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2023.01.27

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眼瞼下垂パーフェクトマニュアル【目の開きの左右差を改善する神経学】

今回は眼瞼下垂、片方あるいは両方のまぶたがだんだん下がってきて物が見づらい、

見た目がよくないなどの問題を解決するためのアイデアをご紹介します。

これからお話することは一般的にあまり語られていないこと、日本ではあまり広まっていない情報です。

ぜひ最後まで、自分で体感し、確かめていただけたらと思います。

この情報を聞いて「ん?そんなので本当に直るの?」と思われるかもしれません。

はじめに写真を撮ったり鏡で確認したりして、その後にもう一度見てみることによって

「あ、これだけ変われるんだ」ということを実感できると思います。

最初に皆さんに、なぜ眼瞼下垂が起こるかをお話します。

この原因は上眼瞼挙筋、ミュラー筋と言われる僕たちのまぶたを持ち上げてくれる筋肉が

うまく働かなくなってしまうことによって、だんだんまぶたが下がってくることで起こります。

一般的な処置としては物理的に固定して「はい、これで開くようになりましたよ」

というようなことが行われています。

しかし、これは確かに見た目は良くなるかもしれませんが、根本的な問題解決ではありません。

なぜかというと、この眼瞼下垂の問題は、実は眼瞼下垂だけの問題ではないからです。

それに伴って起こる交感神経の不活性、交感神経がうまく働かないことの問題とも

つながっていますので、実はこれだけではダメなのです。

そこで今日はまぶたを持ち上げる筋肉、上眼瞼挙筋(ミュラー筋)をコントロールしている神経、

この働きを良くしていくことにより、皆さんの眼瞼下垂が良くならないかを試していきます。

この記事の内容

エクササイズ

それでは、これからいろいろなエクササイズを行います。

これから行うエクササイズでアプローチしていく神経の名前は動眼神経です。

この神経の働きを良くしていきます。

まず皆さんのまぶた、どちらか気になる方を決めて、片側で行ってください。

そうすることによって、前と後の差がわかりやすくなるので、その辺を確認しながら行いましょう。

最初にまぶたの動きを良くするために、感覚を良くしていきます。

用意するものはティッシュです。

まぶたの上を30秒から1分ぐらい擦るようにします。

僕たちの体の筋肉の動く仕組みを考えると、感覚情報が大事です。

それをまぶたに足していくことをします。

よくよく考えると、これはエクササイズじゃなくても、無意識のうちによくやっていることです。

たとえば眠たいとき、目がうまく開かない時に目を擦ります。

実はこれも、そういった意味合いがあります。

しばらくやると少しまぶたに感覚が出て、動きも若干良くなります。

さらに、ここからワンステップ進みたいと思います。次はまぶたを指でつねることです。

これがさっきと何が違うかというと、さっきはどちらかというと優しい刺激・軽いタッチの刺激でした。

プチプチまぶた全体をつねってあげると、痛みの感覚の刺激になります。

そうすると働く神経が変わります。ちょっと痛いなくらいで、チクチクやってみてください。

これだけでもかなり片目の開きが良くなっているような感覚はありますが、

さらにここからエクササイズをしていきます。皆さんここに視力表があります。

視力表ではなくても、何かしらカレンダーなどで構わないですが、

何か一つターゲットを見つけながらエクササイズを行っていきます。

まずは片方の目を隠してもらいます。柔らかい方の目です。小指でまぶたを少し持ち上げます。

少し目が開いた状態を作ります。

この状態で次に、自分の目の前にターゲットを見つけ、ターゲットを見たまま上下動します。

これは大体30秒ぐらいですが、行う間に目が必ずターゲットからずれないように、

ちゃんとターゲットがはっきり見えている状態を保つようにして上下動を繰り返していきます。

次は、一つ何か自分の目の前に置けるようなターゲットで、今と同じ状態を作ってください。

これはリモコンです。リモコンでも何でも文字が書いてあるものを目の前に持ってきて、

片目でこの近くの文字と遠くのターゲットをスイッチしていきます。

まず近くのターゲットを見て、はっきり見えたら遠くのターゲットにジャンプ。

近くのターゲットに戻ってきて、視点がだんだん焦点に合ってくるまで我慢して待って、

もう一回遠くにジャンプ。戻ってきて、ジャンプ。

これを5〜10往復ぐらいやります。今こうやっているだけでも、かなり感覚的には変わっています。

さらにもう一つ加えます。それには携帯電話を使います。

皆さんの携帯電話やスマートフォンにもライト機能が付いていると思いますが、

これを使ってもう一回エクササイズをしていきます。

先程と同じように、片目瞼をちょっと持ち上げて目を開いた状態を作ったまま、

もう一回ターゲットを見ます。その状態で目に光を外側から当てていきます。

こうすると最初眩しくて、もしかしたら真っ白になって見づらいなと感じるかもしれませんが、

だんだんと白いのが収まって、見えてくるまで待って、ライトを外すことを行います。

今度は暗くなったことによって、光が少なくなり、さらにまた少しぼやけているかもしれません。

しばらくこのままで待っていると、ターゲットがはっきり見えるので、

そうしたらまた光を当ててあげる、それから外してあげる、を繰り返します。

全てのエクササイズで動眼神経を刺激するので、こういったことを組み合わせてみてください。

今は自分で写真を撮っていないのでどうか分かりませんが、これを前と後と写真で撮ってみて、

鏡で見比べてみるとその違い、だいぶ目が開きやすくなったことがわかると思います。

今日のエクササイズは、全部行う必要はなく、一つ自分がいいなと思ったものを行うだけでも大丈夫です。

是非皆さんも写真を撮って試してください。

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この記事をかいた人

宮崎 ほくと

宮崎 ほくと

〜馬とはカラダで会話する〜究極の【人馬一体】を目指す現役JRA騎手。日本で様々なトレーニング・整体・ボディーワークを経験。自ら渡米し最新の脳神経学に基づくトレーニング理論を学ぶ。

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