神経学トレーニング

個人セッション予約

会員専用サイト神経学トレーニング

BLOGブログ

2022.09.08

  • カラダマニアちゃんねる
  • 不調を治す
  • 脳と身体の仕組み

【断言します】整体じゃ治らない。ストレートネックは自分で治すしかない!

こんにちは、宮崎ほくとです。

今回はストレートネックの治し方を

脳から考えるということでお話ししていこうと思います。

他の動画では決してみることができない内容となっていますので、

スキップしないでぜひ最後まで見ていくようにしてください。

ストレートネックの原因

まず最初にストレートネックになってしまう原因なんですけれども、

大きく分けて3つあります。

1つ目は脳が首のポジションを忘れてしまっているということ、

2つ目は自分の頭のポジションを認識していないということ、

3つ目は小脳の働きが悪くなって、伸筋が働いていないということになってきます。

よくわからない方も多いと思うので、ざっくり説明すると、

僕たちの脳は自分の身体の地図を持っています。

この地図が正しくないとき、

脳というのは本来あるべきポジションではなく、

効率の悪いポジションで身体をホールドしているが多くあります。

そして脳が自分の身体のポジションを忘れてしまう原因の大きなものとして、

三半規管がちゃんと働いていないということがあげられます。

三半規管は一般的に知られている

バランスを感じるものとはちょっと違い、

頭の動きとポジションを検知するための器官です。

そしてこの三半規管は小脳という場所と密接につながっています。

小脳は伸筋群、

身体の後ろ側の筋肉を働かせる役割がありますので、

三半規管の働きが悪くなると、

小脳の働きが悪くなって、

伸筋群の働きも悪くなる。

結果として余計に姿勢が悪くなる事が起こります。

筋肉が硬くなるというのは最終的な結果でしかありません。

いくらそこを頑張ってほぐしても、

すぐに元のポジションに戻ってしまいます。

今日は今お話しした理論を使いながら、

ストレートネックを根本から改善していきたいと思います。

自己紹介

ここで簡単に僕の自己紹介をさせてください。

僕はアメリカで機能神経学という

日本ではあまり見ない学問の分野を勉強してきた

現役のアスリート、競馬の騎手ということになります。

自分自身のパフォーマンスを高めながら、

身体の問題解決方法を発信していますので、

もし興味のある方は、

チャンネル登録・高評価・いいねボタンを押してから先に進むようにしてください。

それでは早速始めていきたいと思います。

首のポジションを治す

まず最初に皆さんにやっていただきたいのは、

首の動きを治すということになります。

治すとはどういうことでしょうか。

僕たちの首は本来当たり前に動けるものなんです。

ですが、脳がこの動きの可能性を忘れてしまっている、

動きのボキャブラリーが

普段の動きのパターンから抜けてしまっていて、

このポジションで動くことしか知らないから、

常にこのポジションでいる事になります。

ですので、

単純に最初は良いポジションを

教えてあげなければいけないんです。

おそらく皆さん最初は硬くてうまく動けない、

筋肉がつっぱっちゃう、

動くのが難しいといったことが見つけられると思いますので、

その場合にできるエクササイズをこれからご紹介していきます。

手順を追ってやっていきたいと思います。

まず最初に首を左右に倒します。

次に頭を左右にひねってみます。

単純な動きですが、改めてやってみると動きづらいところが感じられるかもしれません。

次にスライディングというものをやっていきたいと思います。

首を前に出して、後ろに引く。

横から見るとこんな感じになります。

ストレートネックの人は普段から首を前に出した状態ということになります。

最後にもう一つ、

ストレートネックの人にすごく重要な動きというのがあります。

それは今のスライディングの動きを

頭を前に倒した状態で行なっていきます。

ですので、まず頭をうなだれた状態でスタートします。

そこから顎を引くようにしながら、首を元のポジションに戻していきます。

この動きをしていく中で、

ちょうど頭蓋骨の付け根のあたり、

後頭下筋群というんですけれども、

このあたりや、首の筋肉全体につっぱるという方は、

このエクササイズはすごく重要になってきます。

やってみてこれでよくなればいいんですけれども、

硬くてうまく動けないしポジションもよくならないという場合には、

これから行なうエクササイズを1つずつやってみて、

どれが一番自分の首の動きを改善してくれるかというのを見つけてください。

感覚入力

最初にやってもらいたいのは感覚入力です。

何をしていくかというと、

皮膚に感覚の刺激を加えていきます。

これは一般的にはマッサージとして認識されているかもしれないですが、

何が違うかというと、

刺激の種類によって刺激される神経が変わってくるので、

いろいろな刺激を使っていきます。

皮膚刺激

まず最初に皮膚刺激です。

皮膚は意外と見過ごされがちですが、

すごく大事な感覚器官です。

僕たちのほとんどの刺激は皮膚で感じていますので、

そこをさするように刺激していきます。

首の後ろ全体をまずはさすっていく、こすっていきます。

手が硬くてうまくこういった動きができないという方は、

タオルなどを使っても構いません。

ポイントは皮膚を刺激するということです。

そしてそのまま頭の後ろまでいって、

頭の後ろ全体もマッサージしていきます。

マッサージというか皮膚刺激ですね。

ポイントは触った後にモヤモヤした感じが残るくらいずっと触っていきます。

次に頭の皮膚全体もかき上げるようにして刺激していきます。

これは三叉神経といって、僕たちの重要な顔の神経の刺激にもなってきます。

刺激していったところで、もう一度首の動きをやってみます。

左右に倒して、左右を向いて、前後に動かします。

最後に重要な動き、頭を前に倒して引いてきます。

どうでしょうか、おそらくこれだけでも結構動きが変わったと思われる方も多いのではないでしょうか。

圧を加える

次にやっていきたいのは、違ったタイプの感覚刺激をしていくということです。

これは何かというと、首に対して深い圧を加えていきます。

まず自分の手を合わせてもらって、首の後ろに置きます。

この状態で手首を合わせるようにして首をギューッと押さえていきます。

5秒くらい押したらリラックス、5秒押してリラックスを繰り返します。

ポジションを少し変えて続けます。

筋肉をほぐしているわけではないので、

頭蓋骨も少し押すような感じで刺激していきます。

次に肩に手を当てて、肩の筋肉を握るように5秒間くらい、

できたら緩めて、これも繰り返します。

できたら反対の肩もやります。

終わったらもう一度チェックします。

左右に倒して、左右を向いて、前後に動かします。

最後に重要な動き、頭を前に倒して引いてきます。

三半規管の刺激

次に三半規管の刺激、これをやっていきたいと思います。

これは人によっては気持ち悪くなってしまう可能性がありますが、

実はそういう人にこそやってほしいトレーニングになります。

しかし、気持ち悪い状態で刺激し続けるのではなくて、

自分が耐えられる範囲で刺激の量を調節しながらやっていただきたいです。

ですからレクチャーしていくんですけれども、

それをそのままやるというよりは、自分のできる範囲で、スピードを遅くしたり、

やる回数を減らしたりしながら行なっていってください。

まず最初に自分の目の前に親指を立てて親指を見ます。

この状態で右回りに回っていきます。2周くらい回ったら次は反対回りいきます。

しっかり親指に焦点を合わせたまま回っていきます。

気持ち悪いまではいかなくても、う~~~となっているくらいがちょうどいい負荷になります。

気持ち悪い場合は、1週にする、もっとゆっくり回るという風にしていってください。

次に今と同じ動きを首を倒した状態で行なっていきます。

下を見て、この状態で指先に焦点を合わせて2周回ります。

同じように反対回りもやります。

こんな単純な動きなのに気持ち悪くなるのかと思われた方、

これはすごく重要な三半規管のエクササイズ、トレーニングで、小脳への刺激にもなってきます。

普段からそういった部分が働いていないとこのエクササイズでも気持ち悪くなってしまったりします。

次に上を向いて同じようにやります。

反対回りもやります。

というわけで三半規管の刺激をしてきたんですけれどもこれでもう一度チェックしてみたいと思います。

左右に倒して、左右を向いて、前後に動かします。

最後に重要な動き、頭を前に倒して引いてきます。

ここまでやってきてだいぶ首の動きが改善されてきたのではないでしょうか。

三半規管の刺激がよくないという場合には、最初は感覚刺激だけでも構いません。

身体のポジションの練習

首の動きがよくなったのを使って、

今度は身体のポジションを練習していきたいと思います。

当たり前ですが、僕たちは普段首だけ動かしているわけではありませんよね。

首のポジションを変えながらそれに付随して、

背骨のポジションというのは常に変わっています。

ですから、首のポジションを良いところに保ったまま、

胴体の動きをするということをやってみたいと思います。

まずスライディングで良いポジションを作ります。

このポジションを作ったまま、背骨を丸めて、反らす、丸めて、反らす、ということを繰り返し行なっていきます。

ポイントは、膝はまっすぐ伸ばしたままだとやりづらいので、

軽く曲げておいて、自然と背骨が動けるようにしておきます。

本当はもっと回数やったほうがいいのですが、

この辺にしておいて、次にやっていきたいのは、左右の背骨の動きになります。

これをしていくときには、先ほどと同じように、スライディングで良いポジションを作って、このままの状態を保って、片方の足を浮かせてくるようにすると、身体が弓なりに反りますね。

こんな感じで左右の動きを行なっていきます。

以上でエクササイズは終わりになります。

いかがでしたでしょうか。

まとめると、最初に首の動きを練習すること、

これが大事ですというお話をしました。

そしてこの首の動きができるようにするために、

三半規管の刺激や感覚の刺激を使いました。

最後に首の良いポジションを保ったまま身体を動かすということをやりました。

この3つを日常的に練習していくようにすれば、

皆さんの首のポジションは自然と良いポジションに戻っていきますので、

ぜひ続けていくようにしてみてください。

今日も最後まで見てくださってどうもありがとうございました。

よかったらシェアしてね!

List

この記事をかいた人

宮崎 ほくと

宮崎 ほくと

〜馬とはカラダで会話する〜究極の【人馬一体】を目指す現役JRA騎手。日本で様々なトレーニング・整体・ボディーワークを経験。自ら渡米し最新の脳神経学に基づくトレーニング理論を学ぶ。

神経学トレーニング

神経学トレーニング

神経学トレーニング

関連記事

神経学トレーニング

神経学トレーニングで体を根本から変える

神経学トレーニングによって、原因不明のあらゆる不調を改善できます。
整体やトレーニング、そんな領域を超越した、あなたの脳と体を100倍のスピードで進化させる方法を提供していきます。

個人セッションの予約はこちらから

オンラインスクール会員専用サイト神経学トレーニング