「握力を上げたい」「グリップ力を強くしたい」——そんな方に、その場で握力が変わる神経のストレッチをご紹介します。
こんにちは、宮崎ほくとです。私たちジョッキーにとって手綱をホールドする力は非常に大切ですが、ゴルフやテニスをする方にとってもグリップ力は重要な要素ですよね。
結論から言うと、尺骨神経にストレッチをかけることで、握力を一瞬で高めることができます。スポーツや手を使うアクティビティの前に行うと特に効果的です。
握力は「健康の指標」でもある
2018年、イギリス国民50万人を対象にした研究では、握力の強さと病気による死亡率の相関が調べられました。その結果、握力が5kg低下するごとに、女性で20%・男性で16%死亡率が上がることが分かったのです。つまり握力は、私たちの健康状態を示す一つの指標でもあります。
まずは力の入り具合をチェック
何かを握るときは、小指側の握力が大切です。まずボールなど慣れたものを用意し、今の力の入り具合を確認しましょう。

うまく力が入らない側を見つけたら、その側で行うと効果が分かりやすいです。
尺骨神経ストレッチの手順
- 手首を返す
- 肘を曲げて、腕を外に持っていく
- 肩を少し下げる

すると小指と薬指のあたりにピリピリした感覚が出るかもしれません。これが尺骨神経——小指側の握力に大きな役割を果たす神経です。

次に頭を反対側に倒し、首の根元から右側にひねります。すると神経の感触がだんだん強くなります。

⚠️ ここで最も大切なのがテンションの度合いです。これは神経なので、10がMAXなら3程度に必ず抑えてください。強くかけすぎると神経を痛める恐れがあります。ピリピリが強くなりすぎたらすぐにゆるめましょう。
各関節を動かして神経を滑らせる
テンションを軽くかけた状態から、各関節を動かして神経を滑らせていきます。
- 手首:返して戻してを3回ほど
- 肘:曲げて伸ばしてを繰り返す
- 肩:上げて下げてを繰り返す
- 首:戻して倒して、ひねり動作で神経を動かす




すべての動作の中で、神経のテンションが強くなったり弱くなったりするのを感じてください。
効果をチェック:握力が変わる
終わったら、もう一度握力をチェック。全然違う——かなり力が入るようになったのが分かります。スポーツの前などに癖にすると、握力を良い状態にキープできます。

※ これは必ずしも効果を保証するものではありません。中にはもともと神経のテンションが常に高い方もいます。そういう方は逆に神経をゆるめてあげる必要があることも。無理はせず、心地よい範囲で行ってください。
まとめ
- 握力は健康状態を示す指標でもある
- 小指側の握力を担う尺骨神経にストレッチをかける
- テンションは10段階中3程度に必ず抑える
- 手首・肘・肩・首を動かして神経を滑らせる
- スポーツ前の習慣にすると握力を良い状態にキープできる
