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2022.08.25

  • 脳と身体の仕組み
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【筋トレじゃダメ】今すぐ変化!!ハムストリングのスイッチをいれる方法

こんにちは、カラダマニアのジョッキーほくとです。

今回は裏ももの筋肉、ハムストリングの使い方を改善して皆さんの動きを圧倒的に楽にする、そんな方法をご紹介していきたいと思います。

ハムストリングは僕たちの筋肉の中で、推進力を生みだす筋肉といわれています。

歩く動作、走る動作、階段の昇り降り、足を使う動作全てこの筋肉がちゃんと働いてくれていることによって、皆さんの身体の動きは圧倒的に変わります。

ですが、神経学を学んだ僕の視点からすると、この筋肉は働きが悪くなりやすい筋肉でもあるんです。

そして同側脳幹が働きを抑制できずに必要以上に硬くなっていること、いろいろな理由が挙げられるんですけれども、今日は皆さんにハムストリングの使い方を脳にもう一度学習させていく、そんな方法をご紹介していきたいと思います。

それでは早速始めていきたいんですけれども、ここで簡単に僕の自己紹介です。

僕はアメリカで機能神経学がベースになったリハビリ、トレーニングを勉強してきた現役のアスリート、競馬の騎手です。

背骨骨折、脳挫傷、くも膜下出血、これらの後遺症を改善し、圧倒的に自分のパフォーマンスを高めてくれた神経学の知識を皆さんにもお伝えしていきたいと思っています。

神経学を応用した本格的なトレーニングを知りたいという方は特別なプレゼントがありますので、ぜひ僕のメルマガに登録してそちらもチェックしていくようにしてください。

それでは今度こそ始めていきたいと思います。

ハムストリングとは

まず最初に皆さんにお伝えしていきたいのは、ハムストリング、これは筋トレで鍛えていけばいいというものではないんです。

僕が伝えたいのは筋トレでこれを太くしていく、大きくしていく方法とかそういうことではなく、ちゃんとこの筋肉を使うことを脳に学習させていこうということになります。

そうすることで皆さんの身体はたった1回のトレーニングでも最大の効果を得ることができる、たった1回のトレーニングが皆さんのハムストリングのスイッチを入れることになって、圧倒的に日常生活の質を変えてくれることになるかもしれません。

そして慣れてしまえばたった10秒でできるこのテクニックを日常的に行なっていくことによって、皆さんの身体にとってハムストリングを使って動くということが当たり前になってきます。

まず最初に皆さんにこのハムストリングスについて説明していきたいんですけれども、ハムストリングス、これは大腿二頭筋と半腱様筋、半膜様筋の3つの筋肉から成り立っている筋肉のグループです。

そしてついている場所は坐骨結節といって、おしりを触っていただくとわかるこれのでっぱり、そこから下に下がっていって半腱様筋、半膜様筋はスネの内側についています。

そして大腿二頭筋は腓骨頭つまり下肢の外側の骨の内側についていることになります。

ですからこれからハムストリングの使い方をやっていくんですけれども、やり方は2種類あります。

一つは半腱様筋、半膜様筋にアプローチしていく方法、そしてもう一つは外側の腓骨頭についている大腿二頭筋をトレーニングしていく方法ということになります。

これから行なうトレーニングで重要なこと、そして他の誰もが紹介していないことというのは、ハムストリングスを最大限収縮させていくということになります。

最大限収縮している感覚を脳に教えていってあげると、これが自分の身体の動き方に反映されてきます。

ハムストリングのトレーニング

早速やっていきたいと思います。

まず最初に壁か何か、つかまってもらって片方の足をあげます。

この状態で膝を最大限屈曲させていきます。

そうするとももの裏側を触ってもらうと緊張してくる感覚がわかると思います。

ですがこの時にぷよぷよしている感じがあったとき、おしりの下から足の外側内側に向かってついている筋肉、これがぷよぷよしていると、うまく使えていないということになります。

ここでさらにハムストリングスの動きを足していきます。

今膝を曲げること、これというのはハムストリングスの一つの動きにしかすぎません。

ですから一般的に膝を曲げ伸ばしする動きは確かにハムストリングスのトレーニングなんですけれども、これだけでは完全にハムストリングスを使っているとは言えません。

これから皆さんにやっていただきたいことは、足を曲げた状態から足を後ろに引いてくるということになります。

そこでもう一度ももの裏側を触ってもらうと、さっきよりも筋肉が硬くなっているのが感じられるかもしれません。

ここでも硬くなっていない方、まだぷよぷよしているという方、そんな方は一応確認してもらいたいのが、腰を沿っていないかということ、後ろに行くときにおしりを後ろに引いていないかということです。

できるだけ高い姿勢を保って、反対側のかかとを踏んで、その状態で後ろに足を引いてくる、股関節から後ろに足を引いてくるということになります。

そしてもう1つ、まだ柔らかいという方は使えていないということですから、ここでさらに先ほど言った大腿二頭筋そして半腱様筋、半膜様筋の動きを足していきたいと思います。

大腿二頭筋のトレーニング

まず最初に大腿二頭筋ここの動きを強調していくためにはどうすればいいかというと、ハムストリングスの動きで意外と知られていないのが下肢を内旋外旋することです。

ですから大腿二頭筋の場合には、足を後ろに引いて足を外側に外旋してくる、そうすると腓骨頭が坐骨結節に近い状態になって、外側のハムストリングス、つまり大腿二頭筋が収縮しやすくなります。

この状態でもう一度しっかり膝を曲げて後ろに引いてくると、外側の筋肉に力が入りやすくなります。

ですけれども、多分最初にやる方はこれでもまだ力が入らなくてつかめないと思うんです。

なので自分で指で触って刺激しながらここを硬くするということをトレーニングしていきます。

子供のころ、「見てよ俺の筋肉」とかやりましたよね。

あれをももでやるということなんです。

今僕はちょっとやっただけでもがっと軽くなったんですけれども、そうすると頑張ってトレーニングしなくてもそれだけで筋肉にかなり感覚が出てきている状態になります。

半腱様筋、半膜様筋のトレーニング

次にやってもらいたいのは、内側、半腱様筋、半膜様筋にスイッチを入れていく方法になります。

この場合には今とは逆、膝を曲げて後ろに引いて足を内側に向けます。

下肢の全体を内側にひねります。

つま先が内側に向くような形にします。

そこでもう一回ちゃんと膝を曲げて後ろに引いてくると、今度は内側、ハムストリングスの内側が硬くなるのが感じられると思います。

感じられないときは練習しなければいけないということになります。

おそらく今までもたくさんハムストリングスのトレーニングをしてきたという方でもこの間隔をつかむのはなかなか難しいと思います。

今僕なんかも1セットやっただけなんですけれども、これだけでもすでにハムストリングのスイッチが入った感じがあるわけです。

初めてやる方なんかもすごくスイッチが入ったなというのを感じられていると思います。

ハムストリングのストレッチ

最後になりましたけども、もう一つ皆さんにやっていただきたいというのは、筋肉というのは収縮した状態、そして最大限伸ばした状態も脳に学習させていく必要があります。

ですから今と全く逆の動き、なにかしら台の上に足を置いてもらって、膝を伸ばしてハムストリングのストレッチ、これもやっていただいて、伸ばした状態と収縮した状態、両方を脳に学習させていくということをやってみてください。

この状態で日常生活を過ごしていくことで、スポーツのパフォーマンスでも、日常の動作の動きの質にしても変わってくるということになります。

一度皆さん歩いてみてほしいんです。

そうすると筋肉痛っぽい感じになっているのはもちろんそうなんですけれども、やったほうがちゃんと踏めている、ちゃんと足が動いているというのを実感していただけるはずです。

こんな感じでもちろん反対側もやってほしいんですけれども、今日はハムストリングのスイッチを入れて皆さんの身体の動きを圧倒的に変える方法としてご紹介してきました。

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この記事をかいた人

宮崎 ほくと

宮崎 ほくと

〜馬とはカラダで会話する〜究極の【人馬一体】を目指す現役JRA騎手。日本で様々なトレーニング・整体・ボディーワークを経験。自ら渡米し最新の脳神経学に基づくトレーニング理論を学ぶ。

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