2022.08.01
- 不調を治す
目眩や立ち眩みは薬じゃ絶対に治らない!三半規管から解決する方法。
今回は三半規管の問題を解決するリハビリ・トレーニングの具体的な方法をお伝えしていきたいと思います。
スポーツ選手を含めた多くの方が、めまい、ふらつき、立ち眩み、バランスの問題、乗り物酔い、そういったことを経験されて病院を受診されると思うのですが、そこで三半規管の問題が特定されることはあまり多くありません。
なぜかというと、レントゲン・CT・MRI、そういった造影術で映すことができる人間の身体の問題というのは本当に一部に過ぎないからです。
多くの人が抱えている身体の問題、そして脳の問題というのは機能的な問題といわれます。
そしてこの機能的な問題を解決していくには、薬や手術ではなく脳の可塑性を利用したリハビリが絶対的に必要です。
僕自身、以前落馬した後のめまいの問題で病院に行ったことがあるんですけれども、そこで言われたのは良性発作性頭位めまい症ではないかということだけで、そこで処方されたエプリー法、いわゆる耳石の位置を直しましょうという処方では僕のめまいは改善しませんでした。
そしていろいろな理学療法士さん、整体師さん、トレーナーさん、ボディーワーカーさん、そういった方々を訪ねて歩き、そこで解決できなかった問題を自分で勉強し始めました。
最終的にアメリカに行ってそこで学んだ神経学で僕は自分の問題を解決することができました。
ここで簡単に僕の自己紹介なんですけれども、僕は今現役で活動しているアスリート、プロの競馬の騎手ということになります。
ですけれども、今言ったみたいに自分の身体の問題を解決して、パフォーマンスを上げるためにアメリカへ行って神経学を勉強してきました。
こういった日本ではまだまだ広まっていない情報を皆さんにお伝えしていきますので、もっと知りたいよという方はメルマガ登録をしてプレゼントを受け取ってください。
それでは早速始めていきたいと思います。
三半規管のトレーニングとは
これから行う三半規管のトレーニングはVORというものになります。
VORとはなにかというと、vestibulo-ocular reflexの略で前庭動眼反射という風に日本語では言います。
三半規管のトレーニングやリハビリをしていくときに重要なのは、必ず視覚情報を一緒にトレーニングしていくということになります。
なぜかというと、三半規管と目というのは切っても切りはなせないくらい関係が繋がっているからなんですね。
ですから三半規管に問題が出てくると、目も悪くなりがちなんですね。
ガチャ目の人とか、頭を打ってから視力が悪くなり始めたとかそういった人は特にこのエクササイズが必要かもしれません。
それではこのエクササイズを行っていきたいのですが、その前に皆さんには自分の身体の動きをチェックしていただきたいと思います。
このエクササイズの効果というのは、皆さんの感じている症状はもちろんですが、自分の身体の動きとしても変化が現れてきます。
ですから判別しやすいように身体の動きの変化を基準にしながら、エクササイズが効果があるのかどうなのかということを見極めていただきたいということになります。
動きのチェック
まず最初に足幅を肩幅位に広げて、軽く膝を曲げます。
そして目の前で手を合わせてもらってバランスを保つようにします。
その状態で後ろに身体を反らしていきます。
この時にどのくらいまで後ろに行けるのか、後ろの景色がどのくらいまで見えるのかというのをチェックしておいてください。
トレーニング実践
それでは早速始めていきます。
まず最初自分の目の前にターゲットを掲げます。
この状態でターゲットの文字やものに焦点を合わせてそのまま頭を動かしていきます。
最初10往復いきたいと思います。
10回出来たら次は縦方向です。
次に斜めにいきたいと思います。
反対の斜めもいきます。
これで終わりなんですけれども、終わったところで再度最初にやったように、自分の身体の動きをチェックしてみます。
足幅を広げて立って軽く膝を曲げます。自分の目の前で手を合わせて後ろに反ります。
まとめ
ここで身体の動きに変化が出ていれば、三半規管に良い刺激が入ったということになりますので、ぜひこのエクササイズを続けていくようにしてみてください。
このエクササイズをしている中で気持ち悪くなってしまうなという方は、目をつぶったままターゲットをイメージして同じようにやってみてください。
目をつぶった状態でも目をここに固定することはできますから、そんな形でやってみて、同じようにチェックして良い反応がでないか確かめてみてください。
今日も見てくださってどうもありがとうございました。
よかったらシェアしてね!