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2022.09.26

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【これをしないと全てムダ】股関節のつまりを改善するアスリートの為のドリル

皆さんこんにちは、カラダマニアジョッキーほくとです。

今回は股関節のつまりを取るテクニックをご紹介していきたいと思います。

股関節のつまりの原因

皆さんに一番最初にお伝えしたいのは、

なぜ股関節が詰まるのか…ということになります。

一般的には、

筋肉がかたまっているから筋肉をほぐしましょう、

ということをよく言われるんですけれども、

筋肉がなぜかたまってしまうのか、

それは僕たちの股関節からの情報を

脳が正しく認識できていないからです。

僕たちの筋肉は、神経によってコントロールされています。

神経系の3つの役割は、インプット、解釈、アウトプット、この3つになります。

多くの人が気にする、筋肉のつっぱり、硬さこういったものは、アウトプットにあたります。

そしてアウトプットに影響を与えるのはインプットの質です。

今回は股関節からの固有受容覚、

インプットの質を上げることによって、

皆さんのアウトプット、

筋肉の硬さやつっぱり、股関節のつまりが取れないか

ということを

やっていきたいと思います。

自己紹介

ここで簡単に

僕の自己紹介なんですけれども、

僕はアメリカで機能神経学

という日本では珍しい学問の分野を

勉強してきた現役のアスリート、

競馬の騎手ということになります。

どこにいっても治らず

10年間続いた腰痛、

落馬の後遺症、

目の見え方、

こういったものを改善してくれた

神経学が基になった考え方を

日本でも皆さんに

知っていただきたいと思っています。

もしもっと知りたいという方は、

メルマガ登録していただいて

ぜひそちらもチェックしてみてください。

それでは早速始めていきたいと思います。

股関節のチェック

まず最初に皆さん、

自分の股関節のつまりを確認しておいてください。

どんな風に確認するかというと、

こんな感じでランジの姿勢になってもらって、

後ろの脚をしっかり伸ばして少し前に踏み出してみます。

この時に股関節がどのくらい行けるかというのを確認します。

チェックができたら早速エクササイズのほうを始めていきます。

エクササイズ

まず最初に膝立ちになって片方の脚を斜め前に踏み出します。

皆さんにやっていただきたいのは、

この状態でできるだけ背骨をまっすぐな状態に保ったまま、

頭のてっぺんで円を描いていくということになります。

これをしていくとどうなるかというと、

自然とつまりを感じる股関節が色々な方向に動かされていきます。

そうすると、関節の神経が刺激されて、

固有受容覚、

さっきお話したインプットの情報が改善されていきます。

そうするとどうなるかというと、

最終的なアウトプット、

筋肉の緊張度合い、

バランス、

そういったものが変わってきて、

つまりが取れるということが起こってきます。

一番のポイントは普段動かされていないところを

しっかり動かしていってあげるということになります。

ですけれども、

そういった場所は痛みを感じたり、

うまく動かない時がありますので

s、うまく動かない場所や痛い場所は、

ちょっと動くスピードをゆっくりにしてやってみてください。

最初は壁などを支えにして行なっていったほうがいいかと思います。

それでは早速始めていきたいんですけれども、

まずは右回りに、

最初は大きくなくていいので少しだけ身体を揺らすようにして動いていきます。

壁につかまりながらでもいいので、

下におろしている脚のほうの手は股関節のあたり、

ちょうど腰から下ろしてきた出っ張っている部分、

大転子というんですけれどもその部分に当てて股関節の動きを感じていきます。

この部分がカクカク動くのではなく、

できるだけスムーズに円を描くような形で行なっていってください。

ゆっくりでいいので、

徐々に動きを大きくしていきます。

円を描いていくと、

普段動かされていないところがミシミシッと動いたりします。

そしてできたら反対回りもやっていきます。

徐々に大きくしていってできるだけ綺麗な円を描きます。

自分がスキップしている場所はないか、

円を描いている中で、

飛ばしている場所がないかということを確認しながら行なっていきます。

あくまで背骨はまっすぐな状態を保ったまま、

頭で描く円がきれいな円になるように、

そんなイメージを持ちながら行なっていってください。

ここまでできたところで、

次に皆さんにやっていただきたいのは、

後ろの脚の向きを変えるということになります。

どういうことかというと、

まず最初にまっすぐ後ろに向いている脚を

内側に向けていきます。

最初はそこまで思い切りいかなくてもいいのですが、

少し斜め45度くらい内側に持ってきて、

今度はこの状態で同じように動いていきます。

脚の向きが変わったからと言って、

身体が斜めを向いてしまったりしないように

気をつけながら自分の身体の向きはまっすぐ、

その状態で動かしていきます。

これもできるだけ頭できれいな円を

描くようにしながら回していって、

できたら反対回りもやります。

できるだけ大きく

きれいな円を描きます。

次は皆さんお気付きの通り、

今度は反対です。

これは結構難しいのでちょっと

練習が必要かもしれません。

外側に足を向けてもらいます。

そうすると今度は身体が立てている脚のほうに

向きやすくなってしまうので、

ちゃんと身体の向きはまっすぐ、

立てている脚と同じ方向というのを意識しながら、

ゆっくり動いていきます。

最初は右回りから、

ちょっとカクカクなると思うんですが、

そこをしっかりきれいに動く

ということを意識してください。

最初は頑張って大きく動こうとかしなくて大丈夫です。

動ける範囲できれいに動くことが重要です。

そして反対回りもやります。

こんな感じで、股関節からの情報、

脳に対してインプットの情報

固有受容覚を増やしていってあげます。

一般的には、

股関節はこういう風に動くべきなんだ

というような話がされますよね。

実際は、

僕たちの身体は動きの可能性は

無限大で、色々な動きができます。

そんな中で、この動きが完全に正しい、というのは実は存在しません。

一番重要なのは、

色々な動きの可能性を自分の脳が知っていること、

身体が経験したことがあること、

それが重要ですので、

そういった意味合いでこのトレーニングは

すごく効果的なものになってきます。

そしてしばらく動かしていったところで、

一度立ち上がって自分の股関節の動きをかくにんしてください。

今やった側とやっていない側を比べると、

僕はかなり股関節の動き、

そしてつっぱり感、

詰まり感がなくなっているのがわかります。

今度はできたら同じようにして、

脚を真横に出すように踏み出して同じように

今の動きを繰り返していきます。

足幅は横に広げたような感じで、

片方だけ膝を立てて壁につかまって、

最初は後ろの脚先はまっすぐにした状態で、

きれいに円を描くようにしていきます。

5回いきましょう。

反対回りも5回やります。

次に足先を内側に向けて同じように円を描きます。

左右5回ずつ行きます。

特に前方向ですね、ここが難しい方が多いと思うので、しっかり動かしていきます。

次に内捻りで5回ずつやります。

終わったら立ち上がって、

動きやすさをチェックします。

もう全然違いますね。

こうやって良い感覚情報を使って

身体を動かすということをやっていってあげると、

普段の動きから変わってきます。

そうすると皆さんは、]

何をしなくても自分の身体のいい状態を

日常生活の中で作っていけるということになりますので、

ぜひこのトレーニングを

続けてやっていただければという風に思います。

今日も見てくださってどうもありがとうございました。

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この記事をかいた人

宮崎 ほくと

宮崎 ほくと

〜馬とはカラダで会話する〜究極の【人馬一体】を目指す現役JRA騎手。日本で様々なトレーニング・整体・ボディーワークを経験。自ら渡米し最新の脳神経学に基づくトレーニング理論を学ぶ。

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