2023.02.13
- 脳と身体の仕組み
- 身体能力を高める
脳を変える呼吸のワーク【こんな使い方知ってますか?】
![](https://neuro-training.jp/_official/wp-content/uploads/2022/12/Health-9.jpg)
こんにちは、宮崎北斗です。
今回は、後ろに筑波山が見える高台からお送りします。
この場所は、本当ならもっと綺麗な筑波山がばぁっと見えるはずですが、
若干曇っていてうまく見えないのが残念です。
今日は少し違う雰囲気で進めていきたいので、この場所からお送りします。
最近、よく相談を受けることがあります。それは「背中の硬さがすごく気になる」ということです。
実際に、このような悩みを持っている方が多いのではないでしょうか。
そんなお悩みをお持ちの方に試していただきたい、
背中や後ろ側の筋肉を柔らかくしていく方法をご紹介します。
一般的にマッサージやストレッチをする方も多いと思いますが、いろいろ試してきて、
それでもよくならないなという方は、ぜひ試していただきたいです。
大分柔らかくなってきた方も、さらに背中側の硬さをとることができるかもしれません。
これから「DRG」を刺激していきます。
「DRG」をご存じでしょうか??
DRGは延髄にある背側呼吸群という呼吸の中枢です。
そこを刺激していくことで、背中や足やハムストリングスなどの柔らかさを取り戻すことができます。
その方法を紹介した後に、背中を柔らかくしていくエクササイズを一緒に行いましょう。
エクササイズ
それでは、これからエクササイズを行います。
まず皆さん、自分の背中の硬さ、今感じている硬さをチェックしてみてください。
足幅を肩幅くらいに開いて軽く前屈します。
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今、自分の背中がどの辺でつっぱるのかな、硬さどれぐらいかなという感覚を覚えておいてください。
これから行うことは2種類あります。
一つは思い切り息を吐くこと、もう一つは息を止めた状態で思い切り息を吸うこと。
この2種類をチェックしてもらい、どちらが自分の体が良い反応を示すか、これをチェックしてください。
どちらも先ほど話した背側呼吸群を刺激することになります。
どちらで自分が一番良い結果を得られるのか、それを確かめながら行っていきたいと思います。
そのあと、背中を実際に動かして、それを定着させるエクササイズをします。
まずは、息を思い切り吐き切ることです。この方法は、すごく簡単です。
ただ、息を全部吐き切ればいいのです。軽く空気を吸って、息を思いっきり全部吐き切る。
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こちらを行いながら昔のことを思い出しました。それは小学生の時に空手の授業で、
呼吸のトレーニングといって思い切り息を吐き切る、こういうことをやっていました。
それが実際に脳に対しても刺激として使えることが面白いと思ったのです。
これでもう一回テストしてみたいと思います。
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僕はこれを行うと背中の硬さ、さらに良くなります。
次のエクササイズは僕にとっては効果的ですが、人によってはちょっと難しいこともあって、
逆に硬くなってしまう、あまり効果を感じないということもあるかもしれません。
次は、先程話した息を止めながら息を吸うことです。
そうすることで、呼吸の入れる筋肉、吸う筋肉に思い切りスイッチを入れていきます。
まず、軽く息を吐いてその状態で息を止めます。息を止めて思い切り息を吸うとこんな感じです。
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小学生の時にやったお腹を思い切りへこませるような事と少し似ているかもしれません。
それではもう一度チェックしています。
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実は、先ほども話したように僕はこちらの方が反応が良いのです。
皆さんもどちらか良い方があると思います。
良い方を見つけてそれを1日の中で取り入れていくようにしてみてください。
背中が柔らかくなった、少し楽になったと思ったら、その状態を定着させていくために、
その背中をもう一度動かしていくということをやらなければいけません。
その方法をお伝えしていきます。
まず、足幅は肩幅、そしてなるべく高い姿勢を保ち、その状態で軽く膝を曲げます。
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そうしたらお腹と背中、お腹と腰の間をイメージしながら、真横に倒れていきます。
その状態で肩を前に倒し、頭も前に倒し、ゆっくり5秒かけながら背中を丸めるようにして反対側まで
いきます。
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肩を乗っけて、頭を真横に向け、そこから真っ直ぐ戻ります。
これを横から見せたいと思います。この状態で反対です。
先程左にいったので今度は右からです。
足幅は肩幅、高い姿勢を保って軽く膝を曲げて、真横に倒れ、肩を落とし、頭を倒し、
目の前に円を描きます。この時にできるだけゆっくりしてください。
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反対まできたら、肩を乗っけて、頭乗っけて、真横から戻ってきます。
今の肩体操を3回から5回ぐらい左右で行って、自分の今の柔らかくなった状態を、
体に定着させてみてください。
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