「運動が脳に良い」とはよく聞きますが、どんな運動が、どんな能力を伸ばすのかまではあまり知られていません。
じつは最新の研究で、あるトレーニングが記憶力と空間認知能力を高めることが証明されました。しかも、やり方はとてもシンプルです。
こんにちは、宮崎ほくとです。今回は記憶力が上がるバランストレーニングを、研究の紹介とあわせてお伝えします。
記憶力が上がる研究とは?
これは2018年にドイツ・ハンブルク大学で行われた研究です。18〜65歳の70人を対象に、あるトレーニングを行うグループとそうでないグループに分け、12週間実施。前後で認知機能を比較しました。
その結果、あるトレーニングを行ったグループだけ、記憶力と空間認知能力が上がったのです。その”あるトレーニング”こそ、バランストレーニングでした。
効果的なバランストレーニングのコツ
バランストレーニングというとバランスボールに乗ることを想像しがちですが、じつはそれだけではあまり効果がありません。
重要なのは頭を動かすこと。バランスを感じる前庭器官は耳の奥(内耳)にあり、そこに刺激を入れるには必ず頭を動かす必要があるからです。
やり方|頭を8方向に動かす
トレーニングはとても簡単。頭を右・左・上・下・右上・右下・左上・左下とそれぞれ3回ずつ動かします。これで1セットです。

⚠️ 途中でバランスが不安定・気持ち悪いと感じたら、その状態で可動域をチェック(目の前で手を合わせて左右に捻る)。負荷がちょうど良ければ可動域が広がるなど良い変化が出ているはずです。

逆に体が硬くなったり動きが悪くなった場合は負荷を減らし、座った状態やスタンスを広げた状態で行い、もう一度確認してみてください。
慣れたら目を瞑って
「簡単すぎる」という方は目を瞑って8方向を3回ずつ行います。一方向でバランスが崩れる場合は、その方向を多めに練習してもOK。目を瞑るだけでもかなり動きが良くなります。


さらに負荷を上げる|タンデム・片足立ち
次はタンデム(前足のかかとと後ろ足のつま先をつけ、直線上に並べる)で、目を開けたまま行います。足を変えて左右両方。できる人は片足立ちでも。


自分の体をチェックしながら、一番いい反応が出るところを見つけてください。体に良い変化があれば、後々、記憶力にも良い変化が期待できます。

まとめ
- 2018年ハンブルク大学の研究でバランス訓練が記憶力・空間認知を高めると判明
- ただ乗るだけでなく頭を動かして前庭器官を刺激することが重要
- 頭を8方向に3回ずつ。慣れたら目を瞑って行う
- タンデム・片足立ちで負荷を上げられる
- 気持ち悪い時は中止・負荷を下げる。可動域で変化を確認

障害があり、平衡感覚がない為、歩き方がおかしいわたしにとって、バランス感覚の改善、記憶アップ動画は有益な情報です。
今後とも有益な情報をぜひよろしくお願い致します