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2023.01.06

  • 脳と身体の仕組み
  • 身体能力を高める

体は脳から変えましょう!【脳科学トレーニング】

今回は、体を動かすだけで全身の動きが変わりますよ!

ということをデモンストレーションしようと思います。

僕たちが行っていることは、よく脳科学ですよとお伝えしています。

脳科学で体を変えると言うと、少し不思議な感じで、よくわからない人も多いかと思います。

今日のお話で「ああ、そういうことなのか!」

と腑に落ちるのではないかと思います。

皆さん、右脳と左脳があることはご存じかと思います。

よく聞く話ですが、右脳はどちら側の手をコントロールしていますか?

どちらでしょうか?

(はるなさんに尋ねる)はるなさん(以下「は」)「左」

左手、正解です。

僕が左手を見せたので分かったと思いますが(笑)

では左脳はどちらでしょうか?

は「右」

正解です!

では右脳と左脳で働きの左右差が出てくるでしょうか??

これは実際にあります。

それは右利きだから左利きだからだけではなく、

いろいろな要素が絡み合って、右脳と左脳の左右差が起こります。

働きがよくない方の脳の何が問題かというと、

脳はいろいろなネットワークでつながっているので、1カ所働きが悪い場所があると、

それがつながっている他の部分、いろいろな箇所に影響が出てきます。

要は「左右差があると良くないですよ」ということです。

だから、まず最初にはるなさんの脳の左右差を見てみたいと思います。

これはとても簡単なテストです。

手を出して、お煎餅を焼くみたいに、

右手をできるだけ早く裏表パンパンパンパンとします。

これは苦手のようです。反対の手もやってみましょう。

こうやって見ると、全然左と右で動きが違います。

は「右の方が(出来ない)」

やり方は超簡単です。手を出して、できるだけ早く、裏表ペタペタやります。

今こちらを試して、どっちが苦手なのかを自分でチェックしてください。

苦手側がわかったところで、身体の動きをチェックしていきます。

これから行う動きは手の動きなので、肩にも大きな影響があります。

それは脳の中で、手と肩はすごく近い場所にあるからです。

親指を上にして前から挙げていきます。横から挙げていき、反対も同じように挙げます。

これはそこまで左右差がなさそうです。

次にハニワみたいなポーズを取り、前に倒したり、後ろに倒します。

ちょっと右側が硬いのがわかります。

次は前屈をしていきます。前屈も見た目がちょっと苦しそうな感じです。

あと自分の目の前で手を合わせて、左右に捻ってみてください。

足をピッタリくっつけてズルをしないように、つま先もくっつけてください。

は「右がキツい」

右は苦しそうです。このようにして、一通り体の動きをチェックしました。

これから行うことは、今右手が苦手だったので、

右側でトレーニングしていきます。

脳のトレーニング

まず、床に座ってもらい、手の爪を立てて床に置きます。

この状態で少しだけ体重をかけ、指を突っ張るようにします。

少しついているのは爪先ですが、ベタっとならないように、少し手全体を持ち上げます。

この状態で爪先を動かさないようにしながら、円を描きます。

変な感覚があると思いますが、指の付け根や第一・第二関節が普段いかない方向に

グリグリ動かされているのを感じると思います。できるだけ大きく。

これをスパイダーフィンガーと言っていますが、

こうやってみると蜘蛛の足が動いてるようなそんな感じがします。

大丈夫ですか?痛くないですか?

は「関節が変な感じ」

皆さんもやってみると「なんか気持ち悪いな」となるかもしれません。

でも、これは普段動いていないから、そう感じます。

何回かやったところで立ち上がって、最初にやった左右差のチェックします。

最初よりちょっとマシになっています。

は「最初より感覚的にやりやすい」

動きやすい。今、若干脳のバランスが整いました。

今左脳の働きが十分ではありませんでしたが、

右側だけ刺激してトレーニングしたことで、若干左脳が刺激されました。

ではもう一回体の動きをチェックしてみます。

苦手だったハニワみたいなポーズの動きは少し良くなりました。

一応、手を合わせて左右も捻ります。

は「右ちょっと楽になった」

前にも倒してみましょう(前屈)。

は「これは結構」

結構前屈できるようになりました。最初苦しそうでしたが、今は全然違います。

こんな感じで今手を動かしただけですが、その影響は全身に出ますよということを

簡単にデモンストレーションしました。

ですから、普通にトレーニングすると、大体の人が両側(左右)やりたくなりますが、

このように自分の脳の働きを見て、

どちら側の刺激が必要なのかチェックしトレーニングすれば、

もっと速いスピードで変化できることを

今日僕が皆さんにお伝えしたかったことです。

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この記事をかいた人

宮崎 ほくと

宮崎 ほくと

〜馬とはカラダで会話する〜究極の【人馬一体】を目指す現役JRA騎手。日本で様々なトレーニング・整体・ボディーワークを経験。自ら渡米し最新の脳神経学に基づくトレーニング理論を学ぶ。

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