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2023.01.23

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整体師も知らない…首コリの本当の原因と治し方

今回は頑固な首こりを改善する目のトレーニングをご紹介します。

はじめに、首こりが起こる原因を知っていますか?

首に関する筋肉は、板状筋、僧帽筋、斜角筋、胸鎖乳突筋、後頭下筋、頚長筋、脊柱起立筋群

とたくさんあります。

どの筋肉の働きがよくないのか、どの筋肉がこっているのかということをよく言われますが、

問題は筋肉にはありません。

筋肉は、脳から指令を受けて伸び縮みするだけなので、筋肉に問題があるというのは大きな間違いです。

そうではなく、筋肉を働かせるしくみ、これがうまく働いていないことによって

首に痛身が出たりこったりするのです。

だから、まずどんな仕組みがあるかをお話します。

全てお話すると1時間くらいになるので、今日はその中から1つ重要なことをお伝えします。

それはなにかというと、視蓋脊髄路、内側前庭脊髄路の働きです。

簡単に説明すると、耳の中の内耳、いわゆる三半規管の働きや目の動きが、

首の筋肉の働きを無意識に調節しているということです。

ですからこれから目の動きを改善し、首の動きや痛みが良くならないかを確認したいと思います。

準備、チェック

用意するのはペンまたは何か文字が書いてある棒、こちらは持っている方は少ないと思うので

ペンで大丈夫です。

ペンの先をターゲットとし、目で追っていくということを行います。

まず最初に首の動きをチェックします。

首を左右に倒していきます。

動かしてみると、痛みが出るということが意外と発見できたりします。

次に左右に向いてみます。

同じようにして前後も確認します。

この時の痛み、硬さ、凝り具合などを覚えておいてください。

これから目を動かしますが、行う方向は8か所あります。

8方向行う中でどこを動かしたときに首の動きが一番よくなるかを確認してください。

今、首の動きをチェックして硬さを感じたところが何か所かあったと思いますが、

そこを繰り返しチェックしていきます。

どこの目の動きが一番必要かは最終的にテストをしていかないとわかりません。

これからやることは目の動きをチェックして首の動きをチェックする、

このプロセスを繰り返します。では早速始めていきます。

トレーニング

まず目の前にターゲットであるペンを置きます。

そしてペン先に視点を合わせて、顎を軽く押さえ、顔が動かないようにしながら

できるだけ早く右方向にペンを動かします。

右に来たら目を閉じてペンを真ん中に戻します。

これを3~5回繰り返します。

できたら首の動きをチェックしていきます。

チェックが終わったら、反対も同じように行います。

ペンを左方向に動かし、目を閉じてペンを真ん中に戻すことを繰り返します。

再度首の動きをチェックします。

次は上に行きます。

上に動かして、目を閉じてペンを真ん中に戻す、これを繰り返します。

出来たらもう一度首の動きをチェックします。

同じように下方向もやっていきます。

そして首の動きをチェックします。

もちろん全方向やっていく中で段々よくなる方やこの方向がいいという方もいると思います。

次は斜め方向にいきます。

右斜め上から行います。

出来たら首の動きをチェックします。

斜め方向は普段動かされないことが多いので、これがいいと発見できることがあります。

次は左の斜め上です。

同じように左右の斜め下もやっていきます。

僕はいろいろトレーニングを行っているのでそこまで変化はありませんが、

皆さんはこれを行うことで、こんなに首の動き柔らかくなるんだと実感できるかと思います。

このように首の筋肉の働きは、筋肉そのものに問題があるのではなく、

筋肉を働かせる仕組みに問題があるということになります。

では一般的に行なわれるマッサージは間違っているのかというとそうではありません。

僕が伝えたいことは、マッサージで得られる効果は首の筋肉をほぐしているから

柔らかくなっているわけではないということです。

何が起きているかというと、首の筋肉を触っていくことによって感覚刺激が起こります。

押したり、揉んだり、擦ったり、鍼で刺したりという刺激の感覚情報が

脳に伝わると余計な緊張をほどいてあげようということで緊張がほぐれたりします。

今日は首こりを改善するための目のトレーニングをお伝えしました。

かなりセンセーショナルな内容だと思いますが、良いなと思ったら

首が痛くなかったとしてもこの目の動き続けると

体の動きが全体的に良くなりますので続けてください。

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この記事をかいた人

宮崎 ほくと

宮崎 ほくと

〜馬とはカラダで会話する〜究極の【人馬一体】を目指す現役JRA騎手。日本で様々なトレーニング・整体・ボディーワークを経験。自ら渡米し最新の脳神経学に基づくトレーニング理論を学ぶ。

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