「動画で3分!」眼のテスト&エクササイズ【実践ビジョントレーニング】

皆さんこんにちは、宮崎ほくとです。

「首や肩、腰の痛みがなかなか取れない」——その原因、実はにあるかもしれません。

結論からお伝えすると、眼の働きと体の動きは切っても切り離せない関係にあります。私たちの感覚情報の約80%は視覚。眼がうまく働いていないと脳が危険を感じ、首・肩・腰に痛みを出すことがよくあるのです。

この記事では、視力の数値だけではわからない「両眼視」の能力を、動画を使って3分でチェック&トレーニングする方法をご紹介します。

眼の機能と体の動きの関係をチェックするイメージ

痛みの原因が「眼」にあることも

痛みは、脳が体を守るために作り出す反応で、さまざまな感覚情報をもとに起こります。その情報の8割を占めるのが視覚。だからこそ、眼の不調が体の痛みにつながるのです。

感覚情報の80%が視覚であることを示す図解

ただし「視力1.5だから大丈夫」という話ではありません。眼には大切な能力がいくつもあり、今回注目するのは両眼視(左右の眼を同時に使う能力)です。働きの悪い方の眼の情報を脳が無視してしまうことをビジュアルサプレッションと言います。

両眼視(左右の眼を同時に使う能力)の説明図

ステップ①:体の動きをチェック

まずビフォーの確認です。目の前で手を合わせて左右にひねり、動ける範囲を覚えておきましょう。

手を合わせて左右にひねり体の可動域をチェックする様子

ステップ②:動画で両眼視をチェック&トレーニング

下の動画を使ってチェックします。全画面視聴・回転ロックにして、画面を見たままスマホやタブレットを鼻の頭につけてください。

画面の赤いビーズに焦点を合わせ、ビーズを通過する白い線に意識を向けます。

  • ビーズを中心にクロスする2本の線が見える → 両眼を正常に使えている
  • 手前や後ろで線が1本に見える → ビジュアルサプレッションが起きている
スマホを鼻の頭につけて赤いビーズに焦点を合わせる方法
ビーズを中心にクロスして見える2本の白い線(正常な両眼視)
線が1本に見えるビジュアルサプレッションの状態

線がクロスして見えるよう意識を向けましょう。ビジュアルサプレッションは色でも変わるので、青・緑でも同じようにクロスが見えるか確認します。

青や緑など色を変えて両眼視をチェックする様子

慣れてきたらビーズを動かし、スピードを上げてもクロスを保てるようにトレーニング。最後はかなりチャレンジになるので、気持ち悪くなったら中止してください。

ビーズを動かしながらクロスを保つトレーニング

こちらが実際のチェック&トレーニング動画です。

ステップ③:もう一度体の動きをチェック

両目が使える感覚を取り戻したら、もう一度手を合わせて左右にひねってみましょう。動きが変わったのを感じられるはずです。痛みがあった方は、その変化もチェックしてみてください。

さらに鍛えたい人へ:ブロックストリングス

もっと自分でトレーニングしたい方は、ブロックストリングス(紐にビーズを付けただけの道具)を作ってみましょう。

鼻の頭に紐をつけ、ビーズの距離を変えて同じエクササイズを行います。近い距離では両目が使えても、遠くなると片目が使えなくなる——これはよくあることなので、距離を変えてチェック・トレーニングするのがおすすめです。

ブロックストリングス(紐にビーズを付けた道具)でのトレーニング

まとめ

眼の両眼視を整えると、体の動きや痛みまで変わることがあります。今日のポイントを振り返りましょう。

  • 感覚情報の80%は視覚、眼の不調が痛みの原因になることも
  • 視力の数値より両眼視の能力が大切
  • 動画でクロスする2本の線が見えるかチェック
  • 色や距離を変えてビジュアルサプレッションを確認
  • ブロックストリングスでさらに鍛えられる

気持ち悪くなったら無理せず中止してください。これからも、皆さんの体の機能を上げる方法をご紹介していきます。

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