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2023.08.07

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薬いらず!鼻づまりを『スッキリ!』取り除く方法

今回はどこでも鼻詰まりを解消する簡単なエクササイズをご紹介します。

これからご紹介するのは鼻詰まりのエクササイズですが、直接鼻にワークしていくわけではありません。

鼻の中、副鼻腔という場所があり、中に空洞があります。

そこと神経を共有している場所にアプローチしていくことによって、

皆さんの鼻詰まりが一瞬でよくなることが多くあるのでその方法をご紹介します。

それと多くの人が鼻詰まりになる原因として、息を吸いすぎていることが挙げられます。

鼻が詰まって息が吸えないのに吸いすぎているというのはよくわからないかもしれません。

僕たち現代人は基本的に慢性的な過呼吸になりがちです。

それは過呼吸の症状として表れているわけではなく、常に酸素を吸いすぎの状態が当たり前になってしまっています。

本人も気づかない、鼻詰まりの原因になっていることにも気づかないことが結構起こっています。

そういった状況で鼻が詰まるということは多く起こるので、過呼吸を改善していく方法と、

先ほど話した鼻と神経を共有している場所に同時に刺激を加えて行くことで、

皆さんの鼻詰まりがどれだけ解消されるかを見ていきたいと思います。

エクササイズ1

それでははるなさんに登場してもらいましょう。

はるなさん、鼻は詰まっていますか?

はるなさん(以下「は」)「うん、結構」

結構詰まっている?

は「昔よりはいいけど」

今、鼻の通りはどうですか?

は「今は通っているけれど、6割くらい」

6割くらい、ではこの6割が何割になるのかを確かめてみたいと思います。

2種類エクササイズがありますが、まず、1つ目、副鼻腔と神経を共有している場所に刺激を加えてみます。

顔の中で空洞になっている場所、鼻の中以外にどこがありますか?

は「口とか…」

そうです、口なのです。

鼻の中の空洞も口の中の空洞も同じ神経が支配しています。

それは三叉神経という神経ですが、そこの働きを改善していくのに舌を動かしてみます。

何をするかというと、すごく簡単です。

口の中で舌をぐるぐる回してもらいます。歯の周りを回していく感じです。

歯の間から舌を出して円を描いていきます。

簡単だ、これでは治らないと思った方、しばらく続けてみてください。

最初は左右10回ずつくらい、回す中でもできるだけ広く大きい円で回していってください。

そうするとかなりきついと思います。

舌が熱くなってくると思います。

は「筋肉痛」

筋肉痛になってきた?

筋肉痛だけど頑張って反対周りをもう10回行います。

これを行うと何がいいかというと、口の中全体の感覚を刺激してくれること、

三叉神経の刺激になるということと、舌の周りのリンパの流れがよくなっていきます。

今どうですか?

は「少し鼻の通りがよくなった」

少し良くなった?

エクササイズ2

では次に行うのが、過呼吸を改善していくということです。

これは何をしていけばいいかというと、二酸化炭素を体内に増やしてあげれば良いのです。

過呼吸になってくることの問題点としては、体内の二酸化炭素が減ってしまうことがあげられます。

二酸化炭素が減るとなぜよくないかというと、二酸化炭素があることによって体内の酸素を効率よく使うことができます。

逆に言うと体内の二酸化炭素の量が減ってきてしまうと、酸素は体内を回遊しているけれども、

それを使えない状態で維持してしまうということが起こってきます。

そうするとエネルギー効率が悪くなっていきます。

ですから最初に息を軽く吸って、吐いて、息を止めます。

鼻を手でつまんで閉じても良いですが、その状態で軽くスクワット、動いていきます。

こうしてあげることで、大きい筋肉を動かし、体内に二酸化炭素をためています。

めちゃめちゃ苦しくなる必要はありません。

行うなかでちょっと苦しくなってきたなというところまで我慢してもらえれば大丈夫です。

行ったあとも思い切り息を吸ったり吐いたりしすぎないようにしてください。

今息止めてみて、鼻の通りはどうですか?

は「鼻の通りはよくなった」

良くなってきている、ということでこれを2つ組み合わせて同時に行ったらどうなるでしょうか。

鼻を閉じて、軽く息を吸って吐いて、息を止めたまま舌をぐるぐる回して、少しスクワットをします。

これも苦しくなるぎりぎりまでで大丈夫です。

今鼻はどうですか?

は「めっちゃ鼻が通っている」

鼻が通ってきた。

このように息を止めるワークと舌を動かすこと、すごく簡単で、どこでもできます。

電車の中などでも息止めて、スクワットはできないかもしれませんが、

口の中で舌を動かしてあげるだけで鼻詰まりが解消されて顔がすっきりして、呼吸が楽になるということが起こります。

これはすごく簡単で効果的なテクニックなので、覚えて続けてみてください。

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この記事をかいた人

宮崎 ほくと

宮崎 ほくと

〜馬とはカラダで会話する〜究極の【人馬一体】を目指す現役JRA騎手。日本で様々なトレーニング・整体・ボディーワークを経験。自ら渡米し最新の脳神経学に基づくトレーニング理論を学ぶ。

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