2023.11.08
- 脳と身体の仕組み
- 身体能力を高める
【顔の神経をテスト】60%の人で首コリが改善します。
今日は電車を待っている間にできる、
簡単なトレーニング方法をご紹介したいと思います。
これから出かける途中、最寄り駅で電車を待っているところです。
今日ご紹介するのはトレーニングですが、
皆さんのイメージしているようなトレーニングとは少し違います。
感覚のトレーニングです。
近くに自販機がありましたので、トレーニングに必要なものを買ってきました。
何かというと、飲み物です。何でしょうか。
これはとろけるココア・・・・別にココアでなくても大丈夫です。
温かい飲み物でも冷たい飲みの物どちらか、本当は両方やっていただきたいのですが、
まず今日は、温かい飲み物を選びました。
これで、顔の感覚をチェックしていきます。
顔の感覚は三叉神経と言い、顔全体の感覚を感じる神経がありますが、非常に大事な神経です。
全身の痛みの抑制や、首の動きなどに関わります。
意外と気付きにくいですが、顔の感覚は失われていることがとても多いです。
ですので、そのチェック方法、トレーニング方法をご紹介していきます。
首の可動域のチェック
まず最初に、効果を確認していただくために、首の可動域をチェックしておいてください。
このような感じで、僕は良い方ですので、それほど問題はありません。
感覚のトレーニング
最初に、持っていても温かい、この飲み物の缶を顔に当てていきます。
当てる箇所は3カ所、それを左右で当てていきます。
まずはおでこの左右。
次は頬です。
頬骨の出っ張ってるあたりの左右です。
そして最後が顎のラインの左右です。
当ててみると、
「あれ?何か右と左で感覚が違うな、右の方がもしかして良く感じるかな?」
という場所が発見できるかもしれません。
もしそう感じた場合、そのどちらか感覚が鈍い方に、このようにしばらく当てます。
僕は基本的に左右均等ですが、右側に当てていきます。
僕は三叉神経の働きは右側の方がよくありません。
どちらかの感覚が左右で感覚が違うということ、これは多くの人によくあります。
そういった場合、このように感覚を頬に当てていくことで、トレーニングすることができます。
感覚のトレーニングはなかなかやったことがないと思いますが、
筋トレとかばかりがトレーニングではありません。
僕たちの全ての身体の機能というのは、こうやってトレーニングしていくことができます。
これがなぜ重要かということもお話ししました。
痛みの抑制や、自律神経の抑制、その脳幹の網様体というところにとても深い関わりのある神経です。
僕たちの生命維持活動ですね。
血圧の調整や呼吸なども深い繋がりがあります。
この働きを良くすることで得られる効果というのは、
ただ単純に筋肉がついたり、顔の感覚が良くなるだけではありません。
しばらく行ったやったところで、もう一回左右を比べてみます。
大体同じぐらいになったと思います。
そのように感じられたら、最初にチェックした首の動きを、もう一度チェックします。
そうすると、首が柔らかくなった感覚や、少し楽に動かせる感覚があるかもしれません。
今日は温かい飲み物で行いましたが、冷たい飲み物でも同じようにできます。
冷たい感覚と温かい感覚はそれぞれまた神経が違います。
それぞれチェックしてもらうことで、自分の問題を発見できるかもしれません。
また、顔の感覚とか三叉神経の感覚は他にも色チェック方法がありますので、
特に顎に問題があるような方はチェックしてもらうといいかもしれません。
電車が来たので、今日はここで終わりにしたいと思います。
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