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2023.05.10

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【頭痛解消】頭が冴え渡る!後頭下筋のリリース

皆さんこんにちは、宮崎北斗です。

今回は頭痛解消、目と頭がスッキリする後頭下筋のマッサージをしていきます。

頭痛の原因にもさまざまありますが、脳はそもそも痛みの神経がなく、

頭がどこか痛い時にそれを感じているのは脳を包んでいる髄膜です。

その膜が痛みの反応を出していることが多いということです。

今日はこの髄膜と直接つながっている小さい筋肉、後頭下筋という筋肉を

リラックスさせていくことで、髄膜のテンションをとっていこうと思います。

これから行うマッサージでは、テニスボールを使います。

自分の手を使うこともできますが、あえてテニスボールを使う理由をこれからお話しします。

全てのマッサージに言えることですが、筋肉を物理的にほぐしているわけではありません。

筋肉を触ったり、皮膚を触ったりすることは脳への刺激です。

神経の刺激、そして脳への刺激になります。

ですから、そこで筋肉がほぐれたり、リラックスしたり、疲れが取れたりする反応は

全て脳がその刺激によって引き起こしているものです。

たとえば、自分の体を触ってマッサージしたとしても、あまり驚きがないことから

脳にとっては新鮮な刺激になりません。

外からの刺激や誰かにやってもらうことによって、全然効果は変わってきます。

是非皆さん、テニスボールでなくでも良いので、何か物を見つけて試してください。

この記事の内容

マッサージ

それではこれから頭痛解消、頭がすっきりする後頭下筋のマッサージを行います。

まず、後頭下筋の場所を探していきます。

頭蓋骨とちょうど首の境目であり、硬いところから柔らかくなる部分です。

まずはそこを探してください。

見つけられたら、その部分のちょっと右寄りです。

右側寄りにボールを当てて少し押し付けるようにします。

この部分は、かなり敏感な部分であり、繊細な部分であるので、強くやり過ぎないようにしてください。

あくまで自分が少し気持ち良く、痛過ぎない範囲で行ってください。

そこに軽くボールを当てた状態で、頭で円を描いていきます。

まずは右回りに3周いきます。自分の鼻の頭で円を描くイメージで行います。

同じように反対も3周いきます。

次にボールを押し当てたまま、目を動かしていきます。

最初に説明した通り、後頭下筋は目と反射でつながっています。これは視蓋脊髄路というものです。

目の動きを使っていくことでリラックスさせていくことができます。

同じように右側にボールを当てたまま、目を使って円を描いていきます。

まず最初、片側の手で1本指を出してもらい、その指を追うようにして、目で円を3周描いていきます。

反対も3周いきます。

次に頭を下にうな垂れます。その状態でボールに向かって頭を後ろに引いていきます。

これを5回行います。

これで片側が終わりです。同じように反対側もやっていきます。

皆さん、いかがでしたでしょうか。

マッサージの後に、頭が首に乗っかっている、少し軽くなったことを感じたのではないかと思います。

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この記事をかいた人

宮崎 ほくと

宮崎 ほくと

〜馬とはカラダで会話する〜究極の【人馬一体】を目指す現役JRA騎手。日本で様々なトレーニング・整体・ボディーワークを経験。自ら渡米し最新の脳神経学に基づくトレーニング理論を学ぶ。

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