2022.09.23
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【自宅で改善】股関節の内側の痛みの治し方
こんにちは、宮崎ほくとです。
今回は、股関節の内側の痛みの問題を解決する方法を
あなたにお伝えしていこうと思います。
股関節の内側の痛みの原因
「足を組むと太ももの内側が痛い」
「階段の昇り降りが辛い」
「ランニングをすると痛みが強くなる」
そんなお悩みをお抱えのあなた
今のまま整体やお医者さんに通っていてもその痛みはよくなりません。
なぜでしょうか。
あなたの痛みというのは、あなたが今まで動いてきた結果としてそこに表れています。
ですからあなたが本当に改善していかなければいけないのは、
「普段の自分の動き方」なんです。
それは自分で動いていくことでしか学習できません。
でも大丈夫です。
すぐに良くなります。
僕と一緒に痛みの取り方、動きの変え方を学習していきましょう。
それでは早速エクササイズのほうをやっていきたいのですけれども、その前に、皆さんには考え方を知っていただきたいと思っています。
この考え方が、あなたがこれからエクササイズをしていく中で最も重要になってくるからなんです。
おそらくあなたは今まで多くの整体師さんやお医者さんにこんなことを言われてきたのではないでしょうか。
「あなたの股関節の内側が痛いのは骨がずれているからなんですよ」
「あなたの股関節の内側が痛いのは筋肉が悪さをしているからなんですよ」
もしくは「重大な病気かもしれませんね」そんな風に伝えられてきたかもしれません。
ですけれども、
こういった身体の問題と痛み、
これは直接的なイコールの関係ではありません。
疼痛生理学・痛みの生理学のリーディングサイエンティスト
、Dr.ローマー・モーズリーはこんな風に言います。
「あなたが今自分の身体が危険な状態にあると信じるならば、神経系と免疫系はあなたの身体に対して痛みの反応を強めるだろう」
つまりあなた自身が
「今自分の身体に問題が起こっている」
このように信じることが
痛みの大きな原因になっているということなんです。
ですからあなたの身体に問題が起こっていようがいまいが、
痛みの反応をストップすることができます。
そして多くの人が考える骨のずれ・筋肉の問題、こういったものは本当の問題ではないかもしれません。
実際僕自身は落馬によるケガで背骨を折っています。
その結果として、
今でも背骨はぐちゃぐちゃです。
ですけれども、
痛みもありませんし
動きにも何も問題はありません。
どこに行っても完璧な骨格の人間なんて存在しません。
あのウサイン・ボルトですら
背骨がS字に曲がる側弯症だと言われています。
ですからあなたの痛みもすぐに良くなります。
この考え方をしっかり頭に叩き込んで
あなたの痛みの問題を改善していきましょう。
これから行っていくエクササイズは
大きく分けて2つのパートに分かれています。
1つ目は神経を動かして
その代謝を改善していくパート、
そしてもう1つは自分の動き方を改善していくパートになっています。
それでは早速始めていきましょう。
神経を動かして改善するエクササイズ
それではまず神経の代謝を改善するパートから始めたいと思います。
動きが少し難しくなってくるので、
しっかり確認しながら行なっていくようにしてください。
皆さんに用意していただきたいのは、
こういった絨毯など柔らかいものが敷いてある地面、
それと壁ということになってきます。
それでは早速始めていきます。
まず最初に自分が痛い動きを確認していきます。
足を組んでもいいですし、
足を何回か持ち上げてみてこの時に痛みが出ないかというのを確認してもいいです。
もしくは開脚であったりとか、
普段自分が痛みの出る動きをチェックしていくようにしてください。
それを確認できたところでこれから行っていただきたいのは、
痛い方の足を後ろにして膝立ちになっていただくことです。
そして痛みのある方の足を壁に引っ掛けるようにして後ろに下がっていきます。
こんな形で膝を曲げて足をセットできましたら、
ここから実際に神経を動かしていきたいと思います。
まず最初に前側の足を少し外へずらしていくと、
外側に自分の痛い方の足が開くポジションが作れるかと思います。
作れましたら、今若干背中が反っている形になっているかもしれないので、
そのような方の場合には、
少し骨盤を丸めて、
背中全体を丸めるようにしてポジションを作り直します。
そうすると内もものあたり、
もしかしたら普段痛みがあるあたりにキーンとした張り感を感じられているかもしれません。
これを感じていればうまくできている証拠です。
もしこれを感じていませんよというのであれば、
少し身体をひねったりとかもう少し身体を丸めてみる、
もしくは足のポジションを少しずらしてみる、
こんな風にしながら太ももの内側・股関節の内側にキーンとした張り感を感じられる場所を探してください。
注意点なんですけれども、
これは閉鎖神経という神経になってきますので、
もしあまりにも痛みが強すぎるとか張り感が強すぎるという場合には、
神経自体を痛めてしまう危険性があるので、
あくまで心地よいと感じられる範囲で行なっていくようにしてください。
そしてこのポジションが作れましたら、
前側の膝に自分の手を置いてそこから前に身体を丸めていきます。
やっている中で少し膝が痛い場合が結構ありますので、
そんな時には膝の下にクッションなどを置いていただくことをおすすめしています。
身体全体を丸めていきますと、内側の張り感が若干強まってくるのを感じられると思います。
感じられましたらこの状態で前に少しだけロッキングしていきます。
前に踏み出すようにしながら身体を動かしていきます。
そうすると今感じているキーンとした張り感、これが強まったり弱まったり、そうなるのを感じていただけるのではないかと思います。
これが感じられていればうまくエクササイズ出来ている証拠です。
ではこれを10回ほど続けていきます。
終わったところでゆっくり元のポジションに戻って、最初に痛かった動きを確認してみてください。
足を組んでみたりとか、足を持ち上げてみたり。
すると多くの方で「さっきまで痛かった痛みが全然ないな」そんなことを感じていただけるのではないかと思います。
もしここで痛みが全然改善しないよという方であったとしても、次のエクササイズで良くなる可能性がありますので、このまま続けていくようにします。
自分の動き方を改善するエクササイズ
次に股関節の動きを改善していくワークをやりたいと思います。
まず最初にやる方と反対側の足を斜め前に踏み出します。
そして後ろ側の足、これから行う方の足はしっかり伸ばしておくようにしてください。
そして自分の足の一番てっぺん、ちょうど股関節のあたりに手を当てて、ここを動かしていくように円を描いていきます。
水平面上に円を描くように、前側ではなく後ろ側を動かしていきます。
反対回りもいきます。
次に足をちょっとだけ外側に向けてもらって同じようにやっていきます。
反対回りもやります。
できるだけゆっくりしっかり動きを確認しながら行なっていくようにしてください。
次にちょっとだけ内側に向けてもらって同じように行っていきます。
反対回りもやります。
次にこの足を外側に持ってきてもらって同じように繰り返します。
反対回りもやります。
足先を外に向けて同じようにやります。
反対回りです。
今度は足先を少しだけ内側に向けてやります。
反対回りもやります。
最後は足を斜め前に持ってきて、膝はしっかり伸ばした状態で同じように動きます。
水平面上に円を描くように反対側も。
足先を外に向けてやります。反対側もやります。
今度は内側に向けて行っていきます。反対側も行っていきます。
以上で股関節の動きを改善するエクササイズは終わりになります。
動き方を学習するエクササイズですね。
これをした結果、どんな風に今の足の感じが変わったか、これをもう一度確かめてください。
足を組んだり持ち上げてみたり、軽くランニングをしてみたりして、股関節の内側に痛みが出ないかというのを確認してみます。
今日も最後まで見てくださってどうもありがとうございました。
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