パソコン作業が続いて頭が重い、脳の血行が悪い気がする——そんな時にとても効果的なテクニックがあります。
それが脳底動脈のストレッチ。頭の疲れだけでなく肩こりにも効き、視界が明るくなるほどの変化が出ることもあります。ただし、これは人にやってあげるテクニックです。
こんにちは、宮崎ほくとです。今回は脳の血流を改善する脳底動脈ストレッチを、ハルナさんに協力してもらいながらご紹介します。
脳底動脈ストレッチとは
「肩こりだから肩を揉んで」と言われることは多いですが、それよりも効果的なのがこの方法。脳につながる脳底動脈をストレッチして流れを良くします。
これはオステオパシーの権威、ジャン・ピエール・バラル氏の著書から紹介するテクニック。頭蓋骨に少しテンションをかけて牽引する方法で、脳底動脈に加えて延髄や延髄から出る神経にもストレッチがかかります。延髄は屈曲の作用がある場所なので、体の屈曲が良くなることが多いのです。
まずは屈曲チェック
最初に前屈をチェック。足は肩幅くらいに開きます。ハルナさんは「左の腿裏が痛い」と、かなり硬い状態でした。

ストレッチのやり方(パートナーに行う)
座らせても立ったままでもOK。ホールドは親指を後頭部(頭蓋骨の後ろ)に添え、自分の肘を相手の肩に置きます。

この状態で少し圧をかけながら、ほんの少し上に牽引します。軽くうなずかせてから、相手に少し自分の方へ寄りかかってもらうと圧が強まります。


オステオパシーでは頭蓋骨が動くので、そのリズムに合わせて圧を強めたり緩めたりします。感じられない場合は、相手の顔を少し横に向けて無理なく支えられる姿勢にしても大丈夫です。
⚠️ 頭や首を扱うので、決して強く引っ張らず、ゆっくり優しく行ってください。相手に痛みや違和感がないか確認しながら進めます。
ビフォーアフターがすごい
ストレッチ後にもう一度前屈すると——ハルナさん「痛くない!結構痛かったのに」。あれほど突っ張っていた腿裏が、すっかり楽になりました。

「視界が明るくなった」「頭がすっきりした」との声も。脳の血行が良くなり、延髄の働きも改善したことで、こうした効果が出ます。自分ではできないのが難点ですが、パートナーや同僚にやってあげると感謝されるテクニックです。自分にもやってもらうといいでしょう。
まとめ
- 脳底動脈をストレッチして脳の血流を改善するパートナーテクニック
- オステオパシーのバラル氏の手法。延髄にもストレッチがかかる
- 親指を後頭部・肘を肩に添え、圧をかけて少し牽引
- 強く引かず、リズムに合わせて優しく。痛みがないか確認
- 前屈が楽になり視界が明るく・頭がすっきりする
