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2023.03.24

  • 脳と身体の仕組み
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【太腿痩せ】脳科学で賢くトレーニング!

こんにちは宮崎北斗です。

今日は太もも痩せのトレーニング方法をご紹介します。

太ももが太くなってしまう原因は色々あって、代謝が悪くなること、筋肉が弱いこと、

リンパの流れが悪いこと、血行が悪いこと、色々挙げられます。

これら全てに共通する事は、何だと思いますか?

それは、足の動きが足りないことなのです。

今日、皆さんに紹介したいコンセプトは関節運動反射と言います。

僕達の筋肉は関節を動かすためのものです。なので、関節の動きが悪い時、筋肉の働きが悪くなります。

筋肉がうまく働かないということは、その部分がうまく動かせていないという事です。

血流リンパの流れも悪くなって、そして代謝が悪くなって余計に太ももが太くなることが起こります。

今日は関節の動き、特に足の関節は股関節と膝関節が大きな影響を与えているので、

この2つの関節の動きをよくしていくことにより、皆さんの太ももを細くしていこうと思います。

股関節のチェック

まず、自分の今の太ももの感じを写真に撮ってみてください。

あとで変化がわかりやすくなると思います。それではこれから始めていきます。

最初に、股関節の今の動きを確認します。壁など何かに捕まってもらい、片方の脚を浮かせます。

その状態で膝を伸ばしたまま、円を描いていきます。

左側と右側の両方を行ってください。結構キツいと思います。

動かしてみると、僕はスイスイ動かせますが、意外とうまくコントロールできないと思います。

5回ずつぐらい回しただけでも結構足がキツいと思いますが、その感じを覚えておいてください。

皆さんの筋肉が働いていないということで、これから色々なトレーニングを行い、

筋肉の働きを良くしていきます。

それではまず、片側の足で行います。これから、関節を動かしていきます。

その前に少しさすってあげたり、バイブレーションの器具も使って足全体に刺激を入れていきます。

なぜかというと、僕たちの脳は感覚情報をもとに体を動かしているので、

バイブレーションでも普通に触るだけでも大丈夫ですが、このように感覚を増やしてあげることにより、

体は動きやすくなり、また筋肉も活性化していきます。

一般的にこれを整体やマッサージと言い、その効果の元は、感覚情報が脳に行くからなのです。

ですから、このように脚全体、太ももの付け根まで少しマッサージしていきます。

さらにゴムのバンドで、脚全体に少し圧をかけながら、足に巻きながら、これから行うトレーニングを

行うと良いと思います。これは僕のお気に入りのツールでAmazonなどで売っています。

これは何かというと、圧感覚刺激です。

足に対して圧迫の刺激、これが筋肉の働きを活性化させてくれて、関節の動きをさらに良くします。

さらに、関節の動きがよくなることで、筋肉の働きも良くなるので、一石二鳥の効果があります。

このゴムバンドは、モビリティバンドというもので、もしamazonなどで検索して、

見つけた方は買ってもらったら良いかなと思います。

エクササイズ

それではこれからエクササイズを行います。さきほど言い忘れたことは、バンド巻く場合、

巻く位置はできるだけ太ももの付け根に近いところ、下から順番にぐるぐる巻いて、

少し圧をかけながら、太ももの付け根ぐらいまで巻いていくのが良いと思います。

これから行う方法は、膝立ちになります。床やフローリングの上では、足が痛い、膝が痛いと

辛いこともあるので、もしヨガマットがあるのであれば、ヨガマットを使ってください。

もし無い場合でも絨毯の上など、膝に負担がかかり過ぎないところで行うようにしてください。

まず、膝立ちの体勢から、動かす方と反対の脚を一歩前に出します。

その時に、もしバランスを崩したり、キツい場合は壁や椅子などにつかまるものを用意してください。

まっすぐ前ではなく、少し斜め前に出すのがコツです。

動かす足の大腿骨の出っ張り、大転子と言いますが、この部分を見つけてもらいます。

骨格模型でいうとちょうどこの部分です。この部分が大腿骨の一番上の出っ張りになります。

この体制で少し動かしてもらうと、骨が動くのが分かると思います。

その部分に手を当てて、この辺から動かすことを覚えておくようにしてください。

これから行うことはすごく簡単です。この触っている部分で、円を描きます。

実際にやってみると、反対側の膝が動いてしまったり、膝だけで動いてしまったり、

あと骨盤や背骨が動いてしまうことが多くあります。

特に後ろに行くときがうまく動かないことが多いので、最初はできるだけ高い姿勢を保って、

少し骨盤を丸めておきます。

その状態でできるだけゆっくり外側にずらしていきます。なにかにつかまりながらで大丈夫です。

少し前にいって、ちょっとストレッチを感じるぐらいのところで、今度は外側にいきます。

外側に出しながら後ろにも引いてきて、ぐるーっと円が描けるはずなので、これを反対回りもいきます。

まず、少し外側にスライドしてきてから、後ろにお尻を引いてきて、そのまま反対側に

少し体重を移していって、骨盤は後傾のまま、前にぐるーっと回ります。

この動きを何回か行います。

気を付けることはストレッチではないので、筋肉が引っ張られている、

筋肉が突っ張っている感覚がもしあれば、あまり無理して伸ばそうと思ってやらないでください。

このようにぐるぐるとやって、終わったら一回立ち上がります。

バンドを巻いているのであれば一回外してもいいです。

もう一度壁につかまって最初に行った股関節を動かす動きを試してください。

皆さんも「あれ、脚が軽いなぁ!』と感じると思います。

なぜ脚が軽く感じるかというと、筋肉がちゃんと働き始めた、筋肉にスイッチが入り始めたからなのです。

なので、筋肉にスイッチが入った状態で、普段から生活していたら、もちろん足の代謝は良くなるし、

血流も良くなるし、リンパの流れも良くなるから、足は自然に細くなっていきます。

これだけでも左右を比べてもらうと、足の太さや足の締まり具合はかなり違うと思います。

是非写真を撮った方は比べてみてください。

さらにここからもう一つ膝のエクササイズです。

足の筋肉は大体が骨盤や、この大腿骨が膝に向かってついているので、

少し膝の動きも良くしていくことで、さらに足の筋肉が働き、太ももの働きは良くなっていきます。

今度はそちらを紹介します。

次に膝を動かすエクササイズ、膝の関節の動かし方をやります。

少し難しいですが、膝関節のスペースを広げていくことです。

関節は、スペースを少し広げてあげることで、うまく働くようになり、うまく動くようになるので、

その方法をご紹介します。

壁などにつかまって、その状態で片足を動かしてきます。

まず、片足を浮かした状態で膝を少しブラブラと左右に動かしてみます。

できるだけ膝から下をリラックスさせながらブラブラと、

重い靴を履いて下に引っ張られているようなイメージで行っていきます。

できたら今度は前後です。前後でもブラブラして、出来るだけ足の力を使わないようにします。

足のトレーニングなのに足の力を使わないというのは、なかなかないと思います。

でも関節の動きを良くしていくためには、これがすごく重要です。

前後左右が出来ましたら、これを使って少し上を揺らすようにして、円を描いてみます。

簡単そうにみえますが、意外と難しいです。

ちゃんと壁などにつかまって行うと、それだけでだんだん関節のスペースが広がって、

関節の動きがよくなり、その分筋肉が余計に働くようになっていきます。

最初は椅子に座って行っても大丈夫です。慣れてきたら片足で立ちます。

片足で立ってやることによって立っている方の足のトレーニングにもなるので一石二鳥です。

今、足のトレーニングを行ったので、これでもう一回膝を伸ばして股関節を回してみると、

全然上がり方が変わってきます。

先ほどと同じように足の締まり具合も比べると、その違いがはっきりと分かると思います。

今日はこのように足痩せ、太もも痩せの方法を紹介しました。

僕が教えている方法はただ単純に汗をかきましょう、痩せましょう、脂肪を燃やしましょう、

そういった方法ではなく、脳神経学・解剖学・生理学に基づいた方法をご紹介しています。

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この記事をかいた人

宮崎 ほくと

宮崎 ほくと

〜馬とはカラダで会話する〜究極の【人馬一体】を目指す現役JRA騎手。日本で様々なトレーニング・整体・ボディーワークを経験。自ら渡米し最新の脳神経学に基づくトレーニング理論を学ぶ。

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