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2023.01.10

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〇〇を押すだけで股関節が柔らかくなる方法【即効】

今回は『押すだけ』で一気に股関節が柔らかくなる方法を紹介します。

「押すだけってどこを押すの?」と思うかもしれません。

皆さんが思ってもいない場所です。

どこかというとお腹です!!

なぜお腹を押すと、股関節が柔らかくなるのか?

お腹は内臓・筋膜などありますが、このような部分が他の部分と神経を共有しています。

共有とは、同じ神経を使って脳に情報を伝達しているということです。

なので、お腹に対して何かしら押してあげると、

他の部分に影響が出てくるかもしれない、ということです。

一番有名なのは、内臓からの関連痛です。

ご存じの人も多いかと思いますが、

横隔膜や肝臓の不調は、肩こりや首こりに表れるとよく言われています。

心臓に病気がある人は、左腕の下の部分に問題や痛み、しびれが現れたりします。

それもよく知られていることですが、

今回は股関節・内転筋を柔らかくする為にお腹のどこを押したらいいのかをご紹介します。

それでは、今日もはるなさんに実験していただこうと思います。

毎度お馴染みですが、はるなさんには何も話していません。

効果が出るかは分からないですが、出ればいいなと思います。

皆さんも、自分に合う合わないがありますので、絶対に効果が出るとは思わないでください。

だけど、多くの確率で皆さんに効果を証明できると思います。

はるなさん(以下「は」)「これ、何のTシャツ?」

僕が着ているTシャツは、背骨が折れて怪我した時にレントゲン画像をもらい、

それをTシャツにしたものです(笑)

欲しい方はこちらまでどうぞ!!

今日の体調はどうですか?

は「別に」

何かあったら困るのでそれでよいですが、

内転筋の硬さや内腿の硬さをチェックしてみたいと思います。

最初に、片側に一歩足を踏み出しながら、少ししゃがみ込みます。

そうすると伸ばしている足がピーンと伸びます。

もっと開いて良いですよ、足先はまっすぐ、いけるところまで。

しゃがみこんでいくと、どこかで内腿が辛いな、これ以上いけないなという場所があると思います。

は「全部いっても良いの?」

柔らかいです。

ちょっと待って、やり直しです(笑)

座った状態で外側に脚を開いて、もう一回前に倒していきます。

どっちが硬いですか?

は「同じぐらい。右の方がちょっと硬い」

それでは今日は右で行いたいと思います。

どちらで行っても大丈夫ですが、最初にASISを見つけてください。

はるなさんは詳しいので、すぐ分かると思います。

ASISとは上前腸骨棘のことです。

要はお腹から触ってきて、前側で触れる骨盤です。

お腹から下がってくると、硬い骨が当たる部分があるので、それがASISという骨盤の骨です。

まずここを見つけます。

見つけたらそこから指2本分内側に入って、さらに指2本分下にいきます。

この辺が内臓でいうと、尿管があります。

この辺の神経が内腿と関連しているので、必ずしも尿管ではなくて尿管の周りの筋膜を考えてください。

この辺が神経を共有してます。

だから、ここを最初1.5センチぐらい押してみます。

脂肪の量によりますが1.5から3センチぐらいです。

グーッと両手で押してこの体勢なので、

このまま、前にいくのはキツイので右手だけにしましょう。

右手でグーッと押しながら、左手を前につきながら前屈してください。

どうですか?

は「ちょっと楽になる」

こちらを行うとテンションが少し抜けます。

今度は今の押した場所から少し右側にスライドします。

僕が手伝うので外側にスライドしてください。

両手を前についた状態で前へいってみます。

どうですか?

は「柔らかくなるね」

柔らかくなりますよね。自分でやる時には左足を曲げた方がやりやすくないですか?

多分、いきなり手を離して前に行くと怖いと思うので、このように片方の足を曲げてください。

そうすると、この内腿の硬さが取れます。

裏技になりますが、ストレッチをやる人に知っておいてほしい重要なことは、

筋肉を頑張って毎日毎日伸ばしましょうということではなく、

伸びたところの感覚を脳に教えてあげることです。

体の普段いかない可動域にいった時の感覚を、

脳に教えてあげることによって定着していきます。

ですから、このように色々なテクニックを使いながら、

いかにして自分の体を柔らかい状態にできるかを考えてほしいです。

そうすれば、結構すぐに体は変わります。

僕が伝えたいのは脳から体を考えると、体はすごく面白いということです。

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この記事をかいた人

宮崎 ほくと

宮崎 ほくと

〜馬とはカラダで会話する〜究極の【人馬一体】を目指す現役JRA騎手。日本で様々なトレーニング・整体・ボディーワークを経験。自ら渡米し最新の脳神経学に基づくトレーニング理論を学ぶ。

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