2023.05.17
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【坐骨神経痛】脊髄をストレッチすると良くなる!
![](https://neuro-training.jp/_official/wp-content/uploads/2023/02/Health-40.jpg)
こんにちは、宮崎北斗です。
今回は坐骨神経痛や腰痛にすごく効果的な神経&脊髄のストレッチ方法をご紹介します。
前回も紹介し、立って行いましたが、結構うまくできないことが多かったりしました。
また説明も少し難しかったので、今回はもうちょっとわかりやすく説明していきます。
神経・脊髄のストレッチは、どんな時に効果的かをお話しします。
神経自体がその周りの組織、筋肉や骨に圧迫されて局所貧血や血液が悪くなったり、
伝導率が悪くなっているような状態の時です。
神経にもう一度テンションをかけて動かしてあげることにより、
その神経の働きはもう一度良くなって、その結果、痛みが取れることが起こります。
もし皆さんの痛みの原因が、そういったものである場合には、
神経のストレッチがすごく有効であるので、今日はそれを行っていきます。
まず、ストレッチをかけていく前に、そのテンションを取り除いていく方法を行います。
例えば、最初から神経のテンションが高い場合、常に引っ張られすぎている場合もあります。
それが原因で痛みが出たりもするので、その順番的に言うと神経のテンションが高くて、
もし痛みが出ていた場合、そこにさらにテンションをかけてしまうと、痛みが強まったりすることもあります。
まず、神経のテンションを緩める方法、たわませてあげる方法を試してみて、
それでも痛みが取れない場合、次の神経のストレッチに進んでもらいます。
神経のテンションをかけて、動かす方向に進んでもらう方が順序的に良いと思います。
エクササイズ
エクササイズですが、今日僕は左側でやっていきます。
最初に台を用意してもらって、波止場の船乗りの格好を取ります。
ここから僕は左側なので、まず右側を向きます。右足は爪先立ちです。
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ここからはちょっと難しいです。少し掴まれるものがあるといいです。
まず骨盤を少し反らせます。
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背骨もそらしてあげて、乗っけている足と同じ方向に体を倒し、
出来るなら乗っけている足と同じ方向に捻ってあげます。
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このようにすることで、脛骨神経・座骨神経に対して、全体的に神経がたわんだ状態を作るわけです。
この状態でだいたい1分〜2分ぐらいホールドしていきます。
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動きの指示が多いので、皆さん見様見真似でこんな格好かなとやってもらうのが一番いいと思います。
基本的には背骨は反らしてあげて、同じ方向に曲げて、捻ってあげます。そして足はこんな感じです。
終わったら、椅子に座ってください。台の高さに対して、そこまで高くなくても大丈夫です。
多分皆さんがやる時は低い方がいいかもしれません。
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もし足の先に、壁があるのであれば足で引っ掛けられるので、その方が理想的です。
足を乗っけて、そして足首を反らせて外に持っていきます。
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このポジションをキープしておくために壁に引っ掛けます。
足の位置ですが、自分の体の正面で足を外に捻らないように、ちゃんと真っすぐ向いたまま、
足首の位置だけこのポジションにしておきます。
ここまでこれたら、まずは腰から丸めていきます。グーッと前に腰だけ丸めていきましょう。
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そうすると、この足の裏全体にちょっとピリピリとした神経の感覚があると思います。
そこまでこれたら、今度はそれ以上強くいかないで、頭を少し倒してみます。
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そうすると、神経のテンションを感じられると思います。この状態でおしりの筋肉を縮めていきます。
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そうすると、神経へのテンションがぐっと強まるのが感じると思います。
もしこれで神経のテンションが抜けてしまう方は、多分ポジションがお尻の筋肉を縮めた時に、
起きてきたりなどしているはずなので、このポジションを保ったままおしりの筋肉を縮めていきます。
戻してまた縮めてきて、戻して縮めてきて。
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更に少し右に倒して戻して、右に倒して戻して。
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出来る人は、右の骨盤をちょっと持ち上げて右に戻します。
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何回かやったところで立ち上がって、動いてみてください。
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痛かったところを確認すると、神経の働きが良くなって痛みが取れたりすることが多くあります。
痛みがある場合だけではなく、本当に腰の動きを良くしたい時、もっと使い方がたくさんありますが、
今回、特に坐骨神経痛がある時にぜひ皆さん試してみてください。
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