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2023.03.10

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疲れやすいを解決する方法!究極の健康レジ袋マスク

現代人が抱えている悩みの中で、日頃から疲れやすいというのはすごく大きな問題だと思います。

今日紹介していくことは、そういった慢性的な疲労を改善するエクササイズです。

エクササイズと言いましたが、これは皆さん絶対に誰しもがしなければいけないことです。

それは特別に何か行うことではなく、日常生活で当たり前に行うことになります。

何をしていくかというと、呼吸のエクササイズです。

呼吸をすることは当たり前だと思っています。

僕たちが普段生活していると、1日で大体28,000回〜30,000回呼吸をしていると言われています。

しかし、多くの人がこの28,000回〜30,000回の呼吸を正しくできていません。

ですから、呼吸の仕方を正しくしていくこと、そして即座に皆さんの疲労を改善する

重要なエクササイズを今日はご紹介していきますので、ぜひ最後までお読みください。

はじめに何か疲れたな、頭の働きが悪いな、目がぼやけてきたな、そのような時に試す方法になります。

それには何を使うと思いますか??

ここに、僕がさっきビニール袋で作ったマスクはあります。

別にこういったものでなくても構いません。もし紙袋があればそちらがベターだと思います。

今朝、仕事をしてきたと思いますが、今どうですか?何か感じますか?

ハルナさん(以下「ハ」)「疲れているよ」

みんな言いますよね、疲れてますから。

今、疲れているよと、みんなも言うかもしれません。

体の動きを早速チェックしてみます。腕をちょっと動かしてみてください。

肩の動きなどどうでしょうか?。

ハ「左肩の方が重い」

左肩が何か少し重い感じがするそうです。

座っているのであれば腰を動かしてみたりしてください。

これから行う呼吸のエクササイズによって、エネルギー代謝が変わっていきます。

その結果、もちろん頭の働きが良くなったり、疲れが取れたり、それだけではなく

今の動きも変わってくるので、それをチェックしました。

これから、ビニール袋で作ったマスクを耳に掛けてもらい、呼吸してもらいます。

呼吸は全て鼻呼吸で行ってください。気をつけてほしいことは口を完全にふさがないことです。

少し隙間が空いています。

そうすることにより、窒息しないようにしています。

この目的は二酸化炭素を増やしてあげることなのです。

皆さん、二酸化炭素は何か悪いものと思っているかもしれませんが、実はそんなことはなく、

二酸化炭素は僕たちの体にすごく必要なものです。

どういうことかと言うと、僕たちは脳幹に酸素、二酸化炭素の量を検知する部分があります。

その部分が血中にある、自分の体内にある二酸化炭素の量を検知し、

それによってどれぐらいの酸素を細胞に供給するかを決定しています。

これをボーア効果と言ったりしますが、少し複雑な仕組みがあります。

どういうことかと言うと、二酸化炭素が体にないと血中にはいっぱい酸素があります。

この酸素は血中、体の中にいっぱいあるけれど、これを使えずにただ体の中をぐるぐるぐるぐる

回っていることが起こってしまいます。

現代人のほとんどの人は、基本的に慢性的な過呼吸です。

過呼吸の人がこうやってバッグを口に当てて呼吸してるのを見たことがあると思います。

自分に過呼吸の認識がなかったとしても、ぜひこれをやっていただきたいです。

ほぼ9割方の人がみんな過呼吸ですから。

それをすることによって、二酸化炭素量は体内で増え、体の動きが良くなったりします。

そういった話をすると、皆さん思い浮かべるのがたぶん炭酸泉のお風呂、スーパー銭湯など

いっぱいあると思います。

そういったものがすごく良い理由の一つが、皮膚から二酸化炭素を取り込むことで

体の中の二酸化炭素量が増え、結果として血行が良くなったり、エネルギー代謝の問題も良くなるから、

リラックス出来るわけです。

それを疑似的に作っています。

どうですか、ちょっと呼吸してみて、少し何かリラックスした感じなどありますか?

ハ「うん」

そんな感じだそうですが、ちょっと体の動きもチェックしてみましょうか。

ハ「ちょっと軽くなるよ」

ちょっと軽くなってますよね。少し動きもいいように見えます、楽ですか?

ハ「ちょっと変わるよね」

ちょっと変わりますね、似合いますね、そのマスク。

一回立ち、この状態で少し運動すると、また体の中の二酸化炭素量が増えるので、

少し試してみたいと思います。

立ち上がって、10回ぐらいスクワットをしてみましょう。

少し動いたところで、肩の動きなど良いですね。動きが変わりますね。

こんのように、少し二酸化炭素量を増やしただけでも、体に変化が現れてきます。

何かイライラしている、頭の疲れが抜けない時にも、このように二酸化炭素量を増やしてあげると、

少しリラックスできたり、疲れが抜けたりしますので、是非この便利なツールを覚えておいてください。

もう一つ、ビニール袋を外してもらい、皆さんにお話ししたいことがあります。

さっき、呼吸を1日28,000回〜30,000回ぐらいしてますと話しましたが、

普段の呼吸のパターンを変えていくことがすごく大事です。

まず一つ大事になってくるのは、鼻呼吸をするです。

口呼吸は基本必要以上に酸素を取り込み過ぎてしまいます。

できるだけ口は閉じて鼻で呼吸することによって、その時に自分のしていたアクティビティー、

それが運動や仕事でその時に必要な適切な量の酸素を取り込み、適切な量の二酸化炭素を吐き出す

サイクルを作っていくことにつながります。

まず必ず鼻呼吸をします。その過程で、夜、例えば寝てる時にどうしても口が開いてしまうのであれば、

口にテープを張ってもらうことも効果的になります。

結構、鼻がつまる人は、前にも紹介した舌を回したりするエクササイズを行ってください。

ちょっとやってもらって良いですか?

口の中でぐるぐる回すようなエクササイズです。

舌のポジションが良くなり、結果的に鼻呼吸がしやすくなるので、すごくお勧めです。

その理由を説明すると長くなりますが、結局口の中も鼻の中も三叉神経の支配なので、

その働きを良くすることです。

プラスでこういったことをしながら鼻呼吸をしている中で、

皆さんは、吐く息を長めに呼吸していくことを自分のパターンとして定着させていくことになります。

1日に28,000回呼吸するので、そのうち例えば10回20回呼吸のトレーニングをしたところで、

なかなか自分の普段の呼吸パターンというのは変わっていきません。

ですから、できるだけ日常の中で2秒吸って4秒吐く。

このように吸う息と吐く息の割合を1対2ぐらいの割合でする呼吸を日常生活の中で、

普段気が向いた時に意識的に続けていくことをぜひ行ってください。

例えば車で運転して会社に行く時、新聞を読んでいる時、そういった時に2秒吸って4秒吐く。

できる人であれば3秒吸って6秒吐く、これを意識してやっていくことで

普段の自分のエネルギーレベルがすごく変わっていくので、是非続けてください。

また、こういったバックのエクササイズを取り入れながら、その効果を感じてください。

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この記事をかいた人

宮崎 ほくと

宮崎 ほくと

〜馬とはカラダで会話する〜究極の【人馬一体】を目指す現役JRA騎手。日本で様々なトレーニング・整体・ボディーワークを経験。自ら渡米し最新の脳神経学に基づくトレーニング理論を学ぶ。

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