2022.08.22
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【神経学】30秒で疲れ目を圧倒的に改善する方法4選
こんにちは、宮崎ほくとです。
今回は、眼精疲労、疲れ目を30秒で解決していく方法を4つ皆さんにお伝えしていこうと思います。
現代人の生活の中でどうしてもパソコン作業が多くなったり、スマホを見る機会が多くなって、「目がいつも疲れてるよ」「ドライアイですよ」それから「目の疲れが首こりであったりとか普段からのイライラに繋がってますよ」、そんなことを感じられている方、すごく多いのではないでしょうか。
今日はそんなあなたに眼精疲労を30秒で解決していく方法をお伝えしていきたいと思います。
眼精疲労・疲れ目を改善していく上で、すごく重要なポイントがありますので、そこを最初にさらっとお話していこうと思います。
眼精疲労の改善ポイント
一言でいうとこれは多すぎる刺激を減らして足りていない刺激を増やしていくということになります。
これは僕が勉強している神経学・機能神経学の観点から考えていくとこういったことがわかるんですけれども、コンピュータースクリーンやスマホを見ていると、どうしても視覚情報の刺激が多くなってくるじゃないですか。
ですからこの多すぎる視覚情報の刺激なのですが、その中でも中心視野への刺激、目の機能というのは中心視野と周辺視野というものに分かれます。
ですからこの中心視野、焦点を合わせてじっと見る、この刺激を減らしていってあげること、そして足りていないほかの刺激、例えば首の筋肉の働きであったり、首の筋肉というのは実は目の動きと目の働きと協調して動くようになっています。
そして三半規管への刺激、なかなか知られていないですが、目と三半規管というのは常に協調して働いていますので、こういったところへの刺激が減ってくると眼精疲労の原因だったりとか、「目がうまく使えませんよ」「目の機能がうまく働きませんよ」ということの原因となってきますので、こういったものへの刺激を増やしてあげるのがすごく大事ということになってきます。
ですから今言ったみたいに、視覚情報、多すぎる刺激を減らして、少なすぎる刺激を増やしてあげること、それによって皆さんの眼精疲労を改善していきます。
説明が長くなってしまってもいけないので、これから早速エクササイズのほうを始めていきたいと思います。
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それでは早速始めていきたいと思います。
①パーミング
まず最初1つ目なんですが、すごくシンプルなテクニック、これはよく知られているテクニックでパーミングというものを行っていきます。
1番最初に言った多すぎる刺激を減らしていくということなのですが、何をしていくかというと、目をつぶっていただいて、その目を手で覆い隠すようにして暗闇を作っていきます。
一般的にはここを「ただ目を隠しましょう」ということだけ伝えられているのですが、もっと大事なことは、暗闇を作った状態で暗闇を意識的に見ていくということなんです。
ですから目をつぶって暗闇になっているから何も見えないのですが、ただぼーっとしているのではなく、暗闇の中を意識的に見ていくということをしていくことによって、視神経を休めていくことができます。
まずはこれを30秒していきます。
30秒数えていくと長くなってしまうので、皆さん自分でやっていくようにしてください。
そしてこれが終わったら2つ目のテクニックを紹介していきたいと思います。
②三半規管の刺激
2つ目のテクニックは何をしていくのかというと、今度は三半規管の刺激ですね。
三半規管の刺激というのは何をしていくかというと首を動かしていけばいいわけなんですね。
これをしていく中でも同じように多すぎる視覚情報の刺激を減らして、そして今言ったみたいに暗闇を常に見るように意識をしながら動かしていくということをしていきます。
まず目をつぶって、もちろん手で隠してもいいのですが、そういったことが難しい場合にはこのままでも構いません。
ですが必ず瞼の先を見るようにしてください。
その状態で右左右左、首を動かしていきます。
だけどこれは結構ペースが早いです。
皆さんの場合はもう少しゆっくりやっていったほうが気持ち悪くならないかもしれません。
大体10往復くらいやっていったところで、今度は縦方向ですね。
縦方向にも同じように動かしていきます。
あくまでも目線をちゃんと前を見るということを意識しながら動かしていくようにしてください。
これは結構難しいです。
意外と目をつぶった状態で前を見るということをなかなかしていないので、そういったことに意識が向かないと思うのですが、そこを意識的にやっていくのがポイントです。
そうすると、瞼の後ろで目が微妙に動いていることが感じられると思います。
やっている中でもう1つ重要なポイントは目に異常な緊張を作らないということですね。
頑張って閉じようとしたりとか、顔にしわを寄せてみたりとかこういう緊張を取り除きながら、リラックスした状態で呼吸しながら動いていく。
なんてことのないことなのですが、意外とできないことが多いです。
そして次に左右に首を動かしていきます。
同じようにしてこんな感じ。
実は知られていないのですが、こうしている中でも目というのは、倒れた頭の方向とは反対方向に回転する動きが常に加わっています。
これは人間の身体の反射になってきますね。
今のを終えたところで目を開けてみると、だいぶ視野が広がったような、周りが明るくなったような、目がリラックスしたような、そんな感覚を感じていただけているのではないでしょうか。
さらにこれから3つ目のエクササイズをやっていきます。
③目の動きの改善
今度は目の動きの感覚を作っていくことになります。
どういうことかというと、1回実験してもらいたいのですが、まず最初に目をつぶってもらって、この状態で目で円を描けますか?
これ難しくないですか?
これをしていく上で、感覚情報を足してあげると目というのは「あっこういう風に動けば円を描けるんだ」ということを認識して動きが改善してきます。
なのでどうしていけばいいかというと、すごく簡単ですね。
触っていけばいいんです。
目をつぶってこんな感じで目を触っていきます。
この状態で、上からゆっくり円を描いていきます。
そうすると、ただ目をつぶって目を動かそうとしたのではなかなかうまく動かせなかったが、今かなりスムーズに動かせるようになったのを感じられたのではないでしょうか。
人間の体の動きというのは感覚のフィードバックがあることによって改善していくことができるわけなんですね。
ですからこれを使って、同じように反対回りもしていきます。
これも何回かやっていただきたいのですが、これもやった後目を開けると、もちろん目を触った後なので少しモヤモヤモヤというのはあるのですが、「だいぶ目の緊張が抜けたかな」「ほぐれたな」という感じがあるのではないでしょうか。
④首の筋肉のトレーニング
そして最後にこれは人によってはすごく危ないというか、危険なことにもなるので気を付けてやってもらいたいのですが、首の筋肉を働かせていくというものになります。
なぜ危険かというと、これからやっていくポジション、人によっては脳梗塞を発症する可能性があるポジションということになってきます。
これは本当に可能性としては数パーセントなんですけれども、そういったリスクを感じている方、もしくは血栓がありますとか、そういった方はこれから行うポジションに首を持っていくと途端に脳の血流がよくなって首の血流がよくなって、その血栓が流れ始めて脳梗塞が起こってしまうみたいなことが稀にありますので、そういったことを感じている方、危険性があるのではないかなと思っている方はここでやめておいて、ここまでのエクササイズを続けていただくか、もしくはご自身の判断の中で行なっていくようにしてください。
僕は責任は取れませんのでね。
やり方なんですが、これもすごく簡単です。
まず最初上を向いていきます。
上を向いていくんですが、この時に耳の後ろのあたりですね、ちょうどこのあたりに手を当ててもらってここから上を向いていきます。
上を向いたら今度は耳の下から、耳の下だけを使って片側に頭を倒します。
そして倒した方向に頭を向けていきます。
そうするとちょうど頭蓋骨の一番下あたり、このあたりにギュッと緊張感が作れると思うのですが、ちょっと筋肉がグッと縮まった感じ、これをゆっくり強めていくようにしながらグッと力を入れていきます。
上を向いて軽く横を向いて軽く首を傾ける、ここでこの辺り、後頭下筋群というのですが、この筋肉をグッと力を、今の動きを、上向いて・横を向いて・横に倒すというこの動きを強めながら緊張していくとこのあたり全体に緊張が作れると思います。
これをやっていく中でも、僕は目を開けていたのですが、皆さんは目をつぶって行なっていくようにしてください。
片側ができたら同じように反対側もやっていくということになりますね。
グッと緊張してあげて、リラックス、という感じでやっていくと、僕これはめちゃめちゃおすすめなんですけれども、なぜか首のトレーニング、軽く筋肉の緊張を作ってあげただけなのですが、これでもかなり目がすっきりしてきたりします。
今の4つの中で全部やっていただいてもいいですし、どれか1つ、これめちゃめちゃ良いなと思ったものがあるのであれば、それを日常的にやっていくことによって、皆さんの眼精疲労であったりとか、目の疲れというのは、圧倒的に軽減されることになります。
ですから今日お伝えしたエクササイズ、ぜひ日常に取り入れていいものを続けてやっていくようにしてください。
そんな感じで今日は眼精疲労、疲れ目の改善方法を4つ紹介してきました。
1つ目はパーミングですね。それから三半規管への刺激、そして目の感覚を取り戻してあげること、そして首の筋肉をトレーニングしてあげること、この4つ皆さんぜひ取り入れてやっていってください。
今日も最後まで見てくださってどうもありがとうございました。
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