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2023.02.15

  • 脳と身体の仕組み
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美容整体は自分で出来る!?【3分で完結&即効果を実感】

今回は、神経学を使った超リフトアップエクササイズをご紹介します。

これから行うエクササイズは一般的で、マッサージやエクササイズに慣れている方は

「こんなんでいいのかよ!えっ、こんなの本当に効くの?」と思われるかもしれません。

ぜひ一回写真で撮ってビフォーアフターを見比べ、実際に自分の変化から効果を確認してください。

まず皆さんに理解してほしいことがあります。

このリフトアップをしていくため、大切な筋肉にスイッチを入れていくことです。

顔の頬のたるみがあるとき、ほうれい線が気になるとき、どんな筋肉の働きが悪くなっているかわかりますか?

それは、上唇挙筋・上唇鼻翼挙筋・小頬骨筋・大頬骨筋、このような顔の筋肉の働きが悪くなっていることが考えられます。

これらの筋肉をもう一度働くようにしていきますが、ただトレーニングをすれば良いわけではありません。

これらの筋肉、顔の筋肉すべてですが、顔面神経によってコントロールされています。

ですからこの顔面神経の働きを考え、これらの筋肉を活性化していくことにより、

顔の筋肉は自然と働きを取り戻します。

そして代謝も良くなって根本的なリフトアップ効果を期待することができます。

また、もうひとつ大切なことは顔の感覚です。

顔の感覚が顔の筋肉を働かせてくれること、代謝を良くしてくれることはもちろんですが、

これから行うトレーニングではトニックバイブレーションリフレックス、

そして侵害受容器への刺激を使っていきます。

そうすることで、これから行うトレーニングの下地を作って、

皆さんの肌の体調を一気に上げていくことにつながります。

エクササイズの下地作り

まず最初に楊枝を用意してください。これで顔全体を刺激していきます。

このときの注意点としては、端っこを持つと、どれぐらいの力加減で刺したら良いかわからず、

痛すぎるかもしれません。ですからできるだけ針先の方を持ってもらい、針先が少しだけ出るような状態で顔全体を刺激していきます。

顔全体をつついてあげることで刺激される神経信頼、受容器といいますが、これを刺激すると一体どういうことが起こると思いますか?

刺激された侵害受容器の末端で、サブスタンスp、カルシトニン遺伝関連物質、グルタミン酸が放出され

血管拡張や血しょうの血管外漏出が起こります。

つまり、この突かれた場所に微妙な炎症反応が起こります。

そうすることで回復が促され、皮膚の代謝が活発になります。

鍼治療で行われている効果と一緒です。

このように楊枝を使って侵害受容器を刺激していくことにより、同じ効果を自分で出すことができます。

一般的に顔を楊枝で突くことはあまりないと思いますが、このような刺激が意外と良かったりするのです。

次はバイブレーションの器具を用意してもらって、顔全体をマッサージしていきます。

バイブレーションの器具であれば何でも構いません。

このように顔の筋肉を全部レーションで刺激してあげると、

トニックバイブレーションリフレックスが起こって、顔の筋肉が働きやすくなります。

そうすることで、これからエクササイズの効果をさらにあげるということに繋がります。

ここで余談ですが、このバイブレーションの器具、マッサージ器具として買うと結構高いですが、

AMAZONでアダルト器具として買うと結構安いものが売っています。

簡単なトリビアということで、参考にしてください。

エクササイズ

これから行うエクササイズはモアイエクササイズと言います。

その名の通り、顔をモアイの形にして動かしていくエクササイズです。

ポイントは、思い切り顔全体に筋肉を伸ばして、思い切り顔全体の筋肉を縮めることです。

これを行うのに、モアイエクササイズが最適なわけです。

どんな感じで行うかというと、最初「モ」の口を作りながら思い切り目を開きます。

その後「ア」の形にして思い切り口を開けます。目は開けたままです。

最後「イ」にします。「イ」の口では目を思いっきり瞑ります。

このエクササイズをしていく中で、顔全体の筋肉を思い切りストレッチして思い切り縮めていきます。

そうすることで、顔面神経を全体的に刺激していくことに繋がります。

さらにもう一つ、エクササイズを付け加えていきますが、まずはこのモアイエクササイズを皆さんと一緒にやってみたいと思います。

モ・ア・イ、モアイ、モアイ、モアイ、モアイ。

ここで一つ注意点は、別にモアイと声に出す必要はありません。

鏡の前で自分で顔全体を動かすイメージで行ってください。

次は耳の横で音を鳴らしていきます。

ここでもう一つお伝えしたいことは、顔の左右差の話です。

もし右側の顔がいつも口角が下がっている・頬がたれている・眉毛が下がっているのであれば、

これから行う音の刺激は右側だけ行ってください。

もし可能であればモアイエクササイズも、顔の片側だけで行ってください。

これはかなり難しくなりますが、そのように行うことで、リフトアップしながら

顔のバランスを整えていくことにもつながります。

なぜ耳元で音を鳴らすのか。

先ほどお話した顔面神経は、アブミ骨筋という大きな音が出た時に、鼓膜が増えすぎると止める筋肉があります。

これを働かせるのも実は顔面神経の働きです。

ですから、耳元でちょっと大きな音を鳴らしてあげることによって顔面神経、

つまり顔の筋肉を働かせる神経を同時に働かせてあげることにつながります。

皆さんに実験してほしいことは、モアイエクササイズをやりながら、

モ・ア・イのリズムで叩いていくことです。そうするとどういうことが起こるでしょうか。

片側で行い、気付いてほしいことは、行った側の顔の筋肉が、力が入りやすくなっていることです。

これは、いわゆる神経学で顔面神経が刺激され、そして顔の筋肉もより活性化され、

より力が入りやすくなるということです。

両側をやりたい人は、両側でやってエクササイズを終わりにしてください。

今日は顔のリフトアップエクササイズを紹介しました。たくさん紹介しましたが、

全部取り入れていくの大変なら、そのうちの1つか2つを日常生活の中で毎日繰り返してください。

皆さんの顔の形やリフトアップ効果をさらに期待することができるので、続けることがすごく大事です。

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この記事をかいた人

宮崎 ほくと

宮崎 ほくと

〜馬とはカラダで会話する〜究極の【人馬一体】を目指す現役JRA騎手。日本で様々なトレーニング・整体・ボディーワークを経験。自ら渡米し最新の脳神経学に基づくトレーニング理論を学ぶ。

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