パソコンやスマホの見すぎで目が悪くなっている気はするけれど、何をしたらいいかわからない——そんな方は多いのではないでしょうか。
こんにちは、宮崎ほくとです。神経科学に基づいて体や感覚を鍛えるトレーニングをお伝えしています。
結論からお伝えすると、100円ショップの「老眼鏡」をかけて遠くを見るだけで、視力回復トレーニングができます。特別な道具も費用もほとんど要りません。今回はその仕組みと正しいやり方を、はるなさんに体験してもらいながら紹介します。
100円ショップで買える〇〇=老眼鏡
100円ショップで買える視力トレーニンググッズ、それはメガネ=老眼鏡です。かけるだけで視力回復トレーニングができる方法です。
はるなさん、メガネをかけてみてください。かけた感じはどうですか?
はるなさん(以下「は」)「水の中にいるみたい。フワフワして歪んでいる」
そうです、ぼやけて見えるのです。このメガネの正体は老眼鏡。一般的なメガネはマイナスのレンズでピントを合わせますが、老眼鏡は近くを見やすくするためにプラスのレンズが入っています。
トレーニング方法
つまり老眼鏡をかけると、遠くのものはすごく見づらくなり、ぼやけます。これが眼に対してちょうどいい負荷(バーベル)になります。普段、目にはあまり負荷がありませんが、老眼鏡をかけると、少し離れたテレビなどを見るのに頑張らないと焦点が合わない状態になります。

やり方は、パソコン作業など目を酷使した後に、老眼鏡をかけてテレビの前に座り、30分テレビを観るだけ。これで勝手に視力トレーニングができます。僕が昔、視力回復センターに通っていた時も、同じようにプラスレンズをかけた状態で視力トレーニングをやりました。それを100円ショップの老眼鏡でできる、というアイデアです。
効果を出すための2つのポイント
まず気をつけてほしい点。このメガネは近くのものは見やすくなるので、トレーニング中は近くを見てはいけません。近くを見る時は外し、必ず少し離れたテレビや遠くの景色を、かけた状態でしばらく見てください。
もう一つ、これはすごく重要です。ただかけるだけでも目はリラックスしますが、視力トレーニングとして使うなら、見づらくなった文字などを「はっきり見よう」と頑張って見ること。見えないものを頑張って見て、焦点が合うようにトレーニングしていくのが大事です。
ぼやけた文字でも、ぎりぎり見える範囲を頑張って見ると、だんだん焦点が合ってきます。これ自体が視力回復のトレーニングです。僕が視力トレーニングをしていた時も、小さいCの輪っか(見えないもの)をできるだけ見る練習をしていました。
神経の可塑性を考えると「特異性の法則」があるので、究極的に視力を良くしたいなら、自分が見えるようになりたいものを見続け、意識してトレーニングしていく必要があります。同じ原理で、見づらいもの・焦点が合わないものを合うようにしてあげることが、目のトレーニングになります。

は「気持ち悪い」
気持ち悪いですね(笑)
⚠️ 老眼鏡をかけて歩き回ると気持ち悪くなります。必ず座った状態・じっとしている時に遠くを眺めて行い、気分が悪くなったらすぐに中止してください。目に疾患のある方は事前に医療機関へご相談を。
まとめ
- 100円ショップの老眼鏡(プラスレンズ)が視力トレーニンググッズになる
- かけると遠くがぼやけ、目にちょうどいい負荷になる
- 目を酷使した後にかけて座り、遠くを30分眺める
- ぼやけた対象を「はっきり見よう」と頑張るのが効果のカギ
- 歩くと気持ち悪くなるので必ず座って行う
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