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2023.04.26

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【腰痛解消】立ってると腰がツラい!には絶対コレ。

皆さんこんにちは、宮崎北斗です。

今日は超簡単で効果的な腰痛の改善方法をご紹介します。

なぜ、アスリートである僕が腰痛の改善方法を紹介しているかというと、

僕自身ひどい腰痛を抱えてきたからです。

腰痛を改善するためにいろいろな整体師さんやトレーナーさん、ボディワーカーさんを

訪ね歩いてきました。

結局、どこに行っても根本的に改善することは出来ませんでした。

それで自分で勉強を始めようと、解剖学や生理学を勉強しました。

そうして、最終的に脳を知らないことには体の問題を解決することは

出来ない、という結論にたどり着いたのです。

僕は自分自身の問題を解決することはできましたが、依然としてこういった先進的な考え方は

業界に広がっていないのです。

その結果、ずっと腰痛が治らないまま整体に通い続けている方などが多くおられます。

僕が痛みの原因は脳にあるという話をすると、

「ああそうか、痛みは思い込みで起こっている」

と勘違いされることが多いのですが、そうではありません。

僕たちの身体は、脳がなければ何も感じられないし、

体を動かすこともできないし、考えることもできません。

全ての身体のプロセスには脳が必ず関わっています。

痛みの話をすると「何かしら痛みの神経が刺激され、それが脳にとって痛みとして認識されていますよ」

そういう説明を受けたことがあるかと思いますが、実はそれは間違いです。

痛みのシグナルは脳にたどり着いた段階で抑制されたり、それに対してどういう意味があるのかという

解釈の作業が行われます。

そして最終的にこれは危険だな、というふうに無意識の脳に認識された場合にだけ、

痛みは発せられるのです。

面白いのは、痛みの信号がなくても脳は痛みを感じるということです。

痛みを感じるのに、必ずしも痛みの刺激が必要というわけではありません。

脳が自分の体に対して危険を感じている時、痛みはどこかしらに対して起こります。

そんな中で腰というのは、脳の中では最も認識が薄い場所です。

何が起こっているのか一番把握しきれていない場所の一つです。

ですから痛みが起こりやすくなります。

今日、皆さんにご紹介したいコンセプトは小脳虫部の働きと痛みです。

この小脳虫部は何をする場所かと言いますと、体幹の伸筋群を活性化させる場所です。

つまり、体幹の伸筋群がちゃんと働いていないために自分の体を安定させられない状態に対して、

脳は危険を感じます。

そして、そこに対して痛みを発することが非常に多くあるということです。

ですから、今日は皆さんにこの小脳虫部を活性化させていく方法をご紹介したいと思います。

まず、自分の腰の今の痛みであったり、腰に痛みが出る動きを

自分でチェックしておいてください。

次に少し体を動かしていきます。

足は肩幅くらいに広げてまっすぐ高い姿勢を保ちます。

軽く膝を曲げて、まず片側に腰から横に倒します。

この状態で自分の目の前で手を組んで膝を前に出しながら、後ろに円を描いて反対までいきます。

反対までいったら、まっすぐ真横に戻ってきます。同じことを反対側でも行います。

この動きを3回程度行いたいと思います。

腰が余計に痛くならないようにゆっくり行ってください。

もしこの段階で痛い場合は、ここをスキップして、次のエクササイズに進んでも大丈夫です。

これだけで腰の痛みが取れる方も多いと思いますが、

これからトレーニングを行っていきたいと思います。

この記事の内容

トレーニング

まず、どちらの腰が痛いのかを見極めてください。

もし右が痛いのであれば右で、左が痛いのであれば左で行っていきます。

最初に足を肩幅に広げて、さきほどと同じように軽く膝を曲げます。

高い姿勢を保った状態で、痛みのある方に体を捻っていきます。

この時に足の下から捻るのではなく、腰から上を使って捻ります。

僕は左に痛みが出やすいので、左側でやっていきたいと思います。

いけるところまで、苦しいところまでいってみてください。ここから真横に倒れていきます。

鏡を見ながら行っていただくと分かりますが、背骨を曲げないで倒れていたり、

うまく曲がってない場所がある場合は、そのような場所がないように

必ず全体的に真横に倒していきます。

倒れたところで、さらに左に捻っていきます。

今の動きを少し行っていただくと、左側の脊柱起立筋群、背筋がぐーっと縮まってくるのが

わかると思います。

この心筋群の収縮が、僕たちの小脳虫部の働きを活性化してくれます。

できる方は、今度は骨盤の動きを加えていってください。

膝を軽く曲げて骨盤を前傾させます。

これから倒していく方、左側の骨盤を持ち上げていきます。

その状態で同じように捻っていって、骨盤から捻って横に倒していきます。横に倒したら更に捻ります。

骨盤の前傾を加えると、左側の背筋群全体にかなり強い収縮を作れると思います。これがポイントです。

僕は何回か繰り返したところで、かなり腰の動きが楽になってきているのですが、

こうして小脳虫部を活性化させるだけで、結構腰痛が楽になります。

少し歩いてみて最初に痛かった腰の動きなどを確認してもらうと、かなり楽になっているのを

感じていただけるのではないでしょうか。

必ずしもこれが皆さんの痛みの原因になっているとは限りませんので、

僕の他のブログや動画で神経のストレッチなど色々試して、自分の原因になっていそうなものを

見つけてください。

この方法はかなり効果的で、いろんな腰痛を解決できるので、皆さんもぜひ試してください。

少し難しいですが、最後にある動画を確認しながらぜひやってみてください。

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この記事をかいた人

宮崎 ほくと

宮崎 ほくと

〜馬とはカラダで会話する〜究極の【人馬一体】を目指す現役JRA騎手。日本で様々なトレーニング・整体・ボディーワークを経験。自ら渡米し最新の脳神経学に基づくトレーニング理論を学ぶ。

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