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2023.06.09

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体のトレーニングで脳を鍛える方法【手根骨のモビリティ】

皆さんこんにちは、宮崎北斗です。

今日は脳を鍛えるトレーニングについてお話したいと思います。

トレーニングで脳を鍛えるとはどういうことかわかりますか?

僕たちは何をするにしても脳を使わないときはないと思います。これがトレーニングの目的となります。

皆さん、トレーニングをいろいろな目的のために行うと思います。

ほとんどの人が筋肉をムキムキにしたい、痩せたいなど体の目的のために行っていると思います。

そういった体の目的にしろ、全て最初に起こる変化は脳から始まります。

なので、脳を変えてあげることが一番重要なのです。

脳はどうやって変わるかというと刺激に対して変わります。

刺激に対して自分の脳を順応させていくこと、そして残った変化が体に表れていきます。

ですから、脳に対してどういった刺激を送るか、そしてどうやって変化させていくかを一番最初に考えなければいけません。

実際に脳を鍛えるために、トレーニングはどういうことをしていけばいいのかというと、

脳のマッピングを改善していくことです。

脳のマッピングとは何だと思いますか?

僕たちはいろいろな情報を見たり、聞いたり、感じたり、臭ったり、体がどこにあるのか、

動く感覚などの感覚情報を詰めて、脳の中に振り分けていきます。

自分の感覚情報の地図、マッピングといって、いわゆるプロセクションマップだったり、

視覚情報の地図だったり、そういったいろいろな身体の感覚情報の地図を作っています。

この感覚情報の地図の何が大事かというと、感覚情報の地図のもとに、自分の周りの状況や、

自分の体に対して常に予測を立てながらいろいろな行動を作っています。

身体の動きだったり、自分の行動計画だったり、そういったことを無意識に予測しながら

色々なことを決定してるわけなのです。

トレーニングはある意味で、この地図情報をより洗練させていく、

地図をより自分にとって使いやすいものにしていくことが一つの目的として言えます。

この地図をより鮮明にしていくとどんな良いことが起こるかというと、もちろん身体の動きがよくなります。

より効率よく使えるようになります。

僕たちはエネルギーを節約するために、常に効率の良い動きをするようにできています。

しかし、基本的に効率の良い動きが自分の脳の中になかったら、自分の関節の動き方、

どうやって動いたらいいのかという動き方の一つの情報が足りていなかったりすると、

自分の知ってる情報、自分の中にある地図情報の中だけで自分の体の動きを作ってしまいます。

だから、自分の体が実際に動けるかどうかにかかわらず、自分の脳が認識していない部分が

いろいろな体の動きの効率に影響してくることがまず一つあります。

そしてもう一つ、痛みがなくなることが大きいです。

身体の痛みはアウトプットになります。

インプット・解釈・アウトプットという話を前にも話しました。

僕の今話していることは脳神経学で、これは、インプット・解析・アウトプットなのです。

どういうことかというと、いろいろな情報を感じ、それがインプットです。

感じてどういう意味があるのかな、どういう行動をした方がいいのかなということを統合して

解釈のプロセスで考えられて、そして最終的な自分の行動にアウトプットが作られていくわけです。

そのインプット・解釈・アウトプットの3つで考えた時に、自分の体の痛みというのは

多くの人はインプット、知覚という感覚だと思っていますが、そうではなく、実はアウトプットなのです。

今いろいろな感覚情報がある中で、それを自分の体に危険なことが起こっているかもしれないという

解釈が行われ、アウトプットの痛みが脳によって作られています。

なので、この痛みが作られるプロセスの中に、

脳のマッピングを自分がどれだけ感覚を鮮明に感じられているか、

どれだけ自分の危険が身の回りに起こっているかを感じらているか、

ということがすごく重要な役割を果たしています。

その自分の感覚情報は何のためにあるかというと、もちろん目が見えなくてはダメだし、

体を動かして今自分の手がどこにあるかを感じられなければダメだし、

音が聞こえなければ色んな不具合が起こってくるので、人生を生きるのが大変になってきます。

だけど生物学的に考えていくと、自分の感覚情報は何のためにあるかというと、

そもそも自分がこの世界を生き延びるために生まれてきた仕組みなわけです。

自分の目で見て何をするためにあるかというと、危険を感知するためにあるわけです。

皮膚感覚なら、蜘蛛などが這い上がってきた時にすぐ気づいて払いのけられるようにしています。

自分の体に危害が及んだりしないように、そのためにいろんな感覚というのはそもそもあります。

けれども、その感覚が働いていない時、感覚がちゃんと脳の中に地図情報として存在しない時、

身体というのは痛みを発しやすくなります。

実際、自分の中に何が起こっているか、たとえば目が見えないことや、耳が聞こえないこと、

自分の体が動く感覚なのか、これが分からないことが身体にとって危険なことです。

その感覚情報の地図を鮮明にしてあげることで、自分の痛みがなくなったりもします。

それだけではなく、たとえば筋肉をつけたい、自分の体型を良くしたいよいう目的もあると思います。

実際にその効率の良い動きを続けていくことで、各情報の地図を鮮明にしてあげて、

本来するべき動きを体に取り戻させてあげることにより、自分の体がより良い形に変わっていきます。

みんなダイエットは痩せないなどとよく言いますが、よりバランスのとれた体型、

いつも痩せているのが必ずしもいいわけではありません。

自分の体がバランスのとれた良い状態で、誰が見ても生物学的に美しい形というものが

本来好ましい体型です。

健康で誰が見ても素敵だな、美しいなと思うものなのであって、

ただ痩せればいいだけ、ただ筋肉がつけばいいだけというものではありません。

バランスがとれて、ちゃんと自分の体が機能している(機能するべきように機能してる)時が、

きっと美しく見えるものなのです。

ですから、そういった面においても自分の中の感覚情報の地図のマッピングをクリアにして、

その体を使って動いていきます。

体自体も筋肉や筋膜は長い時間をかけて変わっていきます。

それは体型自体も変わっていくメリットもあります。

もちろんマッピングという脳が自分をどれ認識してるかということです。

ちゃんと説明していませんでしたが、いろいろ話していく中で、マッピングというものが

なんとなく皆さんの頭の中にイメージとして盛り込まれているのではないかなと思います。

このマッピングは、どれだけ自分の体を脳が認識しているかに言いかえることもできます。

一つの研究になりますが、例えば自分の脳によって忘れられた場所は、免疫と血流が低下するという報告があります。

自分の目の前に鏡を置いて自分の右手を動かします。そして左手は後ろに置きます。

今度は鏡の中の左手を自分の左手なのだと見てみると、真ん中に鏡はあるのであたかも自分の左側、

鏡に映ってる手が自分の左手なのではと感じられるわけです。

そうすると、脳が左手を自分でコントロールしようとし始めます。

この鏡の中の本来無い左手を。

そうするとだんだん左手は脳によって忘れられていきます。といっても一瞬です。

その実験の場合は、この後ろに置いていた左手の血流や免疫が低下するという報告があります。

普通の人の場合、脳によって忘れられてしまった体の部分がいっぱいあるので、

そういった部分が最終的に病気になったり、特に内臓、自分の内臓の感覚を忘れることが

脳には起こってきます。

こういう体の内部の感覚の情報を処理することを内受容感覚といい、感覚情報が十分に働いてない時、

病気になりやすかったりします。

病気というのは症状としていろいろなものがあると思いますが、なぜ起こるかが分かっていないことが

すごく多いです。

恐らく一つの原因として、病気が起こる原因として免疫が低下する、

自分の脳が彼らを忘れることによって免疫が低下することが一つあると思います。

これは結構多くの人が言っていることです。

例えば今、筋膜の研究で一番有名になっているマイヤーさんも、そういったことを話しています。

そんなわけで脳のマッピングを改善すること、つまりそれが脳を鍛えていくことになります。

僕のトレーニングによって脳を鍛えることになります。

それだけではなく、脳の血流という意味で考えても、僕たちの体を動かす運動野は前頭葉にあります。

その前頭葉の運動野のちょうど近く、ものすごい近くのエリアに自分達の思考をつかさどる考えを作っている部分もあります。

実際体が動くことによって頭も良くなっています。

これはよく言われている話で、本当に文武両道ではないですが、体の動きがいい人は頭も良くなります。

ただ体を動かせばいいわけではなく、運動野をちゃんと全体的に刺激して、血流を良くしてあげて、

それにはマッピングを改善していくことがめちゃめちゃ大事です。

そういう考えのもとにトレーニングを行っていくことが大事です。

では筋肉をつける必要はないですよという、

筋肉をつけるとき結構苦しいトレーニングをしなければいけないということが定説としましたが、

僕はそこに対して何も反論しません。

確かに筋肉をつけるためには、強いある程度負荷をかけて筋繊維に対してダメージを与えたり、

テイハク状態にしたり、ある程度のテンションを作っていく必要がありますが、

本当に筋肉の量が必要じゃない人の場合は、そこまで筋肉を追い込む必要はないです。

何が必要かといったら、自分の体が動く感覚を取り戻していく、教えていくことなのです。

それが脳を鍛えていくトレーニングということです。

それではどうしていくかというと、本当に簡単です。

自分の中の関節を一つ一つ動かしていけばいいのです。

なんだそんなことかと思うかもしれませんが、意外と自分の一つ一つの動作をチェックして

全部動かしていくということが出来ていないことがすごく多いです。

それがさっき言ったように、脳に忘れられている場所、脳の中で消えている場所になっていて、

その結果血流が低下したり、その部分の免疫が低下したりということが起こってきます。

まず、全ての体の部分の関節の動き方をもう一回模索していく、自分で思い出させていくことは

脳に本来あったものです。

子供の動きなどを見るとわかりますが、大人よりも自由に使えて動けています。

それは、子供のある段階においてはある程度自分の中でもマップが、そんなに完璧ではないけれども

ある程度の状態を持っているわけです。

けれども、それが大人になる時期の18〜22歳、その辺はちょっと詳しく分かりませんが、

ある時期を迎えると急激に脳が自分の効率維持のために、成長してくるまでに全く使われなかった部分を

一気に排除していく、その部分に対してエネルギーを回さなくなる期間があります。

だからといって、その部分がなくなってしまう訳ではないので、もう一回思い出させてあげる、

思い出させるためには何が必要かというと刺激を送ってあげることです。

それで刺激を送ってあげれば、もちろんその部分は活性化します。

そうすると脳全体の効率がよくなりいます。脳全体の血流や脳全体の働きが変わってきます。

脳はループで機能しているので、一つ働けば、悪い箇所があればその働きの悪い箇所だけではなく、

その周りのエリアにつながって、関わっている神経など全てに影響が出てきます。

そして一つの問題はその部分だけの問題ではないということです。

とりあえずその全身の関節を自分が思ったように動かせなければいけませんが、

そうすることによって体をより効率よく使えるようになります。

より理想の体型に近づき、より病気になりにくくなります。より健康になります。

僕たちアスリートであれば、より自分の体を使えるようになります。

ただ筋肉をつけるだけではなくて、自分の体を本当の意味で無駄な力を使わずに使えるようになります。

これはすごくアスリートとしても大事で、僕は主に一般の方にも大事だと思っています。

普段の生活の中で無駄なエネルギーを消耗してしまったら、本当に自分がエネルギーを注ぎたいと思う時に注げないと思います。

例えば歩くだけで疲れてしまったり、どこか痛くなったり、無意識のうちにもそういうところで

エネルギーを消耗して、本当にエネルギーを使いたいことや自分がやりたいこと、頑張りたいところで

本気で頑張れないということになってきます。

だからこのトレーニングはめちゃめちゃ重要だということです。

トレーニングをやった後にすごく疲れてしまうことが典型的だと思います。

まさしくトレーニングで本来体の動きをよくしていたり、

体をよりエネルギッシュに毎日を生きたい生活していきたいと思っている人が、

トレーニングすることによって疲れてしまって、他のことにエネルギーがいかなくなる本末転倒な状況に

なっていることが結構多いです。

しかし、トレーニングをするために、ジムに通って戻ってきて、そのために30分や1時間、往復2時間かける時間がすごいもったいないと思います。

確かにジムに行って健康にはなれますが、その分自分の人生の中からものすごく無駄に時間を割いていると思います。

全て効率だと思っています。自分が成し遂げたい、やりたいことをやればいいし、

トレーニングはしなければしない方がいいですが、そんな中でも自分の良い状態や、

自分の体に良いコンディションを保っていくためにも刺激がめちゃめちゃ重要です。

自分の普段の生活の中に取り込んで、かつやった後に必ず自分の調子が良くなるトレーニングをご紹介します。

どちらかというと、トレーニング後に疲れた、今日も終わった、今日も目標達成してやった!ではなく、

トレーニング後に体が楽になった、動きが楽になった、仕事にしろ家族との時間にしろ、よし頑張るぞ

となるようなトレーニングなのです。

伝えたい中の一つでさきほどマッピングの話をしました。

このマッピングの中で、さまざまな体の動きを脳の中で大きな範囲を占めている部分は、まず手です。

手のトレーニングはこれまでたくさん紹介してきましたが、まさにどんなふうに効果があるかを

皆さんの中で検証し、自分の体で実験をしながらやっていく方法をお伝えします。

テスト

まず皆さん、自分のテストをしてもらいます。これは小脳のテストです。

自分の脳のバランスで働きが悪い方を見つけてもらうものです。

片方の手を親指から小指までくっつけて、できるだけ早く、表と裏で交互に叩いていきます。

反対側でも行います。

そうするとどちらかがうまくできないことが多分あると思います。

両方うまくできないこともあるかもしれませんが、その中でもどちらか苦手な方を見つけてください。

トレーニング

そして、苦手な方でトレーニングを行っていきます。

僕は若干左の方が苦手なので、左で行います。めちゃめちゃ簡単です。

自分の目の前で手を使って8の字を描くだけです。

掌の骨は1枚の骨ではありません。いっぱい細い骨があって、それをバラバラに動かして、

掌をちゃんと使えるようになっています。そこを動かしていくことがポイントのトレーニングです。

その感覚をもう一度脳に思い出させてあげることで、左手の動きであれば右の前頭葉、

運動野から作られているので、それが左の小脳とコミュニケーションをとりながら、左手の動きを作っています。

特に直線的でない複雑な動きは、小脳への刺激になります。

8の字を描いていきます。逆回りの8の字も行います。

人差し指先行の8の字、小指先行の8の字はこんな感じです。

そうすると前腕のあたりが熱くなってくると思います。

最初は動きが難しくてうまくてもできないことも多いと思います。

少し頭を使いながら動かしていくトレーニングということになります。

さっき言ったように小脳がそういう複雑な動きを作るのに関わっているので、

何をしてもらいたいかというと、本来は最初にやるべきでしたが、腕の可動域をチェックしてもらいます。

親指を上にして肘を伸ばしたまま、肩を前から上げてきます。最初にこれをチェックしてください。

次に、8の字を描くトレーニングを行います。10回ぐらいでいいと思います。反対も10回行います。

これだけでOKです。腕の可動域をチェックしてみます。

そうするとめちゃめちゃ腕が楽に上がるのが分かると思います。

なぜこういうことが起こるかというと、脳の働きが変わっているからなのです。

今この手のトレーニングを試して、これ良いじゃんと思ったら、全身これからトレーニングしていくポテンシャルを秘めています。

こんなこと全身でやっていたら、普段の自分の体がめちゃめちゃ変わると思いませんか?

それをこれからもお伝えしていきたいと思いますので、皆さん、是非続けてください。

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この記事をかいた人

宮崎 ほくと

宮崎 ほくと

〜馬とはカラダで会話する〜究極の【人馬一体】を目指す現役JRA騎手。日本で様々なトレーニング・整体・ボディーワークを経験。自ら渡米し最新の脳神経学に基づくトレーニング理論を学ぶ。

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