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2023.06.05

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首こり・肩こり・背中まで楽になる簡単セルフマッサージ!【上半身】

皆さんこんにちは、宮崎北斗です。

今回はテニスボールを使って、皆さんの体をリリースしていく方法をご紹介します。

いろいろと不調改善に関してご紹介していますが、難しいものも多いので、

今回は本当にすごく簡単なテクニックです。

テニスボールを使った効果的なマッサージ方法をご紹介します。

マッサージはいろいろな種類のマッサージがあります。

バイブレーションだったり、温めたり冷やしたり、針だったり、整体みたいに関節を動かしてみたり、

それぞれ何が違うのかと言ったら刺激される神経の種類が違うだけなのです。

今日、僕が紹介するテニスボールのマッサージは、テニスボール1個だけでもかなり多くの神経を刺激することができます。

効果を感じるための重要なポイントは、まず片側を試してから、その感覚を自分で感じてみて、

反対側を行うことです。

テニスボールを使って出来るマッサージは3種類あります。

一つ目は、さするようにして動かして軽い刺激、二つ目はタップするようにします。これは低周波振動です。

三つ目は、壁などを使って体を押し付けるようにします。体の中の深い圧です。

それぞれみんな刺激される神経の種類が違うので、自分に良いものを見つけてください。

マッサージの方法

今日は上半身編ということで、前腕・上腕・胸・肩・背中、その辺をやっていきます。

まずは軽くボールを持って胸の筋肉全体をさするようにしてマッサージしていきます。

この時に強くやる必要はありません。

あくまで皮膚の上をさするようにしてマッサージするのがポイントです。

そして大胸筋の付け根である胸骨のあたりから鎖骨、そして前腕の上腕のちょうど付け根あたりまでを

全体的にさすっていくようにします。

できたら、同じようにそのまま僧帽筋と肩のあたりを少し手を伸ばしながらさすっていくようにします。

本当にこのマッサージのポイントはさするだけです。

実はこうやって皮膚をさするだけでもかなり効果を得ることができます。

それは、ほとんどの神経は皮膚にあるからなのです。

皮膚は、外の世界と自分の中を分け隔てるすごく大切なものです。

実は筋肉などよりも皮膚の表面に一番神経が存在しているので、そこを刺激してあげることで効果を得ることができます。

腕の前側をマッサージできたら、同じように後側もさすります。

自分のやりやすいようにしてください。あくまでも力を入れずにさすっていくのがポイントです。

そのまま前腕に移動して、前腕も全体的にさすっていきます。後ろ側も同じようにしてください。

特に関節の場合、肘関節や肩関節などそういった場所は特に神経の密度が濃い場所なので、

その辺を重点的に行っていきます。

そのまま手首にも移動します。この辺もあまりマッサージすることはないと思いますが、すごく重要な部分になっていきます。

そして手の甲です。この辺もすごく大切です。指の先までさすっていきます。

親指を忘れないように、そして手の平もさすっていきます。

できたら、次に胸と前腕と首あたりを全部タッピングしていきます。

首は少し難しいので、上胸のあたりから始めていきます。

軽くボールを持って、自分の動かせる範囲で軽くボールを動かすようにしながら、

先ほどと同じように胸全体をタッピングしていきます。

腕に移動していきます。握る手は軽くしておきます。

もしかしたらやっている方の手が疲れてくるかもしれません。

これはこれで良いトレーニングになってくるので、そういった感覚で行ってみてください。

前腕は表面をやった後に少しひっくり返して裏側もタッピングしていきます。

実はこれが低周波振動になります。

それを感じる神経は毛が生えてない皮膚です。手の平に多く配置されています。

ですから手の平を重点的にマッサージしてあげると、良い反応が得られることが多いと思います。

一般的に行われているマッサージは、どちらかというと筋肉をほぐすことに集中しがちです。

そうするとこうやって見逃されがちなポイントが出てきます。

さらに、手にはすごく重要な脳の中でもかなり広い範囲を占めている場所でもあります。

そこをマッサージして、その感覚を良くしてあげることは、かなり体に良い効果があるのではないかと予測できるわけです。

今少しやっていくだけでもかなり左側がリラックスしてきています。

さらにここから深い圧でマッサージしていきます。

深い圧でマッサージする時は、必ずしもゴリゴリゴリゴリやって筋肉をほぐす必要はありません。

そして深い圧を感じる神経は、反応速度がすごく遅い神経になるので、時間をかけてやっていくことがポイントになります。

まず、胸の筋肉の付け根辺りです。

ちょうど腕があるので、腕の骨の少し内側あたりにボールを置き、このまま壁に押し付けていきます。

少し体重を乗せながら、このまま10〜20秒ぐらい少し待つようにしてマッサージしていきます。

少しずつポジションを変えるようにして、マッサージしても構いません。

けれども、ポイントは必ず待ってあげることです。

ずっとゴリゴリゴリゴリ動かし続けるものではなく、1カ所でしばらく待ってあげます。

そして少しポイントを変えてズラしてあげることによって、効果が出てきます。

同じように腕でもやっていきます。

少し難しいんですが、同じように壁と腕の間にこのボールを挟むようにします。腕の上腕です。

また、上腕を待つようにしてマッサージしてください。

これも少しポイントを変えながら、気持ちいいなと思える場所を探してみてください。

必ずしも動かす必要はありません。

同じように前腕も移動して少し体重を乗せるようにしながらボールを挟んでいきます。

これも強い圧は必要がないので、少し押されているなという感覚であれば大丈夫です。

肘から手首側にも移動して同じように少し体重を乗せていくようにします。

そして背中側も同じようにします。まず、腕の骨の少し下あたり、脇の下の少し上あたり、

その辺にボールを置いて、このまま壁に押し付けていきます。

少し呼吸をしながらリラックスしていくような感じです。

動かしても構わないですが、ほんの少し揺れたり、ちょっとポジションを変えるぐらいで構いません。

次に腕の後ろ側です。後ろ側も腕にボールを置いてください。

特に腕の後ろ側は、ここに三角筋という筋肉があります。

このあたりの腕の肘から肩までの3等分した上側3分の1ぐらいのところにボールを置いてみてください。

ここに神経が一番伝わりやすいポイントがあります。

この辺をやっていくと、結構効果が得られるかもしれません。少し体重をかけていきます。

腕を上げる必要は無くて少しの身体で下の方に置いて、自分で少し体重をかけやすいポイントを見つけてください。

この時、少し難しいので、反対の手でちょっと押すようにしながらマッサージしていくといいかもしれません。

まずは肘側です。ボールを置いて少し押しつけていきます。

前側にも移動して、このまま押し付け、少し体重を使いながら行います。

同じように、今日は壁でやりますが、床を使って手の平をマッサージしてもいいと思います。

手の平の下にボールを置いて、その上から反対の手で押していくようにします。

最後に背中です。背骨の脇や体に少しボールを置いてください。

背中と壁の間でボールを挟んでゆっくり動かしながら、膝を使ってゆっくり動かします。

この辺全体も刺激していきます。

同じように少し待ってポジションを変えながら、すごくゆっくり動かします。

先ほども話したように、圧を感じる神経は、反応速度が遅い神経なので、時間をかけてあげることがすごく大事になります。

首の下の付け根辺りまで行っても構いません。気持ちいいなと思う部分を探してください。

ポイントを見つけたら、そこでしばらくリラックス、ホールドしてください。

これで1セット終わりになります。

今やった方と反対側のやってない方では、感覚の違いがどうかを感じてみてください。

少し肩を動かすと、やった方とそうでない方とで動きの違いが分かったりします。

効果が出る人だと、やった方の肩がすごく下がっていたりすることもあるので、

是非鏡を見てみて自分の体の変化を確認してください。

皆さんいかがでしたでしょうか。

今日はどこでもできるテニスボールマッサージ上半身編をお送りしました。

この先、首、顔、脚、下半身のマッサージ方法も少しずつ紹介していきます。

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この記事をかいた人

宮崎 ほくと

宮崎 ほくと

〜馬とはカラダで会話する〜究極の【人馬一体】を目指す現役JRA騎手。日本で様々なトレーニング・整体・ボディーワークを経験。自ら渡米し最新の脳神経学に基づくトレーニング理論を学ぶ。

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