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2023.04.24

  • 脳と身体の仕組み
  • 身体能力を高める

記憶力が上がりすぎてヤバイ….【最新の研究で分かった事実】

皆さんこんにちは、宮崎北斗です。

今回ちょっと面白い論文を見つけたので、それを皆さんにご紹介したいと思います。

どのようなものかと言うと、あるトレーニングをすることで、皆さんの記憶力がアップする

ことを証明している研究です。

これは2018年にドイツのハンブルク大学で行った研究で、

18歳から65歳の70人の被験者を対象に12週間トレーニングを行いました。

そのあるトレーニングを行ったグループとそうでないグループに分けて、

12週間トレーニングを行いました。

そしてその前と後で、2つのグループの認知機能、脳の機能をチェックし、

どんな変化が起こったのかを見ていたものです。

そこであるトレーニングを行ったグループだけ、記憶力と空間認知能力が上がったことが証明されました。

今まで色々な運動自体が脳に与える影響は世の中で研究されています。

「当事者の体を動かすことは脳にいいですよ」ということは散々証明されてきた訳ですが、

実際どういう運動でどういう風に頭が良くなるかは今まで分かっていませんでした。

この研究では、ある特定のトレーニングが脳の特定の能力、記憶力と空間認知の力を伸ばしてくれる

ことが証明されたので、皆さんに紹介したいと思います。

実際に何を行ったかというと、バランストレーニングです。

バランストレーニングを普通にトレーニングしていたら、あまり興味がないかもしれません。

あんまりやれることはないとも言えます。

しかし、今回の研究結果を見て、是非皆さんにも取り入れてほしいと思っています。

しかし、バランストレーニングをどうやったらいいか分からないと思います。

多分皆さんバランスボールなどに乗っかっちゃうかもしれません。

実はあんまり効果がなく、バランストレーニングする時に重要なのは頭を動かしていくことです。

言い換えると、そのバランスを感じる前庭器官は、内耳と言って耳の奥にあり、

そこに刺激を入れていくためには必ず頭を動かしていかなければいけないのです。

今回はそのトレーニング方法をご紹介します。

それでは、これから記憶力を良くするバランストレーニングを行っていきます。

トレーニングはすごく簡単です。頭をさまざまな方向に動かしていくだけなのですが、

その中で足のスタンスを変えながら少しずつ負荷を調整していきます。

記憶力で、皆さんの変化をチェックするのは難しいので、最初は身体の動きをチェックしてみます。

バランストレーニング

まず目の前で手を合わせて、左右に捻っていきます。

右と左で今どれぐらいいけるのかな、どれぐらい体の固さを感じるのかをチェックしてください。

出来たら、まず両足をぴったりつけます。

その状態で頭を動かしていきます。動かす方向は8方向です。

右・左・上・下・右上・右下・左上・左下。

斜めの方向は難しいと思うので、自分の目の前でバッテンをイメージしてもらい、

そのバッテンを鼻の頭でなぞるイメージで行っていきます。

まず、目を開けたまま動かしてきます。右からいきたいと思います。右に3回です。

右・左・上・下・右上・右下・左上・左下それぞれ3回ずつ行います。

これで1セット終わりです。

もし今トレーニングの中でちょっとバランスが不安定だな、ちょっと気持ち悪いなと思った場合は、

その状態でもう一回可動域をチェックしていきます。目の前で手を合わせて、左右に捻っていきます。

その負荷がちょうど良ければ、おそらく可動域が広がったり、身体にいい変化が起こっているはずです。

もしこのトレーニングをやって、逆に体が硬くなってしまったり、

動きが悪くなってしまったという場合には、もっと負荷を減らして、

座った状態で今と同じことをやってみたり、もしくはスタンスを広げた状態で同じようにやってみたり、

負荷を減らして、もう一度可動域を見てみてください。

今の動きが「なんだ簡単じゃないか、こんな風に誰でもできるよ」という方は目を瞑って行ってください。

右・左・上・下・右上・右下・左上・左下それぞれ3回ずつ行います。

目を開けてください。一方向にいった時に、どうしても体のバランスが崩れるなどあれば、

その方向を特定的に多めに練習してもいいです。

この状態でもう一度体の動きをチェックしてみます。

僕でも目を瞑ったトレーニングを行うと、結構動きがよくなっていきます。

さらにここから、タンデムと言って前足と後を直線上に並べて、

前のかかとと後ろの足のつま先をつけて、同じように目を開けた状態で行います。

もちろん足を変えて、ポジションを変えて、さらにそこから出来る人は片足立ちで同じように

行っても良いと思います。もちろん左右左両方です。

その中で自分の体をチェックしながら、一番いい反応が出るところを見つけてください。

このように自分の体に良い変化があれば、続けて後々記憶力にも良い変化が起こってくるのではないか

と予想できるので、是非皆さんも続けてみてください。

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この記事をかいた人

宮崎 ほくと

宮崎 ほくと

〜馬とはカラダで会話する〜究極の【人馬一体】を目指す現役JRA騎手。日本で様々なトレーニング・整体・ボディーワークを経験。自ら渡米し最新の脳神経学に基づくトレーニング理論を学ぶ。

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