「健康のために運動しなきゃ」と思っても、忙しくてジムに通う時間なんてない——多くのビジネスパーソンが抱える悩みです。
じつは、通勤時間やスキマ時間だけで、脳と体を鍛えるトレーニングができます。しかも筋肉より脳(小脳・運動野)に効くので、頭の働きまで良くなります。
こんにちは、宮崎ほくとです。今回は電車の中でできるトレーニング(train-ing)をご紹介します。
なぜ「手」を動かすと脳が働くのか
いきなりジムで筋トレしたり走り出す人が多いですが、アスリートの視点ではとても非効率です。往復や着替えの時間があるなら、その時間でトレーニングして、余った時間は家族や仕事に使う方が有意義。ボディビルを目指す人以外は、これからのトレーニングで十分です。
カギになるのが手。手は脳の中でものすごく広い範囲を占めているため、脳全体の働きに大きな影響を与えます。運動野は前頭葉にあるので、手を動かすと頭の働きが良くなるのです。
器用さを要する手の作業で働くのが外側小脳。かつて小脳は運動時だけに働くとされてきましたが、最近の研究で思考や認知にも関わることが分かってきました。

まずは肩の動きをチェック
エクササイズの前後で比べるため、親指を上にして肘を伸ばし、前から・外から肩を上げる動きをチェックしておきます。
手首トレーニングのやり方
手首の場所は、前腕の2つの骨の先にあるくぼみあたり。「ここが動くよ」と脳に教えるように少しさすってから始めます。

① 上下の動き
肘を90度に構え、こぶしは軽く握ります。手首から上下に動かします。ポイントは手と前腕が同時に動くこと。手だけの動きにならないよう、使える可動域を全部使い、少しずつ広げていきます。パントマイムをイメージするとやりやすいです。



② 左右の動き
左右は少し難しいので机の上で行います。手を机に置き、机をガイドに前腕と手が浮かないよう左右に動かします。肘や肩も少し動いてOK。慣れたら机から浮かせても同じ動きができるように。筋肉より脳に負担がかかる感覚が大事です。



③ 円を描く
上下・左右ができたら、上→右→下→左→上と滑らかにつなげて円を描きます。うまく動かせるようになってからで構いません。


日常動作に取り入れる
最終的には日常動作の中で練習します。たとえばつり革につかまっている時に手首を動かすだけでも、かなり頭が働きます。まさに”電車の中でトレーニング”です。


肩の動きで変化を確認
ここまでやったら、最初にチェックした肩の動きを再チェック。最初より動きが良くなっているはずです。反対側も行った場合は同じように確認してみてください。



まとめ
- 忙しい人ほどスキマ時間で脳と体を鍛えるのが効率的
- 手は脳の広い範囲を占め、動かすと外側小脳・運動野が働く
- 手首の上下→左右→円を、前腕と手を同時に大きく動かす
- つり革につかまりながらなど日常動作に取り入れる
- 前後で肩の動きの変化を確認できる
