはっきりわかるかもしれません。

僕の場合はもともと左右バランスはそれほど悪くなかったと思いますが、

今、右側が血行が良くなって、肌の張りなど少し変わっているのが

お分かりいただけるではないでしょうか。

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この記事をかいた人

宮崎 ほくと

宮崎 ほくと

〜馬とはカラダで会話する〜究極の【人馬一体】を目指す現役JRA騎手。日本で様々なトレーニング・整体・ボディーワークを経験。自ら渡米し最新の脳神経学に基づくトレーニング理論を学ぶ。

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