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2023.02.20

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【超硬い人向け】ハムストリングスの裏技ストレッチ

今回は、もも裏(ハムストリングス)を柔らかくしていく方法を紹介します。

ハルナさん、結構ハムストリングスも硬いんですよね。どこか痛いところがありますか?

ハルナさん(以下「ハ」)「もも裏が痛い。」

もも裏が硬い人は結構多くないでしょうか?

もも裏を柔らかくするのに皆さん色んなことを試しているかと思います。

お風呂上がりのストレッチを一回くらいやったことがありませんか?

ハ「ある」

ありますよね。僕は、ストレッチで柔らかくなるかというと、どうかな?と思っています。

僕も昔行っていましたが、すごく時間かかるわりに中々柔らかくなりません。

そんなに思ったほど効果が出ないように思います。

ハ「むしろ硬くなる。」

むしろストレッチ後に硬くなったり、筋肉痛だったりしますよね。

ストレッチだけが太ももを柔らかくする方法ではないことを皆さんに教えていきます。

実は後頭下筋という頭蓋骨の後ろ側の筋肉、ここをほぐすことによって、

ハムストリングスが一気に柔らかくなることを証明した研究があります。

それはストレッチよりも効果的らしいので、皆さんにも試してもらいたいと思います。

最初にハムストリングスの柔らかさをテストし、それからその研究で証明された部分をほぐすことを行います。

どれだけハムストリングスが柔らかくなるか、まずはいつものストレッチをしてもらいましょうか。

硬さのチェック

はじめに前へ倒してください。

既に、結構柔らかいですね。でも今痛いですか?

ハ「ちょっと痛い」

ちょっと痛いらしいです。反対もいきましょうか。

ハ「こっちの方が硬い」

右の方が硬かったようです。それでは右側で行いましょう。これから頭の後ろをほぐしていきます。

頭の後ろに手を置いて、頭蓋骨がある硬い部分をずっとたどっていくと、柔らかくなる部分があります。

そのあたりを自分で触って見つけてください。そこをほぐしていきます。

最初に、二本指でも三本指でも大丈夫ですが、ガーって爪先か何かでマッサージしてください。

マッサージというと、皆さんグイグイと筋肉を押したりしませんか?

何も筋肉をほぐす必要はありません。

皮膚をゴシゴシゴシゴシとやるだけでも、皮膚の神経は筋肉と繋がっているので筋肉がほぐれます。

そのようなことが起こるので、頭の後ろ全体をシャンプーするみたいに擦っていってください。

できましたか?

ただマッサージするだけだと効果が薄いです。

しっかり自分の体を動かしてあげると、筋肉の働きや柔らかさはさらに出てきます。

エクササイズ

これからチキンエクササイズを行います。まず、高い姿勢を保ちます。

皆さん、正座でなくても構わないので座って、いい姿勢を保ち、顎を出していきます。

次に顎を引きながら、後ろに頭を引きます。この時に手で抵抗してあげます。

頭を前に出し、後ろに引いて、抵抗する。これをやってみてください。

ハ「後ろを押さえながら?」

後ろを押さえながら、前に出して引いて、前に出して引いて。

ここまでは皆さんできると思います。

これだけだとつまらないので、ここからチャレンジしていきます。

それを、右を向いたままできますか?そう、右方向に頭を前に出していきます。

意外と難しくて、できない人が多いかもしれません。

頭の後ろがゴリゴリになったりしますが、それは動いてないところが動き始めた証拠です。

それが起こると、筋肉は柔らかくなっていくので、まずはやってみてください。

できましたら、同じように左を向いて、前後ろです。

ハルナさんは簡単にやっていますが、皆さん全然できないと思います。

最初はまっすぐ頭が動くようにしながら、練習していきます。

次はちょっと難しくなります。今度は頭を横に倒したまま、前後ろです。

普通に出来すぎてつまんないっすね(笑)

ハ「こっちの方が簡単」

こっちの方が簡単、次は左に倒していきましょうか。

全体的にほぐしてあげるのがポイントになります。

これぐらいでいいと思うのでもう一回、ハムストリングスの柔らかさをチェックします。

ハ「柔らかくなってる!全然変わる(笑)」

全然柔らかいでしょ?反対もいきましょうか。

ハ「右の方が柔らかくなってる!」

右の方が柔らかくなってる、でも両方柔らかくなっていますね。

最初、右側が硬かったのでそちらはかなり柔らかくなったということです。

このようにハムストリングスのストレッチを一生懸命行うと思いますが、

少し体の知識を知っているだけで、簡単に柔らかくすることができます。

是非、皆さんも挑戦してみてください。

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この記事をかいた人

宮崎 ほくと

宮崎 ほくと

〜馬とはカラダで会話する〜究極の【人馬一体】を目指す現役JRA騎手。日本で様々なトレーニング・整体・ボディーワークを経験。自ら渡米し最新の脳神経学に基づくトレーニング理論を学ぶ。

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