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2022.12.14

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朝スッキリ目覚める呼吸法&夜ぐっすり眠るテクニック

今回は朝からすっきり目覚める方法をご紹介します。

僕もですが、朝が早いとベッドから起き上がることが嫌だったり、

身体が動かなかったりするかと思います。

そのような時に便利なテクニックをお話します。

このテクニックはベッドから起きて行なうものではなく、ベッドの中でできます。

本当に起きたくない時、目覚めがよくなるエクササイズがあることは知っているけれど、

それをすることすらめんどくさいという状況で使えるエクササイズです!!

まず知ってほしいことは僕たちの呼吸です。

僕たちは自分の行うアクティビティによって、

呼吸の量を無意識にも意識的にも調整しています。

そのため、自分の体の活動具合と呼吸はリンクしていることになります。

そこで呼吸を使って体を活性化していく、

体が動ける状態にしていく方法ですが、

いくつか研究があり、その中には過呼吸状態、少し酸素を吸いすぎている状態にすると

交感神経が活性化して動きやすくなることがわかっています。

ではどうすればいいのか???

それは布団の中で呼吸をし、吸う息を多めにすることです。

気を付けてほしいことは、もともと少し過呼吸気味の人、

過呼吸で息が苦しくなってしまったり、症状が出やすい人は、

その症状を悪化させてしまう場合がありますので、やめておくようにしてください。

普段呼吸に問題がなく、朝すっきり目覚められない、

なかなかスイッチが入らない人におすすめの方法です!!

この記事の内容

エクササイズ

これから行う呼吸のポイントは2つあります。

1つは意識を向けること。

これから行うことは少し頭を使います。

そのような意味合いでも頭を目覚めさせてあげることになります。

2つ目のポイントはさきほど話したように少し過呼吸状態にしてあげることです。

それではやっていきます。

はじめに鼻から思い切り息を吸います。

ゆっくり吸うのではなく、スッと思い切り息を吸います。

吸い込んだら今度は口からハッと一気に吐きます。

これを繰り返していきます。

簡単ですが、普段の呼吸でこのような呼吸パターンをすることはないので、

最初は難しく、うまくできないかもしれません。

それで大丈夫です。

いろいろな呼吸のパターンをできるようにすることは、

自律神経の調整能力を上げることにもなりますので、すごく重要になります。

今行った呼吸を早くやっていくとどうなるか?

皆さん考えてもらうとわかりますが、

布団の中でリラックスした状態でこんな荒い呼吸をしている人はなかなかいません。

自分の体の状態を変えていき、動き出す前に動ける状態を作り動き出すことで

すっきり目が覚めることになります。

今、皆さん練習してもらいましたが、

『うまくできないな~』『ちょっと頭がすっきりした』

などいろいろ感じていただけたのではないでしょうか。

おすすめの方法としては、スマホのアラームに呼吸と書いてください。

目覚ましが鳴ってスマホを見たときに呼吸だと思い出して、

今の呼吸の練習をすると、朝からすっきり爽快に目覚められるようになっていきます。

もうひとつ、最後に付け加えておくと、

朝の目覚めがよくなると話ましたが、

大前提としてしっかり睡眠が取れていることが重要になっています。

どんなにこの方法を使って朝目覚めても、睡眠がしっかり取れていなかったら、

すっきり目覚めるということにはなりません。

睡眠に関しても僕のおすすめの方法は、

睡眠の2時間前からスマホ、携帯、タブレット、テレビ等をシャットダウンする、

一旦自分を切り離すということをしていただきたいと思います。

ブルーライトが脳を活性化させることがわかっていますが、

それだけではなくSNSが不安を煽ったり、

交感神経を活性化することにもつながりますので、

少し脇に置いて睡眠に入っていただきたいと思います。

それでは寝る前に使えて睡眠の質を高めるテクニックをご紹介していきたいと思います。

これは自律訓練法と呼ばれるもので、自律神経をトレーニングしていくことになります。

そうすることで自分の神経系、

寝ている時はリラックスして副交感神経が優位になるのが正常ということを脳に学習させていきます。

これは何をしていくかというと、自分の体にイメージを作っていきます。

イメージと言いましたが、自分の体には実際に変化が起こります。

寝た状態、座った状態、立った状態どこでもいいですが、

寝る前なので寝た状態で、手と足が重くなるイメージ、手と足が温かくなるイメージ、

この2つを作っていきます。

まず手足が重たいとイメージしていきますが、

最初は全部いっぺんにすることは難しいので、

右手、左手、右足、左足と行います。

「右手が重い」というフレーズを頭の中で繰り返していきます。

そうすると左手に比べて右手が重いような感じがします。

右手の重さを感じ始めます。

同じように左手、右足、左足も十分に時間をかけながら行なっていきます。

そうして最大限リラックスした状態になると段々血流が増えてきます。

血流が増えたこともありますが、

今度は手が温かくなることをイメージしていきます。

「手が温かい」ということをイメージしていくと、

本当に末梢の血管が広がって手の温度が上がってきます。

同じように足も温かくなるイメージをしていきます。

この2つを行う段階でも段々眠くなり、そのまま眠りに落ちたりもしますが、

これを行っているのといないのでは、睡眠の質も変わってきますので、

ぜひ寝る前に手足が重い、手足が温かい、この2つを試してみてください。

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この記事をかいた人

宮崎 ほくと

宮崎 ほくと

〜馬とはカラダで会話する〜究極の【人馬一体】を目指す現役JRA騎手。日本で様々なトレーニング・整体・ボディーワークを経験。自ら渡米し最新の脳神経学に基づくトレーニング理論を学ぶ。

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