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2023.04.19

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【脳の血流を改善】脳底動脈のストレッチ

皆さんこんにちは、宮崎北斗です。

今回は頭の疲れを吹き飛ばすテクニックをご紹介します。

頭の疲れを取るだけではなく、肩こりなどにも効果的です。

パソコンなどをずっと見ていたり、机での作業が多かったりすると、

どうしても頭が疲れてきて、脳の血行が悪くなっているなーと思うことがあると思います。

そういう時にできるテクニックです。

しかし、これは自分でやるものではなく、人にやってあげるものになります。

よく「肩こりだから肩を揉んで」というかと思います。

それよりももっと効果的でパートナーや自分の職場の同僚に、やってあげることで

かなりスッキリして喜ばれますので、ぜひ覚えてください。

これから、脳底動脈という脳に繋がっている動脈をストレッチし、少し流れを良くしていきます。

今回紹介するテクニックは、オステオパシーの権威、ジャン・ピエール・バラルさんが

書いた本の中から一つ紹介していきます。

これから紹介する方法は、頭蓋骨に少しテンションをかけながら少し牽引してあげる方法です。

牽引される場所が脳底動脈も含まれますが、若干延髄や延髄から出てる神経にもストレッチが

かかってきます。

そうすると、延髄は屈曲の作用がある場所なので、体に屈曲が良くなることが多くあります。

屈曲のチェック

最初に屈曲のチェックをします。前屈をしてみてください。足を肩幅くらい開くといいです。

今日は硬いですね。

ハルナさん(以下「ハ」)「左の腿裏が痛い」

何回かやってみて、本当に痛くてダメそうです。戻ってきていいです。

ストレッチ

ストレッチは、座らせても、立ったままでもできます。

まずホールドの仕方は、親指を後頭部のちょうど頭蓋骨の後ろあたりに添えるようにし、

自分の肘を相手の肩あたりに添えておきます。

このまま少しぎゅっと圧をかけながら、ちょっとだけ上に引っ張ります。

軽くうなずかせるようにし、ここから少し自分に向かって寄りかかってきてもらいます。

そうすると圧が強くなります。オステオパシーだと頭蓋骨が動くので、そのリズムに合わせて

圧を強めたり緩めたりしましょう。

しかし、それを感じられない方が多いと思うので、呼吸のリズムと一緒にいきたいと思います。

まず息を吸って、吸うと同時に少し横から頭蓋骨を圧迫します。吐いて緩めます。

吸って吐いて、2回目吸って吐いて、これを10回くらい繰り返します。リラックスしてください。

これをやる人は力がいりますので、少し足幅を広げておいて、ちゃんと耐えられるように、

顔がまっすぐだと支えられないと思うので、少し横を向けてもいいです。

今立った感じはどうですか?

ハ「視界が明るくなった!」

脳神経に対してストレッチがかかるので、そういった影響も出るのかなと思います。

もう一回こちらを向いて足幅を肩幅に広げて、前屈してもらっていいですか。

ハ「痛くない!結構痛かったのに。」

全然良くなりましたね。こんなに効果があるのか(笑)

やる前はすごく腿裏が突っ張ったらしいですが、今はかなりいいです。

脳の血行がよくなって頭がすっきりし、視界が明るくなったみたいなことも言ってました。

プラスこうやって延髄の働きも若干ストレッチがかかって良くなって、効果が出ました。

これは自分でできないのが難点ですが、こういうことをやってあげると、フィードバックとして

「頭が乗るようになった」「スッキリした」と言ってもらえることが多いので、

僕も結構使っています。

パートナーや職場の同僚、みんなにやってあげると感謝されることも多いので、是非試してください。

プラス自分にもやってもらうといいと思います。

今日は人にやってあげるテクニックを紹介しました。

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この記事をかいた人

宮崎 ほくと

宮崎 ほくと

〜馬とはカラダで会話する〜究極の【人馬一体】を目指す現役JRA騎手。日本で様々なトレーニング・整体・ボディーワークを経験。自ら渡米し最新の脳神経学に基づくトレーニング理論を学ぶ。

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