2023.06.16
- 不調を治す
- 脳と身体の仕組み
- 身体能力を高める
「動画で3分!」眼のテスト&エクササイズ【実践ビジョントレーニング】
皆さんこんにちは、宮崎北斗です。
今回は皆さんの目の機能をチェックしていきたいと思います。
眼の働きと体の動きは切っても切り離せないものです。
ほとんどの人は知りませんが、体のどこかに感じている痛みが眼から来ていることはよくあります。
それもそのはずです。
痛みは、脳が作り出す身体を守るための反応です。
そしてその反応は、様々な感覚情報を元にして起こります。僕たちの感覚情報の80%は視覚情報です。
眼が働いていないことで、脳が危険を感じ、首や肩、腰に痛みが発することはすごくよくあることです。
しかし、視力が1.5あれば大丈夫という話ではありません。
僕たちの眼には働いていなければいけないさまざまな大切な能力があります。
その中で僕が今日紹介したいのは両眼視、左右の眼を両方同時に支える能力です。
働きが悪い方の目の情報を脳が無視することをビジュアルサプレッションと言います。
この記事の内容
眼のトレーニング
皆さんには動画の中でそれをチェックしていってもらいます。まず、身体の動きをチェックしてみます。
目の前で手を合わせて左右に捻ります。自分の動ける範囲を確認しておいてください。
それでは、これからビジュアルサプレッションのテストとトレーニングを行っていきます。
最初に、動画を全画面視聴モードにして回転機能をロックしてください。
できたら、画面を見たまま、スマホ又はタブレットを鼻の頭につけます。
それではスタートします。画面に現れる赤いビーズに焦点を合わせてください。
まずは赤いビーズに焦点を合わせたまま、ビーズを通過する白い線に意識を向けていきます。
今、その白い線はどのように見えているでしょうか?
ビーズを中心にクロスするように線が2本見えていれば、両方の眼を正常に使えている証拠です。
もしビーズの手前側や後ろ側に線が1本になっているようなら、それはビジュアルサプレッションが
起こっているということになります。
ビーズを中心にクロスが見えるように意識を向けていきましょう。
ビジュアルサプレッションは色によっても変わります。
青色や緑色でも同じようにビーズを中心に交差する白い線が2本見えるように意識を向けていきます。
それでは、これからビーズを動かしていきたいと思います。
ビーズが動いていく中でも、ビーズを中心に交差する白い線が2本見える状態を保つように意識を向けていきます。
その交差がビーズの手前だったり、ビーズの後ろ側に見えてもダメです。
必ずビーズを中心に白い線が交差するように意識を向けていってください。
今度はスピードが少し速くなります。
同じように、ビーズを中心にクロスする線を保つように意識を集中していきましょう。
最後はかなりチャレンジになります。もし気持ち悪くなるようなら、ここでストップしてください。
いかがでしたでしょうか?
この眼のトレーニングが自分の身体にどんな変化を及ぼすか、これからチェックしていきます。
両目が使える感覚を取り戻したところで、もう一度体の動きをチェックします。
もし身体のどこかに痛みを感じている場合は、それをチェックしてみてください。
まず自分の目の前で手を合わせます。そして左右に捻っていきます。
先ほどと動きが変わったのを感じられましたか?
さらに正確にチェックしていきたい、もっと自分でトレーニングしていきたい方は
こういったものを作ってください。これはブロックストリングスと言います。
ただ紐にビーズを付けただけのものです。
これを使って先ほどと同じようなことを行っていきます。
近い距離では両目を支えているけれど、距離が遠くなった瞬間に片目が使えなくなっているというのは
よく起こることです。それをチェックするためにこのようにビーズの距離を変えて、
鼻の頭につけて同じエクササイズを行っていきます。
これからも皆さんの身体のさまざまな機能を上げていく方法をご紹介していきます。
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