インナーマッスル《大腰筋》の鍛え方!解剖学に基づいたトレーニング方法

「大腰筋(だいようきん)」——インナーマッスルの代表として、一度は耳にしたことがあるはずです。でも、その働きを正しく知らないまま鍛えている人がとても多いのです。

今回は大腰筋の解剖学的な役割を理解し、その通りに動かすことでピンポイントに活性化する方法を、ハルナさんと一緒にご紹介します。

こんにちは、宮崎ほくとです。

大腰筋ってどんな筋肉?

大腰筋は背骨・腰椎の前側から、股関節の大腿骨内側にある「小転子」につく筋肉です。ちゃんと働くと体幹が安定し、お腹が引き締まります

背骨・腰椎の前から小転子につく大腰筋の位置を示す図

多くの人は「体幹を屈曲させる筋肉」と言いますが、じつは複合的な動きが関わります。右側なら体幹の屈曲・反対への外旋・同方向への側屈、さらに大腿骨の屈曲・外旋・内転。これらを組み合わせて動かすことで、大腰筋を最大限使えるのです。

まずは体幹をチェック

足をぴったり閉じて目を瞑り、左右から押して体幹の働きを確認。次に肩幅に広げて、押される力に耐えるチェックもします。

足を閉じ目を瞑って体幹の安定をチェックする様子
肩幅に広げて横から押される体幹チェック

大腰筋を伸ばす(ストレッチ)

大腰筋を最大限伸ばした状態→縮めた状態を脳に覚えさせるのが狙いです。右足を一歩前に出してランジの体勢。右足を軽く曲げ、左足は少し内捻り、骨盤を後傾させて膝を伸ばします

ランジの体勢で反対方向へ側屈するストレッチ

この状態で右に倒れる(反対方向への側屈)、さらに同じ方向への回旋(左回旋)で腰のあたりをそらすと、大腰筋の付け根が伸びていくのを感じます。

大腰筋トレーニングの動作解説5
大腰筋トレーニングの動作解説6

大腰筋を縮める(活性化)

次は台を使い、反対の動きを。バランスが厳しいので何かにつかまって行います。左足を台に乗せ、足が外に来ないよう体の前側(内転)に置き、外ねじりを保ちます。右脚はまっすぐ体を前に向けて設定。

大腰筋トレーニングの動作解説7
大腰筋トレーニングの動作解説8

この状態で左に側屈+右回旋骨盤は動かさないよう注意しながら少し前に倒れます。ここがミソで、そこから足を浮かせられますか? 内ももの付け根からお腹の中へ走る筋肉に緊張を感じられればOKです。

大腰筋トレーニングの動作解説9
大腰筋トレーニングの動作解説10

感じられない場合はポジションを見直し、緊張を強めながらもう少し丸めて5秒キープ(5,4,3,2,1)。足を下ろしてリラックスします。ハルナさんも「右側が疲れる」と、しっかり効いていました。

大腰筋トレーニングの動作解説11
大腰筋トレーニングの動作解説12

ビフォーアフターを確認

もう一度、目を瞑って安定チェック→肩幅で押されるテスト。今度は体がまっすぐな状態で我慢できるように。ハルナさんも「軸足が立ちやすくなった!」と実感していました。

大腰筋トレーニングの動作解説13
大腰筋トレーニングの動作解説14
大腰筋トレーニングの動作解説15
大腰筋トレーニングの動作解説16
大腰筋トレーニングの動作解説17
大腰筋トレーニングの動作解説18
大腰筋トレーニングの動作解説19
大腰筋トレーニングの動作解説20
大腰筋トレーニングの動作解説21
大腰筋トレーニングの動作解説22

大腰筋のスイッチを入れると体幹・股関節の動き、お腹の引き締まりが変わることが多くあります。ぜひ解剖学的な動きを覚えて取り入れてみてください。

まとめ

  • 大腰筋は腰椎の前〜小転子につく体幹のインナーマッスル
  • 働きは屈曲だけでなく外旋・内転・側屈・回旋の複合
  • 伸ばす→縮めるを脳に覚えさせて活性化する
  • 骨盤を動かさず、足を浮かせて内ももの付け根に緊張を作る
  • スイッチが入ると体幹・軸足の安定、お腹の引き締まりが変わる

あわせて読みたい関連記事

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

上部へスクロール