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2023.07.28

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視力回復トレーニング8種類MIX

今回は、簡単な視力回復トレーニングを皆さんとやっていきたいと思います。

ハルナさん視力はどうですか?

ハルナさん(以下「ハ」)「1.5弱」

実は僕も1.5ぐらいありますが、昔はすごく悪かったです。

競馬の騎手になるための学校があり、僕は競馬学校の試験を受けるとき、

視力が0.8以上なければいけなかったのですが、当時は0.4しかありませんでした。

そこから視力回復のトレーニングをして、今の視力まで回復したわけなのですが、

今日は皆さんにその方法をお伝えしていきます。

これから行う方法は、やる前とやった後でその場で視力が変わってくるので、

最初に何かしらカレンダーなど遠くのものを見て、今どれぐらいの視力があるかを確認してください。

見たものを覚えておき、もう一度エクササイズが終わった後に視力を確認できるようにします。

この記事の内容

エクササイズ

最初は目で円を描きます。これから使うため、棒を用意しました。

皆さんもペンなど何でも構いませんので、自分で使いやすいものを用意してください。

まずは自分の目の前に円を描きます。このペン先を目で追います。

そうすると行き辛い場所はありましたか?

ハ「この辺」

僕はちょっとこの辺が行き辛かったので、ここにペンを置いて、そこで5秒見ます。5,4,3,2,1。

何カ所かある場合は全部やっていきましょう。5,4,3,2,1。もう1カ所ぐらい、5,4,3,2,1。

出来たところで、もう一度、円を描いて目で追います。

そうすると今どうでしょうか?

先ほどよりも目の動きが動きやすくなった感じはありますか?

ハ「動きやすくなった」

動きやすくなりましたね。

次に円滑性追視スムーズパースーをやっていきたいと思います。やる方向は縦横斜めの4方向です。

まずは横から自分の前にペンを立てて左右に動かします。

少し早めに動かしながら、ペン先を目で追います。

次に、縦方向です、上、下。

もし目で追えないようなら、もう少しスピードをゆっくりしたり、ちょっと工夫してください。

やっていると結構顔が一緒に動くことがあるので、その場合も少し顎を押さえておくといいです。

次に、斜めに行きたいと思います。

僕はこっちの方向が少し苦手だったので、今この追視でもこちらが苦手です。少し行きづらいです。

同じように手をスイッチしながら、反対の斜めも行きたいと思います。

大体5回から10回ぐらい動かした後に、目の感じを確認してみたいと思います。

今はどうですか?

ハ「疲れた」

疲れた(笑)ちょっと動かしすぎなのかもしれません。

そういった場合には少し回数を減らし、負荷が少ないところから少しずつ増やしていくようにします。

次はペンシルプッシュアップというエクササイズになります。

自分の目の前にペンを立てて、自分の鼻頭に近づけていきます。

目と目の間に向かって近づけていきます。

ペンが二重になる手前でストップして、戻していきます。これも5回から10回ぐらい行います。

次に同じエクササイズですが、今度は鼻の先に向かってペン先を近づけていきます。

次にこのエクササイズに、目の遠くへのスイッチを加えていきます。

棒を自分の目の前に近づけてきて二重になる手前でストップします。

ストップしたところで、何か遠くのターゲットに目線を移します。その後にまた棒に戻していきます。

棒を近づけてきて、目線をジャンプして、戻すを繰り返します。

次は、サッカードというエクササイズになります。

今のエクササイズはペンの先端を見たまま、ずっと目線で追いました。

次にやるサッカードは目をジャンプさせる動きです。

これを先ほどと同じように4方向に行きたいと思います。

まず、左右です。自分の肩幅ぐらいに指を立てて、左右左右左右。

これを10回ぐらい10往復ほどジャンプします。

次に縦です。

次に斜め。

次に反対の斜め。ここまでやってきたところで今どうですか?

ハ「気持ち悪い」

気持ち悪くなってきました。

目のエクササイズは結構刺激が強く、気持ち悪くなってしまう事があります。

なので、少しここで目のリセットを入れていきたいと思います。手を温めて目を隠すように覆います。

この状態で10秒。意識的にこの暗闇の中を見るようにしながら、10,9,8,7,6,5,4,3,2,1。

次に指先を立てて、目の周りをマッサージしていきたいと思います。

まずは目の内側、目の上側全体、骨と目の間に指を入れるようにします。

次に外側、外側の骨のふち全体をマッサージしていきます。そして下側。

少し目がスッキリしましたか?

ハ「うん」

それでは次に、2本指で自分の瞼の上から目を軽く押していきます。

あくまで痛みが出ない心地良く感じる範囲で行ってください。

これも10秒間、10,9,8,7,6,5,4,3,2,1。

リラックスします。少し目を押していたので、ちょっとぼやけるような感じがあるかもしれません。

こうやって目を押してる時に、少し網膜に光が見えるような感覚があるかもしれません。

実は網膜は光だけではなくてプレッシャー、押されている感覚を光の情報として処理するようなことがたまにあります。体の豆知識でした。

次に、先ほどと同じように棒を出してもらって、自分の下から水平に円を描きながら上まで持っていきます。これを目で追います。

反対まわりも同じように行います。

次に自分の鼻の頭に棒を持ってきて、そこから円を描きながら徐々に円を遠ざけていきます。

そして、徐々に大きくしながら螺旋を描くように、反対まわり。

徐々に自分の鼻の頭に近づけます。

リラックスします。ここまで結構やってきましたが、今どんな感じですか?

ハ「そこらへんの文字がよく見えるようになってる!」

見えるようになってきました。

こうやって少し目を動かしたり、遠くを見たり目をスイッチしてみたりをやってあげることによって

目のいろいろな機能を使っていくことができます。

それをするだけでかなり目が良くなったり、視界がクリアになったり、後は周辺視野という自分の感じている視野が広がったりもします。

このエクササイズがもし気に入ったら、続けてみてください。

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この記事をかいた人

宮崎 ほくと

宮崎 ほくと

〜馬とはカラダで会話する〜究極の【人馬一体】を目指す現役JRA騎手。日本で様々なトレーニング・整体・ボディーワークを経験。自ら渡米し最新の脳神経学に基づくトレーニング理論を学ぶ。

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