2022.11.04
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声の掠れを改善して歌がうまくなる方法
皆さんこんにちは、カラダマニア音楽教室へようこそ。
今日ははるなさんと一緒に音楽の授業をやっていきたいと思います。
ちょっと違う始まり方をしてみました(笑)
というのも今日は僕は苦手なカラオケを上達する方法を皆さんにお伝えしていきたいと思います。
苦手とか言っているやつに教えられる屈辱を味わいながら、自分の声が変わるのを実感していただければと思います。
歌が苦手な人にとって
うまい人が教える方法は
難しすぎたり
するじゃないですか。
僕は下手くそですが神経学の知識があるから、どうやって声質を良くしていったらいいかという知識だけはあるんです。
自分では別にそこまで興味がないので、声質を良くしようとかやっていないんですけれども、はるなさんの声がこの知識を使って良くならないか検証していきたいと思います。
なんか歌ってみて?(笑)
はるなさん(以下「は」)「歌う!?」
では歌うのはやめて、今の声の出る感じを覚えておいてもらいたいんです。
あーと言ってみます。
は「あ~~~~~」
どうですか?
ちょっと聞いて思うのは、声の深さが足りないですよね。
僕がいうのもなんですけれども。
何をしていくかというと、声というのは喉の動きや喉の筋肉、下の筋肉が関わっているんですが、総じていうと、延髄という場所、脳幹にある延髄を言う場所の働きを良くしていってあげるとそこから出ている神経が喉や舌を支配していますので、結果的に声質が変わっていったり、深い声が出るようになったりするのではないかということでこれを試してみたいと思います。
チェック
まず最初にはるなさんにチェックしてもらいたいのはどちらの延髄の方の働きがよくないのかということです。
脳幹や脳の構造、みんなそうなんですが、基本的には右と左で考えていきます。
ですから舌の筋肉の左右差をチェックしてどちらの延髄、どちらの脳幹を刺激していけばいいのかということをチェックします。
まず舌をまっすぐ前に出します。
今下に下がってしまっているので、まっすぐ前に出します。
見てもらうと、そんなに大きな左右差ではないですが、若干右に寄っているのがわかりますか?
これの意味することは右側の筋肉の方が若干働きが悪いのではということです。
今度は右側の頬に添えた僕の指に向かって舌を押し付けてみてください。
左側も同じようにやってみてください。
自分でもやってみてください。
どっちを押したときの方が弱かったかわかりますか?
多分左ですよね。
これはすごくはっきりしていたので、多分右側の延髄、右側の舌下神経の働きがいまいちなのではないかということがわかります。
なので右側の舌下神経を含めた延髄の働きを良くしていってみて声質が変わるかどうか、これを皆さんにやっていただきます。
トレーニング
まず最初にやっていただきたいことは、舌を左の頬につけたまま、口をゆっくり開け閉めしていきます。
これはできますね?簡単?
では次は顎を前後します。
舌は頬を押したまま圧を変えないようにしながらやっていきます。
顎を動かすと舌の力が抜けたりしてしまうので気をつけます。
は「下に行くときに力が入らない」
は「すごい疲れる」
やっていると段々右側が疲れてきますよね。
これはかなり苦手のようなので、ここで延髄の刺激を加えてみます。
右肩を上げて少し後ろに引きながら頭を右に倒します。
この状態で同じように左の頬に舌を当てて口の開閉をしていきます。
は「首つりそう」
では一回ストップして、今度は左側に舌を押し付けたままハミングします。
低いハミング、できるだけ低いハミングで吐けるところまで吐きます。
できるだけ強くやります。
息を吸ってもう一回やります。
長いですね、吐き切ります。
こうやっていくと酸素の量が低下してきて二酸化炭素の量が増えます。
そうするとこういった酸素の血中濃度を感知するところが延髄にあります。
ここまでやってきたところで、もう一回声を出してみてください。
さっきより深くなりましたね。
は「全然声が出る」
結構はるなさんは、いつも聞いていて思うかもしれませんが、声が小さ目だし少しかすれていますよね。
こういう声質をしている人は、必ずしもというわけではありませんが、なにかしら延髄の問題、働きの悪さがあるかと思われるので、そういう方は左右差をチェックしたりしながら今やったみたいに、肩を上げる、ハミングをする、舌を問題がある方と反対方向に押し付ける、こういったことを組み合わせてトレーニングしてみて、刺激してみて、声の出方が変わったりしないかやってみてください。
今日も見てくださってどうもありがとうございました。
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