2023.01.06
- 脳と身体の仕組み
- 身体能力を高める
体は脳から変えましょう!【脳科学トレーニング】
![](https://neuro-training.jp/_official/wp-content/uploads/2022/11/Health-3.jpg)
今回は、体を動かすだけで全身の動きが変わりますよ!
ということをデモンストレーションしようと思います。
僕たちが行っていることは、よく脳科学ですよとお伝えしています。
脳科学で体を変えると言うと、少し不思議な感じで、よくわからない人も多いかと思います。
今日のお話で「ああ、そういうことなのか!」
と腑に落ちるのではないかと思います。
皆さん、右脳と左脳があることはご存じかと思います。
よく聞く話ですが、右脳はどちら側の手をコントロールしていますか?
どちらでしょうか?
(はるなさんに尋ねる)はるなさん(以下「は」)「左」
左手、正解です。
僕が左手を見せたので分かったと思いますが(笑)
では左脳はどちらでしょうか?
は「右」
正解です!
では右脳と左脳で働きの左右差が出てくるでしょうか??
これは実際にあります。
それは右利きだから左利きだからだけではなく、
いろいろな要素が絡み合って、右脳と左脳の左右差が起こります。
働きがよくない方の脳の何が問題かというと、
脳はいろいろなネットワークでつながっているので、1カ所働きが悪い場所があると、
それがつながっている他の部分、いろいろな箇所に影響が出てきます。
要は「左右差があると良くないですよ」ということです。
だから、まず最初にはるなさんの脳の左右差を見てみたいと思います。
これはとても簡単なテストです。
手を出して、お煎餅を焼くみたいに、
右手をできるだけ早く裏表パンパンパンパンとします。
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これは苦手のようです。反対の手もやってみましょう。
こうやって見ると、全然左と右で動きが違います。
は「右の方が(出来ない)」
やり方は超簡単です。手を出して、できるだけ早く、裏表ペタペタやります。
今こちらを試して、どっちが苦手なのかを自分でチェックしてください。
苦手側がわかったところで、身体の動きをチェックしていきます。
これから行う動きは手の動きなので、肩にも大きな影響があります。
それは脳の中で、手と肩はすごく近い場所にあるからです。
親指を上にして前から挙げていきます。横から挙げていき、反対も同じように挙げます。
これはそこまで左右差がなさそうです。
次にハニワみたいなポーズを取り、前に倒したり、後ろに倒します。
ちょっと右側が硬いのがわかります。
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次は前屈をしていきます。前屈も見た目がちょっと苦しそうな感じです。
あと自分の目の前で手を合わせて、左右に捻ってみてください。
足をピッタリくっつけてズルをしないように、つま先もくっつけてください。
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は「右がキツい」
右は苦しそうです。このようにして、一通り体の動きをチェックしました。
これから行うことは、今右手が苦手だったので、
右側でトレーニングしていきます。
この記事の内容
脳のトレーニング
まず、床に座ってもらい、手の爪を立てて床に置きます。
この状態で少しだけ体重をかけ、指を突っ張るようにします。
少しついているのは爪先ですが、ベタっとならないように、少し手全体を持ち上げます。
この状態で爪先を動かさないようにしながら、円を描きます。
変な感覚があると思いますが、指の付け根や第一・第二関節が普段いかない方向に
グリグリ動かされているのを感じると思います。できるだけ大きく。
これをスパイダーフィンガーと言っていますが、
こうやってみると蜘蛛の足が動いてるようなそんな感じがします。
大丈夫ですか?痛くないですか?
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は「関節が変な感じ」
皆さんもやってみると「なんか気持ち悪いな」となるかもしれません。
でも、これは普段動いていないから、そう感じます。
何回かやったところで立ち上がって、最初にやった左右差のチェックします。
最初よりちょっとマシになっています。
は「最初より感覚的にやりやすい」
動きやすい。今、若干脳のバランスが整いました。
今左脳の働きが十分ではありませんでしたが、
右側だけ刺激してトレーニングしたことで、若干左脳が刺激されました。
ではもう一回体の動きをチェックしてみます。
苦手だったハニワみたいなポーズの動きは少し良くなりました。
一応、手を合わせて左右も捻ります。
は「右ちょっと楽になった」
前にも倒してみましょう(前屈)。
は「これは結構」
結構前屈できるようになりました。最初苦しそうでしたが、今は全然違います。
こんな感じで今手を動かしただけですが、その影響は全身に出ますよということを
簡単にデモンストレーションしました。
ですから、普通にトレーニングすると、大体の人が両側(左右)やりたくなりますが、
このように自分の脳の働きを見て、
どちら側の刺激が必要なのかチェックしトレーニングすれば、
もっと速いスピードで変化できることを
今日僕が皆さんにお伝えしたかったことです。
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