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2022.10.05

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知らないとヤバい!カラダのパフォーマンスを最大化する靴の新常識とは?

今回は体のパフォーマンスを最大化する靴の選び方をお伝えしていこうと思います。

ほとんどの人が気付かない、皆さんがいつもはいている靴、これが皆さんの体調だったり日々のエネルギーを奪うことだったり体のパフォーマンスを低下させることだったり、そういうことにつながっています。

靴を変えてあげることによって、それだけ皆さんの体が動けるようになりますので、その考え方や方法をお伝えしていこうと思います。

靴の選び方

まず最初にお伝えしていきたいのは、多くの人が考えるいい靴というのはだいたい間違っているということです。

もちろんデザインやファッション的にいい靴というのはたくさんあるんですけれども、そういう話ではなくて自分の足に合ったパフォーマンスを高めてくれる靴、いろんなメーカーがこういう靴がいいですよといっているんですが、そういうことはだいたい大間違いです。

僕がこれからお伝えしていくことはすごく大事なことですので、しっかり覚えて自分の靴選びに活かしていただきたいと思います。

最後には僕がお伝えする靴をはくだけではなく、どうやって使いこなしていくか、自分の足を靴が使いこなせる足に変えていくかというトレーニング方法もご紹介していきますので、最後まで必ず見ていくようにしてください。

早速ですが、本当に良い靴とはどんなものでしょうか?

それは今僕がはいているんですけれども、こういう靴、ペラペラの何もない靴、これが最強です。

なんでそんなことが言えるかというと、僕たちの足の骨は左右56個、片足28個ずつ、これだけ多くの骨で構成されています。

そしてこれらの骨と骨の間には全て関節が存在しています。

これがどういうことか皆さんお分かりでしょうか。

関節がある場所、肘や肩、これは僕たちの体の中で唯一動ける場所ということになります。

どんなに動きのいい人でも、関節のない場所は動かせませんね。当たり前ですが。

足というのはそれだけしっかり動かなければいけない場所なんです。

ですが、靴メーカーが勧めるようなソールがしっかりしている靴をはくことによって、僕たちは足の可能性を自ら制限しているということなんです。

足の形状を地面の形に合わせて動かすということができない、それだけではなくて骨と骨の間にあるたくさんの神経から自分の足が自分がどういう地面を踏んでいるのか感じられていないということになってきます。

神経の3つの役割

これは僕が皆さんに神経学をお伝えする時によくする話なんですけれども、僕たちの脳がすることは3種類しかありません。

インプット、解釈、アウトプット。

インプットは自分の体の感覚を感じること、解釈・統合は感じたインプットに意味づけする作業、そしてアウトプットは最終的な何か体を動かすことだったり何かを考えることだったり、痛みを発することだったりそういったことになります。

足の骨と骨の間にある神経から十分なインプット、正しい量のインプットが来ていないということは、そこから生み出されるアクション、足の動き、体のバランス、そういったものに影響が出てくるということになります。

その結果何が起こるかというと、腰痛であったり、足の疲れ、むくみ、O脚、外反母趾などの原因になっていくと言えます。

ですから皆さんが何をしていかなければならないかというと、普段の生活の中で足がちゃんと動くようにしていってあげなければいけません。

そこでこの ベアーフットシューズをはいていただきたい、ベアーフットシューズというか柔らかい靴をはいていただきたいのですが、僕みたいなこんなペラペラの靴、これはマリンシューズですから、これをはくのは抵抗があるよという方もいると思います。

そこで皆さんにおすすめの靴の選び方というものがあります。

靴売り場にいって靴を手に取ってみてください。

そこで靴の真ん中から折り曲げてみてください。

ちゃんと真っ二つに折れ曲がるかどうか、大体の靴はつま先は動きますが、真ん中の部分、ちょうど土踏まずのあたりは曲がらないようになっています。

これはすごく大きな問題です。

ですからそれがちゃんとできるのかどうか、左右にひねってみてそこも稼働性があるのかどうか、そこもちゃんと確認するようにしてください。

靴を選べたら自分の生活の中で使っていっていただきたいんですが、最初は靴の真ん中が柔らかいものをはいたとしても、僕たちが今まで培ってきた歩く癖、足の使い方の癖というのは柔らかい靴をはくだけでは治りません。

何をしなければいけないかというと、足の可動性を取り戻していってあげることが必要です。

それをするためのトレーニングをご紹介していきたいと思います。

足のトレーニング

まず最初に靴下を脱いでもらって足を抱えます。

足と同じ側の手で足の真ん中を持って、反対の手でつま先側、足の甲あたりをはさむようにして持ちます。

ここでぞうきんを絞るようにして動かしていきます。

これを30回くらい行なっていきます。

こうやっていく中で、少し手をずらしながら動かす場所を変えてみたりしてください。

ちょっと前の方を前後させてみたり、下側から持って動かしてもらっても大丈夫です。

こんな感じで動きを作っていったら、今度はかかとをもって同じようにぞうきん絞りのようにして動かしていきます。

僕の足を見てもらうとわかるように足はこのくらい稼働性があるものなんです。

だいぶ動くようになってきたなとか、動きが変わったなと思った方は、少しかかとを回してみてください。

今持っているかかとの骨ですが、結構いろんな方向に動けます。

ここまで出来たら今度は足の指と手の指を絡ませるようにして持って、この状態で足首を回していきます。

足首を回していくんですが、ただぐるぐる回すのではなく、ちょっと足先にひねりを加えながら回していきます。

大体これも30回くらいやっていきます。

これで終わりなんですが、今この状態で立ってみてください。

まとめ

今やった足のほうが体重が乗りやすかったり、うまく立てているというそんな感覚を感じられるのではないかと思います。

なんでそんな感覚になるかというと、多くの人はこれは筋肉がほぐれたから、足が柔らかくなったから立ちやすくなったという説明をするんですけれども、僕が教えている神経学の視点からするとそうではありません。

なぜそうなるかというと、足にある神経、機械受容器というんですけれども、それがちゃんと働くようになって、地面の感覚、重心の乗り方それをちゃんと感じられるようになったから、だから足が楽に立てるようになったということになります。

これが本来あるべき体の感覚なんですね。

こうやって作った足の状態で毎日歩いていたらすごく楽だと思いませんか?

これが皆さんの当たり前になっていってほしいんですけれども、なぜこの神経が働かなくなっていってしまうかということに靴が大きな影響を与えているということになります。

良い靴を選ぶということと、ちゃんと足の動きを取り戻していくことを同時に行うことを皆さんにはやっていってもらいたいと思います。

それをすることによって皆さんは動きのいい体、楽に動ける体を手に入れることができますので、ぜひ挑戦してみてください。

今日も見てくださってどうもありがとうございました。

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この記事をかいた人

宮崎 ほくと

宮崎 ほくと

〜馬とはカラダで会話する〜究極の【人馬一体】を目指す現役JRA騎手。日本で様々なトレーニング・整体・ボディーワークを経験。自ら渡米し最新の脳神経学に基づくトレーニング理論を学ぶ。

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