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2023.08.25

  • カラダマニアちゃんねる
  • 脳と身体の仕組み

ヤバい…..子供が天才になってしまう!ビジョントレーニング

今回は、子供の運動能力と学習能力を圧倒的に伸ばす裏ワザをご紹介します。

この話を読めば、子供と遊びながら運動能力や学習能力を同時に伸ばす方法を知ることができます。

子供は何かをやらせたくても、やりたがらなかったりしますよね。

ちょっとしたアイディアが必要なのですが、

それを脳から考えるとどうしたらよいか、をお伝えします。

運動能力と学習能力は別々のことのように考えられますが、

運動にしても勉強にしてもプロセスを神経学的に考えると、

インプット、解釈、アウトプットに分けることができます。

例えば運動であれば、目や身体で感じる感覚、今自分がどんな状況にあるのか、

どのように行動したらいいのか、というのを常に感じています。

それに対して色々な思考があって、最終的なアクションに繋がる、

ボールを取るとか、どこにどのような速さで来てるか感じて取る、ということになります。

勉強も同じで、知識を聞いたり読んだりして、それが頭の中で考えられていき、

最終的にどのようにこの問題を解けばいいのか、

というアウトプットにつながってくるわけです。

それを考えたときに、感覚を取り込むうえで一番重要なところはどこでしょうか?

はるなさん(以下「は」)「脳」

脳は、僕たちの感覚で一番重要な役割を果たしているもの、感覚といってもたくさんあります。

視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚、勉強にしても運動にしても、どの感覚が一番重要ですか?

は「視覚」

はい。目で見た情報は感覚情報の約90%を占めると言われています。

視覚情報をトレーニングすることによって、

子供たちは運動だけでなく、勉強もよりできるようになるということです。

視覚情報を処理する経路は2つありますが、腹側経路、背側経路です。

この記事の内容

レターボール

2つの視覚経路、両方刺激していくためにどうすれば良いかというと、ボールを使います。

今回がテニスボールを使います。これをキャッチしてください。

キャッチしたら投げ返してください。

よく見ると、文字が書いてあります。

は「読めないよ」

使いすぎて薄くなってますが、A、O、3など文字が書いてあります。

腹側経路を刺激するために、文字を認識する動作を加えていきます。

これからはるなさんにしてもらいたいのは、どこにボールがあるか、

キャッチした瞬間どの文字が見えているか、

見て読む、口に出すということをやってもらいます。

これはレターボールといいます。それではいきましょう。。

一番焦点が合ったものを読んでください。

は「3?そもそも読めないよ(笑)」

これも負荷がかかっているのです。

視覚情報に負荷がかかっている、よくわからない、よく見たらKだなと、

わかりやすい文字よりも脳に負荷がかかっている状態です。

腹側経路です。

こういうことを行って、脳が活性化するとどうなるか、

自分の身体の動きに表れてきますので、身体の動きを見てみたいと思います。

まず前屈します。

腕を上げてみたり、横から上げてみたり、

首を左右に倒してみたり、左右を向いてみたり。

視覚情報は首の筋肉にも大きな影響を与えます。

後ろにも反ってみます。

それではキャッチボールしてみたいと思います。

キャッチした瞬間に見えた文字を読み上げます。

いきます。

は「わからない、E?」

そうです、できるだけ早く読みます。

お互いに見えた文字を読みつつキャッチボールを続けます。

次に、片手でキャッチしながら文字を読みます。

その次は今とは反対の手でキャッチします。

意外と難しいです。

文字が薄いからというのもありますが、

普段見慣れている「お」という文字であっても色々な向きで飛んでくるので、

それが何かを考えなければいけず、腹側経路にも刺激が入り、

どこにあるのかというのを認識してキャッチしなければいけないということになります。

身体の動きを見てみます。

先ほど硬かった後ろへ行く動きをやってみましょう。

は「さっきより楽だ」

少し楽になりますね。

腕の動きも確認します。

は「少し楽」

少し楽というより、少ししかやってないですよね。

子供と遊ぶときは、キャッチボールをするのにひとつ文字を書いておいて、

それを読み上げる、そういったタスクを足すだけで、

子供の脳により負荷をかけていくことができる、

トレーニングすることができます。

自分の能力も、子供の能力を伸ばすのにも、活用ください。

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この記事をかいた人

宮崎 ほくと

宮崎 ほくと

〜馬とはカラダで会話する〜究極の【人馬一体】を目指す現役JRA騎手。日本で様々なトレーニング・整体・ボディーワークを経験。自ら渡米し最新の脳神経学に基づくトレーニング理論を学ぶ。

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