こんにちは、宮崎ほくとです。今回は子供の運動能力と学習能力を同時に伸ばす裏ワザをご紹介します。
子供は「やらせたくてもやりたがらない」ことが多いですよね。ちょっとしたアイディアが必要ですが、遊びながら運動も勉強も伸ばせる方法を、脳の視点からお伝えします。

運動も勉強も「インプット→解釈→アウトプット」
運動と学習は別物のようですが、神経科学的にプロセスを考えると同じ。どちらもインプット(感覚)→ 解釈(思考)→ アウトプット(行動)に分けられます。
運動なら、目や体で状況を感じ取り、どう動くか考え、ボールを取るなどの行動へ。勉強も、聞いたり読んだりした知識を頭で考え、問題を解くアウトプットにつながります。
では、感覚を取り込むうえで一番重要なのはどこでしょう?
はるなさん(以下「は」):「脳」
そして感覚の中でも——視覚。目で見た情報は感覚情報の約90%を占めると言われます。つまり視覚情報をトレーニングすると、運動も勉強もできるようになるのです。
視覚情報を処理する経路は2つ、腹側経路と背側経路です。



レターボールで2つの視覚経路を刺激
2つの視覚経路を両方刺激するためにボール(テニスボール)を使います。ボールには文字(A・O・3など)が書いてあります。
キャッチして投げ返すキャッチボールに、文字を認識する動作を加えることで腹側経路を刺激します。
- キャッチした瞬間、どの文字が見えたかを見て読み、口に出す
- その状態でキャッチボールを続ける
- 片手でキャッチしながら文字を読む
- 反対の手でも同じように(意外と難しい!)
普段見慣れた文字でも色々な向きで飛んでくるので、それが何かを考える=腹側経路に刺激が入り、どこにあるかを認識してキャッチする=背側経路も使います。






体の動きの変化を確認
トレーニング後、先ほど硬かった動きをやってみると……
は:「さっきより楽だ」「腕も少し楽」——少しの回数でも変化が出ます。

⚠️ ボールを使うので周囲の安全を確保し、無理のない距離・速さで行ってください。
まとめ
- 運動も勉強もインプット→解釈→アウトプット
- 感覚の約90%は視覚——鍛えれば両方伸びる
- レターボールで腹側経路(文字認識)と背側経路(位置認識)を刺激
- キャッチボールに文字を読むタスクを足すだけで脳に負荷をかけられる
