脳から動体視力を良くする方法

「動体視力を良くしたい」と思ったとき、多くの方は目を動かすトレーニングを思い浮かべますよね。もちろんそれも大切ですが、実は目の動きは「目」だけで決まっているわけではありません。

こんにちは、宮崎ほくとです。神経科学の視点から、脳と身体のつながりを活かした改善方法をお伝えしています。

結論からお伝えすると、身体を動かすことで、脳を通じて目の働きを良くできます。今回は「背筋のトレーニング」で動体視力を上げる裏技を紹介します。

ペンを目で追って動体視力をチェックする様子

なぜ身体の動きで目が良くなるのか

目の動きは、脳の中でさまざまな部位と連携しています。今回使うのは背筋のトレーニング。これにより目の動きに関わる頭頂葉の働きが良くなり、さらに背筋なので小脳虫部への刺激にもなります。だから、身体を動かすことで目の動きが滑らかになるのです。

① 動体視力をチェック

まずは今の動体視力を確認します。ペンや棒を目の高さに構え、心地よいスピードで左右に動かして目で追います。

このとき「目が動かしづらい」「疲れる」「片方が追いつかない」といった感覚がないかチェックしましょう。

ペンを左右に動かして目で追う動体視力チェック

② 背筋の伸張性収縮トレーニング

うつ伏せになり、上体を起こします。できるだけ膝を伸ばし、腰を軽く押し付けるようにして足も少し浮かせます。背中と後ろ側の筋肉全体に緊張が入ります。

そこからゆっくり手を離して戻っていきます。ほとんどの人は手を離した瞬間にストンと落ちてしまいますが、それでOK。この「力を入れながら伸びていく」動きが伸張性収縮です。もう一度起き上がり、手足を反らして、手をパッと離しながら戻る、を繰り返します。

うつ伏せで上体と足を反らせる背筋トレーニング
手を離して伸張性収縮でゆっくり戻る様子
背筋トレーニングで背中全体に緊張を入れる様子

③ もう一度チェック

トレーニング後、もう一度ペンを目で追ってみましょう。多くの方が目が滑らかに左右に動くようになったのを実感できるはずです。

目の動きが良くなるとスポーツのパフォーマンスにつながるだけでなく、身体の不調とも深い関わりがあるため、多くの人にとって大切なポイントです。

トレーニング後に目が滑らかに動くようになった様子

動画で動きを確認する

実際の動きは動画で見ると分かりやすいです。ぜひ一緒にやってみてください。

⚠️ 行うときの注意点

腰に痛みがある方は、反らしすぎないよう注意してください。床の上で行うので、無理のない範囲で。痛みが出たらすぐに中止し、気持ちよく動ける範囲で行いましょう。

まとめ

  • 動体視力は「目」だけでなく脳と身体のつながりで決まる
  • 背筋の伸張性収縮トレーニングが頭頂葉・小脳虫部を刺激
  • 身体を動かすことで目の動きが滑らかになる
  • 目の動きはスポーツや身体の不調とも深く関わる

あわせて読みたい関連記事

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

上部へスクロール