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2023.04.05

  • 脳と身体の仕組み
  • 身体能力を高める

『40秒』ストレッチをしないで肩の可動域を広げる方法

皆さんこんにちは、宮崎北斗です。

今回はストレッチをしないで可動域を広げる方法をご紹介します。

なぜストレッチをしないかと言うと、ストレッチで広がった可動域は

怪我をしやすい上になかなか定着しないからなのです。

外側の力で広げられた可動域は、上手く脳がコントロールできないため、

その部分を信頼してくれません。

そうすると可動域は定着しにくいだけではなくて、たとえ定着して上手く体が柔らかくなったとしても、

一番怪我のリスクが高まる体の伸ばし方でもあります。

ですから必ずストレッチをした後はトレーニングをして、

その部分でちゃんと体をコントロールできるようにしていかなければいけないということが言えます。

それを考えた時に、皆さん、自分が今動ける範囲に、動かせる可動域を完全にコントロール

できていますか???

例えば小学校で足し算ができないのに、いきなりかけ算を勉強できないと思います。

足し算のコンセプトがわかるから掛け算もわかるわけです。それと同じことです。

今、自分が動ける体の範囲を使えないのに、さらに広がった可動域、

たとえば股関節が柔らかくなりたいのであれば、股関節の広がった可動域を使いこなせますか?

ということなのです。

このコンセプト今を聞いて、「ん?」と思う方も多いと思います。

これからお伝えしたことを試してもらうことで、僕が話していることがわかると思います。

これから、皆さんが今使える可動域をある方法でトレーニングしていきます。

それだけで皆さんの可動域が広がります。

足し算のレベルからいきなりかけ算のレベルにステップアップできます。

トレーニング方法

最初に腕が広がる可動域をチェックします。

どっちでも良いですが、行きづらい方で最初は試してみてください。

最初は壁などで、腕をまっすぐ前から上げてきて、いけるところのちょっと手前ぐらいで、

壁に手をつきます。

この辺までしか上がらないならこのまま壁に手をついてください。

カメラのアングル的に僕は少し斜めになりますが、

皆さんは壁に向かってまっすぐ行ってもらって構いません。

まずはこの状態で8方向へ順番に力を入れていきます。

まずは上に5秒、次は下に5秒です。注意点ですが、今動かしたい、可動域を広げたいのは肩なので、

必ず肘は伸ばしたまま、肩で力を入れてきます。

次に横へいきたいと思います。今、少し滑ってしまいましたが、皆さんは滑らないように気を付けてください。

滑ったら結構怪我するので、ちゃんと壁に押し付けたままでお願いします。次は内側です。

そして斜め4方向へいきます。斜め左上、斜め左下、斜め右上、斜め右下へ5秒ずつ行います。

8方向が終わった後にもう一度腕の可動域をチェックしてみます。

僕は元々動きは良いですが、更に右が大きくなります。

このエクセサイズをやった後に、このように自分の行ける範囲のちょっと手前で

8方向に力を入れていくことで、その可動域の使い方を脳は覚えてくれて、

さらに動ける範囲を広げてくれます。是非、皆さんもやってみてください。

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この記事をかいた人

宮崎 ほくと

宮崎 ほくと

〜馬とはカラダで会話する〜究極の【人馬一体】を目指す現役JRA騎手。日本で様々なトレーニング・整体・ボディーワークを経験。自ら渡米し最新の脳神経学に基づくトレーニング理論を学ぶ。

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