今回では、たった30秒で一気に腰が伸びる魔法のようなストレッチ方法をご紹介します。
この方法は、あるところをマッサージした後にストレッチを行っていくことによって、
皆さんの腰がありえないぐらい一気に柔らかくなる方法です。
最初は「そんなところをマッサージして、本当に腰が柔らかくなるの？」と思われるかもしれません。
これはオカルトではなくて、れっきとした神経学が基になったテクニックです。
しかし、今日本で知っている人は僕ぐらいではないでしょうか。
貴重な知識だと思うので、皆さん最後まで読んでください。
これから行う方法は、いろいろな脳神経を刺激していくテクニックになります。
脳神経は、脳幹から出ている神経ですが、脳幹が僕たちの無意識の筋肉の働きをコントロールするのに、
すごく大切な役割を占めている場所です。
ですから、脳神経の働きを良くしてあげることで、 脳幹の働きが良くなります。
そして、無意識の筋肉の働きが良くなることで、僕たちの筋肉はより伸びる状態になります。
テクニック自体は簡単なので、ぜひ皆さん安心してください。
体の硬さチェック
それでは、早速始めます。
まず、皆さんには自分の今の背中の硬さ、どれだけ伸びるのかをチェックしてもらいます。
足幅は肩幅ぐらいで、出来るだけ高い良い姿勢を保ってもらいます。
そして、目の前で手を組んで、軽く膝を曲げて、後ろに沿ってみます。
この時の後ろに見える景色や、背中の硬さを覚えておくようにしてください。
テクニック
これから行うことはすごく簡単です。
まず、手を出してもらい、この手で片方の耳を30秒ぐらいずっとゴシゴシ摩っていきます。
この時、あまり力を入れてゴリゴリゴリゴリやるのではなく、耳の表面を少し上から摩るような感じで、
全体的に刺激を入れていきます。
そうすると、この音の感覚と耳全体にいっぱい刺激が入るようになります。
この時にもう一つ、つけ加えたいことがあります。
僕は目を開けていますが、皆さんはできれば目を閉じて行ってください。その方が効果的です。
終わったところで、もう一度チェックします。
少し柔らかくなって見えたと思います。
左で行いましたが、左と右で変わってくることが多くあります。
ですから、右側も同じようにやります。もう一回チェックします。
このように、僕だと右側の方が効果が表れやすいです。
このように脳は左側を刺激するのか、右側を刺激するのかで、
全然働きやその反応は変わってきます。今のテクニックにもう少し付け加えていきます。
先ほどのテクニックで変わった方は大丈夫ですが、
微妙かなと思った方に、次のテクニックを試してください。
さらに効果を感じることができると思います。今度は顔の表情を使っていきます。
左側をやるのであれば、目をつむりながら、左の顔を左の口角を持ち上げます。
右側をやるのであれば、右の口角を持ち上げます。
僕は右側が良かったので、右側で行い、もう一回チェックします。
両方とも同じぐらいの反応があり、どちらが良いか分かりませんよという方はもちろん両方試してください。
これでもう一回チェックします。
今、何個か行った中で、一番良いものを自分のものとして毎日続けてください。
そして、今背中が柔らかくなった状態ですが、「柔らかくなった！良かった！」ではなく、
この良くなった体で動くことによって、皆さんの体には更に効果が定着していきます。
ですから、少し簡単なストレッチエクササイズを行います。
エクササイズ
まず足幅を肩幅に開いて、できるだけ高い姿勢を保ちます。
この状態で軽く膝を曲げて、
片側に体を倒していきます。
そこから膝を前に出しながら、後ろに沿って、反対側まで行ったらまっすぐに戻ります。
同じことを反対側も行います。
できるだけ高い位置で膝を曲げ、片側に倒れて膝を前に出しながら後ろに円を描いて、
反対側まで回ったら真横から戻ります。
今のエクササイズを左右3回ずつぐらい行うことで、エクササイズの効果が倍増します。
ぜひ続けてください。
最後に、今の方法をできるだけ最初はゆっくり行ってください。
ゆっくり行うことで、普段動けていない腰の可動域を動かすことにつながります。
そういったことも意識しながら行うと良いと思います。
今回は、魔法のように腰が柔らかくなる腰が伸びるテクニックをお伝えしました。