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2023.07.10

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【腰の痛み】整体でも良くならない人は、コレを試して!

皆さんこんにちは、宮崎北斗です。

今日は腰の問題と、脳のマッピングについてお話していきます。

マッピングという言葉を聞いたことはありますか?

僕たちは全身の感覚情報を統合し、自分の脳の中に体のバーチャルイメージを作っています。

このバーチャルイメージを使って、自分の体の動きに予測を立てながら体を動かしています。

必ずしも全ての体の部分が実際の大きさと同じように、脳の中に表現されているわけではありません。

手、口、舌、こういった細かい動きを要求される部分に関しては脳の中で広い領域を占めていますが、

腰は実はあまり大きい領域を脳の中では取っていません。

なので、そこに何が起こっているのか、脳は十分に把握しきれてないということなのです。

そうすると、どういうことが起こると思いますか?

そこに対して、何が起こっているかわからないので、もしかすると危険なことがあるかもしれない。

だったら痛みを発して守っておこう、筋肉を固めてそこが動かないようにしておこう、

こういった反応が起こりやすい場所なのです。

ですからそこにもう1回情報を足して、動かしてあげることで、それが痛みや動きの問題を

解決できないかということを試していきたいと思います。

この記事の内容

エクササイズ

まず皮膚感覚の情報から腰を認識させていきます。

腰の部分は、腰椎の一番下、背骨の一番下から5つ骨があると思いますが、そこが腰椎です。

そこに自分で手を当てて、触れる骨があると思うので、そこをさすります。

大体でいいので、その場所を刺激していきます。

見てもらうとわかるように触っている部分、腰椎の棘突起という部分です。

実は椎体骨の本体は、もう少し奥にあります。

それをイメージするために、横を向いてお腹に手を当てながら、

自分でその間をイメージするようにして、刺激していきます。

ある程度刺激できたら前を向いてもらい、最初に左右の動きから行います。

できるのであれば、自分で腰椎に手を当てながら動かしていくといいと思います。

少しスタンスを広く(肩幅の2倍ぐらい)とって、この状態で軽く膝を曲げます。

まっすぐ高い姿勢を保ったまま、まずは今触っている部分から左右に動かしていきます。

このときに絶対に力まないようにしてください。

もし痛みがあるなら、痛みのない可動域を少し狭くしていきます。

でも痛みがあるからといって、多くの人は動かさない方がいいと思うかもしれません。

実は違います。

痛みがある場合は、痛みが出ない範囲で、少しでも動かしていくことがすごく大事になります。

何回か動かせたら、今度は向こうを向いて、その状態で今触ってる腰を使って前と後ろに、

少し反らしていきます。

首はそんなに反らなくても大丈夫です。

今、腰の下から少し動いてしまっているのでそうではなくて、

実際可動域自体はそんなに広くなくていいので、もう少し足膝曲げましょう。股関節からです。

そうすると自分の手の下で骨の間が少し広がっていくのがわかるはずです。

少し反らしていきましょう。

いいですね。それぐらいがいい感じです。

何回か繰り返して、腰椎だけを分離して別々に動かしていくことを練習していきます。

背骨というと全部繋がっているので、全部一緒に動かしがちですが、そうではなく、

腰椎だけで動きますよ、と腰椎の情報を脳に送ってあげます。

今度は左右にひねっていきます。

左右にひねるときには、前の手と後ろの手が同時に逆方向に動くようにイメージしましょう。

そうですね。

もしできるのであれば、骨盤はできるだけ動かさないようにします。

反対もひねってみてください。これも実際は広い可動域がそもそもないので、そんなに動きません。

しかし、その細かい動きに集中していくことが大事です。

次に、腰の骨は前にも話しましたが、カップリングモーションというものがあります。

簡単に言うと、骨が一番動きやすい動かし方のことです。

最初に左に倒し、自分の行けるところまで倒します。

腰椎の一番下、4番、5番あたりは、同じ方向の回転を加えてあげると動きが良くなります。

なので、左方向に少し回旋します。その状態で、もう少し左に対して倒していくと少し可動域が広がります。

まっすぐ戻ります。もう1回左に倒して、左回旋、左に倒す。

同じことを右でも行います。右に倒して、右回旋、右に倒す、まっすぐ戻る。

次に腰椎の上部1番2番3番です。

この場合は反対方向の回旋を加えてあげることで動きが良くなります。

なので、さっきよりも少し上の辺りを触りながら、左に少し倒して、反対方向の回線です。

右、もう少し左に倒す、まっすぐ戻す。もう1回左に倒していけるところまでいったら、

ストップして、右に回旋する、左に倒す、まっすぐ戻る。

同じように持って右に倒して、左にひねって、右に倒していく、真っ直ぐ戻る。

そうしたらこの動きを使って全部の可動域をまとめて動かしていきます。

まずは左に倒し、その状態で手はリラックスします。肩を前に落として、首も前に落とし、リラックス。

リラックスしたまま、前に円を描くようにして、反対まで戻ってくる。

肩を乗っけて頭を戻し、真横から戻ってくる。

同じように右に倒し、肩を落として首を落とし、目の前に円を描いて反対まで来たら、

肩を乗っけて頭乗っけて、真横から戻ってくる。

今度は後ろに行きます。後ろの場合は結構きついかもしれません。

自分の体の前で手を組んで、バランスを取りながらいきます。

左に倒し、少し膝を前に出すようにして、反りながら後ろに円を描いて、反対まできて真っ直ぐ戻る。

反対に倒して反りながら、後ろに円を描いて戻る。

この状態でちょっと歩き回ったり、少し動いてみたり、自分の体の感覚を感じてみてください。

腰の動きや、腰の張ってる感じはどうでしょうか。

ハ「お腹の方が軽くなった」

お腹が軽くなった感じです。

いろいろな反応があると思いますが、胴体の部分、その認識を脳に与えてあげて、

脳の方がもう一度認識してくれると、痛みや動きが良くなるなど、良い効果がたくさん得られるので

皆さんも試してみてください。

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この記事をかいた人

宮崎 ほくと

宮崎 ほくと

〜馬とはカラダで会話する〜究極の【人馬一体】を目指す現役JRA騎手。日本で様々なトレーニング・整体・ボディーワークを経験。自ら渡米し最新の脳神経学に基づくトレーニング理論を学ぶ。

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