世の中には健康グッズやマッサージグッズがあふれていて、「結局どれが自分に合うの?」と迷ったことはありませんか?
じつは、それぞれのグッズは刺激できる神経の種類が違うだけ。だから「自分にどの刺激が効くか」を知れば、体はもっと柔らかくなります。
こんにちは、宮崎ほくとです。今回は脳神経科学を使って、感覚刺激で開脚を柔らかくする実験を、ハルナさんと一緒にやっていきます。
まずは「合うもの」をチェック
最初にハルナさんの開脚の柔らかさをチェック。「硬い」とのことで、右の方が硬く、腿裏に突っ張りを感じるそうです。今日はこの腿裏にいろいろな感覚刺激を試し、脳の反応が変わることで開脚がどれだけ柔らかくなるかを見ていきます。

① ライトタッチ(軽くさする)
一番最初に試してほしいのがライトタッチ(軽い刺激)。さするだけで体が変わることが結構あります。硬かった腿裏をさすってチェックすると——少しだけ良くなりました。


② バイブレーション
次はバイブレーションのマッサージ器具。周波数によって反応するエフェクター(感覚受容器)が変わります。刺激してチェックすると、さするだけよりバイブレーションの方が良いことが分かりました。


③ 冷やす(冷刺激)
保冷剤でハムストリングスを冷やしてチェックすると、ハルナさんも「こんなに変わる?」と驚くほど大きく柔らかくなりました。しゃがむ時点で違いが分かるほどです。


「冷やすと硬くなるイメージがあった」とよく言われますが、冷刺激はまったく違う神経を刺激するので、必ずしも血行が悪くなって硬くなるわけではないのです。
④ 温感・圧感覚も試す
カイロで温感を試すと、ハルナさんには冷たい方が合っていました。次に圧感覚——座って腿裏をコロコロ。これも神経の種類が違い、効く・効かないは人によるものです。結果は悪くありませんでした。




神経路で言うと冷刺激も圧感覚も「脊髄視床路」のグループ。つまりハルナさんは左側の脊髄視床路への刺激が足りていないことが見えてきます。
⑤ 化学刺激|逆効果になることも
最後はウナコーワクールを塗る化学受容体への刺激。すると——「硬くなるよ!」と、逆に悪い反応が出ました。塗ってしまったので取れず苦笑い、という結果に。


つまり湿布やスプレーは、合う人もいれば合わない人もいるということ。何でもかんでも塗れば良いわけではないのです。

まとめ
- 健康グッズの違いは刺激する神経の種類の違い
- ライトタッチ→バイブ→冷→温→圧→化学と順に試して反応を見る
- 冷刺激と圧感覚は脊髄視床路グループ。足りない刺激が見えてくる
- 冷やすと必ず硬くなるわけではない(神経が違う)
- 刺激によっては逆効果になることも。自分に合うものをチェックして選ぶ
